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現在SACD:クラッセSACD2、PCオーディオ(USB専用):AyreQB9 です。
奥行き、左右の広がり、音場感を重視しています。
エソテリックDV50sでDVD中心に映像を楽しんでいます。
もう一台最近のCDプレイヤーの導入を検討しています。
そこで、DV50sはデジタル出力があるので、DAコンバータを加えて、グレードを上げたいと考えています。
エソテリックのトランスポートは元々評価が高いのでトランスポートとして使用します。
同機に”DAコンバータを加えることのメリット”はあるかなど、皆様のご意見いただければ幸いです。
SACD再生できませんが、SACD自体あまり所有していませんので問題ありません。
DAコンバータの候補ですが、”単体で100万円前後迄”でご推薦いただけないでしょうか。
最近の物にかかわらず”音の傾向”など含めご意見いただければ有難いです。
過去の機器であれば中古で探します。
また、DAコンバータの追加ではなく一体型のCDプレイヤーを購入したほうが無難というご意見もあろうかと思います。
あわせて、ご推薦いただければ幸いです。
価格は200万位以内でお願いします。
国内外を問いません。
音の傾向は、分析型、細かな音まで再生し、奥行き、左右の広がり、音場感を求めています。
低音より中高音域に魅力を感じます。

A 回答 (1件)

そのような Class の機器を御使用の方ならば「>同機に DAコンバータを加えることのメリット」とは「性能や音質の向上」ではなく「別の Approach から音の質感を変えること」に Merit があることを理解されていらっしゃると思います。



実際「>音の傾向は、分析型、細かな音まで再生し、奥行き、左右の広がり、音場感を求めています。低音より中高音域に魅力を感じます。」と仰るように「性能=音質」といった捉え方よりもより本質的な「音の質感」そのものに注目されていらっしゃるようですし・・・。

200 万円なんて値段には遠く及びませんが、私にとっては「いつか機会があったら是非とも聴いてみたい」と思っている DAC として

http://www.audiodesign.co.jp/DAC.htm

があります。

元々 France の JUNILAB 社より €1100 で発表された Kit Module である

http://tech.juaneda.com/en/projects/jundactwo.html

を製品化した €3200 の DAC なのですが、DA (Digital Audio) 入力信号の Zitter を 200psec 以下に抑える ZRM (Zitter Reduction Mechanism) 回路を持つ CLCS (Cirrus Logics Crystal Semiconductor) 社の CS8416 DA Receiver 出力を 24bit DA Code に乗せ直して Reclock し、24bit の Multi Bit DAC である TIBB (Texas Instruments Burr Brown) 社製 PCM1704 DAC を Non Over Sampling で Drive、I/V (電流/電圧) 変換回路も LPF (Low Pass Filter) も Ope'Amp' IC Chip を用いずに Discrete 構成としている DAC です。

CD (Compact Disc) 創生期からの Audio Mania の方ならば Bit Depth 型の PHILIPS Bit Stream Series や Bit Width 型の PANASONIC の MASH といった Single Bit DAC と PHILIPS TDA1541A Series のような Multi Bit DAC、両者の妥協案である HyBrid 構成で Over Samping 街道をひた走った BURR BROWN 社の DAC Chip 群間での音色傾向の相違を御存知かと思いますが、DENON AL (Alpha) Procesor Series のように積極的に Over Sampling を利用する方式が定石の Maker 製品に対して PHILIPS TDA1541A 開発陣を含む一部 Mania の間には Over Sampling 技法に対する Negative な見解から困難ながらも NOS (Mon Over Sampling) 方式を模索する人々がいるのも事実です。

また 2000 年以降は 32 倍以上の Over Sampling による 5bit 精度の Single Bit Processor を最上位 Bit を上位 Bit Proessor の最下位 Bit と重ね合わせることによって複数の Processor 間に於ける誤差を解消させ (5-1)bit × 6 Stage=24bit を処理させるといった Multi Stage Single Bit 型 HyBrid DAC とすることで「Multi Bit DAC は大音量域での解像感や迫力に勝るが弱音量域では粗がある、一方 Single Bit DAC は弱音量域では滑らかで精緻ながら大音領域では情報欠損とも感じられる Creamy に丸められた音になる」という従来の Single Bit VS Multi Bit での優劣論争に一定の解決が見られたのですが、それでも Multi Bit DAC の優位性を示す音色感を Multi Stage Single Bit DAC では達成し得なかったことから BURR BROWN 社を吸収した TIBB 社では製造 Cost か高額にならざるを得ない Full Multi Bit 24bit DAC Chip である PCM1704 を開発、その後の PCM1792 でも上位 6bit を 63 基の独立した Pulse Generator で構成させています。・・・ただし TIBB 社は様々な採用 Maker からの多彩な要望に添った多数の DAC Chip を開発供給する総合 Maker ですので、この方式が最も良いからこの方式一本に絞るという政策は採りません。

PHILIPS Bit Stream DAC の惨憺たる裏事情や節操の無い BURR BROWN HyBrid DAC 開発史から CLCS や TIBB に受け継がれた Multi Stage Single Bit DAC 開発史、再び節操もなく(笑) PCM1702/1704 を開発してみたり PCM1792 で頂点を極めたかと思えばとっとと 32bit の PCM3168 を開発してみたりといった業界話を紹介するととても 4000 字などでは済まなくなるのですが(笑)、それほどまでに DAC 部分には様々な Approach があって未だに正解と呼べるものがない状態なのです。

ESOTERIC DV50S はかつての PIONEER の Legato Link や今も続く DENON の AL 回路とも類似した RDOT (Rifined Digital Output Technology) 回路を付加して Over Samping 式 Multi Stage Single Bit 型 DAC である TIBB PCM1738 を Drive したものを Ope'Amp' IC の I/V 変換及び LPF を通して出力する構成になっており、Full 24bit Multi Bit DAC である TIBB PCM1704 を NOS Drive して Discrete 構成の I/V 変換及び LPF を介して出力する JUNLAB JUNDAC2 は DV50S とは全く異なる Approach で頂点の音を目指したものと言えます。

残念ながら私は未だに JUNLAB JUNDAC2 の音を聴いたことがないのですが、MARANTZ CD80 から CD95 を経て PM99SE に至るまで PHILIPS TDA1541AS1 DAC 一辺倒で、その DAC 機が生産されなくなってからは TIBB PCM1704 を採用した DENON DVD5000 を、今では TIBB PCM1792A を採用した DAC を愛用しているほどの Multi Bit DAC 派ですし、現在愛用している TIBB PCM1792A DAC の感触からは「やはり Ope'Amp' IC よりも Discrete の音の方が満足感が高いのではないか」と思っていますので JUNDAC JUNDAC2 には憧れてしまいます。

200 万円なんて遠く及ばない 25 万円の製品ですし、NOS の Pure Multi Bit DAC と Full Discrete 回路という 構成の音が御質問者さんの琴線に響くかどうか判りませんが、御参考までに(^_^;)・・・。
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この回答へのお礼

有難うございます。
ご紹介いただいたDAC、貸し出しもされているようなので検討してみます。

お礼日時:2013/09/09 23:29

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