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はごろもフーズのシーチキンからヒスタミンが検出されました。

なぜシーチキンからヒスタミンが検出されたのでしょうか?

あと、ヒスタミンってどういう物質ですか?

A 回答 (2件)

ヒスタミンは、鯖やホタテ、牡蠣など、腐敗ではなくじんましんが出るタイプの食中毒の原因物質。

アレルギーを誘発するので蕁麻疹が出ます。

サンマやいわしなど青魚の足が速いというのは、腐りやすいのではなく、
白身魚より青魚(赤身魚)のほうが、回遊性が高く筋肉質で体内酵素のヒスチジンが多いため、魚を絞めた後にヒスチジンが合成するヒスタミンの増殖が早く、ヒスタミンは加熱しても分解されないので、早い時間で食中毒が発生しやすいのです。
そのために青魚の保存性を上げる調理法が酢絞めと干物。酢の酸と塩でヒスチジンの活性を止めます。

シーチキンはまぐろかかつおが原料であり、大型の赤身魚なので、すぐに絞めて冷凍しないとヒスタミンが増殖します。
魚の中でヒスタミン由来の食中毒が起こりやすいのは、カジキマグロとブリ。血抜きが甘い切り身を買って、家庭で長時間保存してしまい。食中毒が起こります。
ヒスタミンは加熱しても分解しないので、缶詰の生産過程で混入したのではなく、原材料の時点で保管上古い魚が混入したことになるので、
今回社会全体ではさほど問題は少ないのですが、アトピーなどで他の魚がダメで代用としてシーチキンを食べる人もいて、
アナフィラキシーショックで重篤な症状を引き起こし命の危険にさらされる危険性が無視できないので、回収騒ぎとなりました。

参考URL:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アナフィラキシーショックの患者が食べているのは知りませんでした。
それは重大ですね。

お礼日時:2013/10/14 20:28

捕獲したカツオマグロの体内に存在している酵素の働きによって微量に存在している



今回の事例は、種々の条件が重なって通常よりも高濃度のヒスタミンが生成されてそれが製品に含まれたので起きた現象じゃないのかな

暫く前の毒入り餃子のように外部から混入されたものではない

ヒスタミンによる食中毒に関してはこういう資料がある
http://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/34gou/34gou_ …
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