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(質問が長くてごめんなさい;)
私は今年度、30人弱規模の大学の合唱部の副学生指揮者にを務めることになった合唱部員(合唱歴3年)です。

今回伺いたいことは、ウォーミングアップの発声練習で、わが部では伝統的に「ロングトーン」というものをやっておりまして、これの意義についてです。
通常「ロングトーン」というと、楽器の練習でやる長い音(=ロングトーン)を出すの練習のことなんですが、うちの部の場合、「ロングトーン」=「軽く歯をかみ合わせて(力は入れないまま)上下の歯の間から息を『スーっ』と音を立てながら出す」練習なんです。
うるさいときに「しぃーっ!」とやるのと大差ありません。
ご指導頂いている先生によれば、「ロングトーンは歯の噛み合わせを、声帯に置き換えたもの=声帯を使わずに音が出せてブレスの練習が出来る」ということらしいのですが;

それを、拍をとりながら8拍、4拍、2拍、1拍、1拍に2回、1拍に3回(3連符)、1拍に4回、とやっていくのです。
お腹で息を押し出すので、1拍に4回とかになると腹筋を使う練習と瞬間的なブレスの練習にはなります。

次にロングトーンに声をのせて「あ」の母音で、やはり8拍、4拍……とやっていきます。
これらだけで、30分間の発声練習のうちの7~8分は使います。
その割りにメリットが見えてこないというか…
少なくとも、部員の役に立っている練習とは思えないのです。

ただでさえ少ない練習時間をこの「ロングトーン」に費やすのなら、その分、実際に声を出す練習に充当すべきかとも思っています。
実際、こういった「息出し」の練習ってやってるもんなんでしょうか?またその効果の程はどうでしょうか?
何か知っている方、ぜひ教えて下さい。

A 回答 (3件)

10年くらい合唱と声楽をやってます。


息出しの訓練としては、長めにゆっくり息を吐いて、吐ききった瞬間に横隔膜をふくらませて息を吸う、というのを2、3回。
あと、肋骨のあわせめ(横隔膜の付け根)を小刻みに動かす訓練を数回。
それくらいですね。
発声はだいたい20分くらいやっていますが、そのほとんどは、実際に声を出しています。
腹筋が使えなくてはならないのはもちろんですが、声を出すときにどのように息を使えばいいか、どこに声を響かせるのか、そういったことのほうが大切だと思います。
もちろん、指導者の先生によっていろいろな考え方はあるだろうと思いますが。
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この回答へのお礼

「長めにゆっくり息を吐いて、吐ききった瞬間に横隔膜をふくらませて息を吸う」練習は、同じようなことを私どももやっております。
息+音で声を作り上げてる点をよく考えて、プランを組み直してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/04/12 08:08

小学生、中学生を主に指導しています。


合唱の練習、発声練習にもちろん王道はありません。
でも、その先生の「息を出す練習」。同じことを私もよくやるので、思わず質問文を読んでしまいました。

私がその練習をさせているときの目当ては、「強い息を出させる意識作り。」少ししか息を吸わず、少ししか出さない人は、響きも迫力もなく、上手にまとめたような声の出し方しかできません。

ですから私がそれをやるときは、「かみ合わせたまま、全部吸った息を、できるだけ短時間で、吐ききってしまいなさい。」とやって、時間を計ります。早く息がなくなる人ほど、強く息を出しています。

次に、「同じ時間で、声を出しながら、吐ききってしまいなさい。」とやります。ところが、これがなかなか難しく、声帯で息を絞ってしまって、不必要にいつまでも声を出している人が多いのです。(つまり息が弱くしか出ていない。)それを克服するためにやらせています。

また、この「スー」の息を脳天にまで届かせることを意識すると、実際に声を出すときの、「声の当てどころ」を探すこともできます。

もう一つは、「スー」と息を出しながら、まっすぐ、同じスピードで息を出す練習(腹筋で支える)として位置づけるときもありますが、これは、時々しか行っておりません。

しかし、今まで述べたのは、私が指導している小学生、中学生用のメニューです。声の細い小中学生には有効なことが多いのですが、あなたたちの団員の声の質により、この練習が有効か無効かは決まってきます。

大学生で、経験者が多いのならば、発声練習は、本来ある程度をあらかじめ個人でしておくのが望ましく、全員で行う一定のメニューも、目的意識をもって行わないと、どんな発声練習も、まったくの無駄です。

あなたたちの発声の課題は、また、一人ひとりの発声の課題は、どこですか?発声練習で、いつもそれを克服しようと考えて行っていますか?

すべては、そこにかかっております。
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この回答へのお礼

私どもの合唱団は初心者が半分以上を占めています。「ロングトーン」では、songbookさんの練習とは逆で、「いかに息を長く出せるか」に重きが置かれてきたようです。
色々試してみた上で、何がベストかを見極めたいと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/04/12 08:15

詳しいことは、#1さん、#2さんが書かれているので、


一言だけ。

私が学生時代に所属していた合唱団は、やはりsの息のみと
その後「あ」の母音で、拍数を変えてロングトーンをやっ
ていました。
私個人は、sの息出しの時は同じスピード、同じ太さの息を
安定して出し続けるための練習だと理解していたように思
います。(母音の時よりも意識しやすいです)

ちなみに、社会人になってから入った合唱団では、このよ
うな習慣はありません。

ご参考まで。
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