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来年から原発燃料のウラン9,000トンが不足するそうですけど、どうするのですか?

今年で、アメリカの濃縮ウラン需要の約半分を供給している、ロシアの高濃縮ウラン500トンを向こう20年間にわたって買い取る「核兵器解体に伴う高濃縮ウランの処分に関する米国およびロシアの政府間合意」(HEU-LEU協定)が切れますが。


海外ウラン濃縮企業動向 - 日本原子力研究開発機構
http://www.jaea.go.jp/03/senryaku/topics/t13-1.pdf

(4) ロシアからの低濃縮ウラン輸入

ロシア核兵器解体高濃縮ウランの商業用軽水炉燃料としてのリサイクル

1993年2月18 日、米国政府とロシア政府の間で、ロシアの核兵器解体によって発生する高濃縮ウラン 500t(核弾頭 20,000 発)を、1993年から 2013 年まで の 20 年間で商業用軽水炉燃料の低濃縮ウランにロシアが希釈し、米国がそれを 購入販売する政府間協定(HEU-LEU協定)を締結した。

解体された核弾頭の高濃縮金属ウランは、SChE(JSC Siberian Group of Chemical Enterprise,Seversk(前 Tomsk-7))と MPA(The Mayak Production Asosociation,Ozersk)の施設で酸化物にされた後、PA ECP(JSC Production Association Electrochemical Plant,Krasnoyarsk)の施設で UF6 に転換される。

1995 年から低濃縮ウランの引き渡しが始まり、2012 年末で高濃縮ウランにし て 472.5t(低濃縮ウランで 13,603tU、天然ウラン換算で 188,992tU)が USEC に 引き渡された。

500t の高濃縮ウランは、天然ウラン量及び転換量に換算して約 15 万トン(2001 年からの供給量は年間約9,000tU)、濃縮役務量にして約92,000tSWU(2001年か らの供給量は年間約 5,500tSWU)であり、米国の 2001 年から 2011 年までの天 然ウラン及び濃縮役務の購入量の年間平均値と比較すると天然ウランについ ては約 42%、濃縮役務についても 42%を占め、米国市場に大きな影響を与えて いて、引いては世界市場にも少なからず影響を与えている。

特に、需要が生産量を上回っている天然ウラン市場では、2010 年の世界需要 63,875tU に対してウランの生産量は 54,670tU)で、不足分 9,205tU に匹敵する天然ウラン供給量に相 当し、世界の天然ウラン供給 2 次市場に大きな割合を占めている。

A 回答 (3件)

確か丸紅がウクライナで鉱床開発してたと思いますが。


どっちにしろ原発がほとんど稼働してないので、当面の燃料は問題ないでしょう。

ウランの場合市場が不足すればそれだけ鉱床の開発が進むだけですのであまり問題は起きないと思いますよ。
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 ウランも、他の天然資源や石油、天然ガスと同じく、需要供給のバランスで、生産量や価格が左右されます。



 ご指摘の情報は、旧ソ連の廃棄核兵器からの供給契約20年が終了するというだけで、それが即供給不足ということではないと思います。契約がさらに10年延長されるとか、旧ソ連からの供給がなくなった分、ウラン鉱山からの採掘量を増やすとか、対応策をとるだけの話でしょう。多少価格は上がるかもしれませんが。

 下記のWikipediaのように、オーストラリアやカザフスタン、南アフリカ、カナダといった政治的に安定しいる国が採掘しているので、極端な供給不足になることはないのではないかと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%84%B6% …


 また、ある程度のコストをかければ、ウランは海水中からほぼ無尽蔵に採取可能であることは、よく知られています。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20 …
http://www.gepr.org/ja/contents/20130729-01/
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再処理やプルサーマル、そしてもんじゅにまた税金をつぎ込む口実になるので、喜んでいるでしょう。

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