プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

デジカメで撮った写真(JPEGファイル)の著作権は、カメラマンのものだと思います。では、ボイスレコーダーで録音した音声(waveファイル)の著作権は誰のものですか?録音環境を整えた人ですかね。

音楽演奏、詩の朗読、会議での発言、居間に仕掛けた盗聴器に入った家族団らん。

A 回答 (2件)

著作物の定義が、、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」なので、会議、居間での会話には著作権は発生しないでしょ。

    • good
    • 0

録音環境を整えるて録音物を作成したことによって,「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」としての付加価値が加われば,著作権が生じます。



作曲家Aさん作曲の楽曲を,演奏家Bさんが演奏して,録音技術者Cさんが録音したとします。

Aさんに曲自体の著作権を有します。

Bさんには演奏家として著作隣接権を有します。

Cさんには,その録音が,単なる記録ではなく,「思想又は感情を創作的に表現した」といえるような録音であるといえれば,録音された作品に対して著作権を有します。

音楽演奏については,生音と,録音物との違いをどのように表現するか,録音者の感性が入る余地があり,著作権が生じる可能性はあります。

詩の朗読も,場合によってはあるのでは。

会議での発言や,居間に仕掛けた盗聴器は,録音者による創作的付加価値はないのでは。

写真は,同じ被写体でも構図など撮影者の感性が入る余地が大きいですが,「思想又は感情を創作的に表現した」とはいえない,ありふれた構図の写真については,撮影者に著作権は生じないとも考えられています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さんきゅー

お礼日時:2013/09/23 16:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!