「平成」を感じるもの

皆さん、「つつある」の使い方で困っています。
例えば、「今、あの番組が放送しつつあります。」という例文は正しいですか。また、「つつある」の使い方はどうでしょうか。助かていただけませんでしょうか。

A 回答 (5件)

一般に動作の継続表現には「~ている」を用いますが、瞬間動詞の場合は結果の状態を表すに留まるため、そのような場合でも動作の進行形を付加する表現として「~つつある」が便利な表現法として、特に明治期以来の翻訳文化の担い手の一つを果してきたと言っても過言ではないでしょう。



<瞬間動詞&自動詞「が」>     
戸が開(あ)く→戸が開きつつある→戸が開いた→戸が開いている
(1)原形    (2)進行形       (3)結果     (4)結果の状態
<瞬間動詞&他動詞「を」>
戸を開ける→戸を開けつつある→戸を開けた
(1)原形    (2)進行形       (3)結果+(4)結果の状態

<継続動詞&自動詞「が」>
雨が降る→雨が降りつつある→雨が降った→雨が降っている
火が燃える→火が燃えつつある→火が燃えた→火が燃えている
(1)原形   (2)開始形       (3)結果    (4)結果の状態

<継続動詞&他動詞「を」>
火を燃やす→火を燃やしている→火を燃やした
本を読む→本を読んでいる→本を読んだ
失敗を笑う→失敗を笑っている→失敗を笑った
(1)原形    (2)進行形       (3)結果+(4)結果の状態

上記の例に見られるように、「~つつある」は瞬間動詞のような瞬間で変化する動きに対して、スローモーション効果によって、その開始形や進行形を付加する役割があります。
もともと進行形を持っている継続動詞でも、「~ている」が結果の状態を意味してしまう自動詞に限っては開始形として用いられます。
しかし、今回の例文のように「放送する」という継続動詞&他動詞の場合は「…を~ている」の形がより自然になります。
また、この場合において開始形を表すには「…を~し始める/し出す」の形がより自然でしょう。

番組を放送する→番組を放送し始める→番組を放送している→番組を放送した
(1)原形       (2)開始形        (3)進行形       (4)結果とその状態

戸を開ける→戸を開け出す→戸を開けつつある→戸を開けた→戸を開けている
                    (戸を開けている)
(1)原形    (2)開始形      (3)進行形    (4)結果     (5)結果の状態
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>今、あの番組が放送しつつあります.



間違いです。

今、あの番組が放送されつつあります。

こうすれは間違いにはなりません。状況としては、たとえばPM6時59分で、NHKのPM7時のニュース放送がオンエアの直前であり、アナウンサーがカメラの前に座った、というような状況でしょう。まだ放送は始まっていない、流動的な状態です。

>助かていただけませんでしょうか。

キーミスかもしれませんが、「助けていただけませんでしょうか。」は、間違いではありませんが、「教えていただけけませんか。」がこの場合は違和感がなく正しいです。
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現代語では動作が継続または進行中であることその意味を表す。


…つつあるの形をとることが多い「事態は改善されつつある」
質問者さんの例文ですと、「今あの番組が放送されつつあります.」また
「今あの番組を放送しつつあります・」です。
助詞の使い方を間違わなければそんなに難しくありません。
質問文の助かては助けてです。
外国の方?
つつ接続助詞です。
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「つつある」は何かが達成や終局にむかっている途中経過の状態です。


「放送しつつある」という場合もないではありませんが、その場合はまだ放送されてはおらず、放送に向けて状況が進んでいるという場合になると思います。
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番組の放送というのは、しているかしていないか明瞭に分かれる



「○○しつつある」というのは、徐々にその様子が明らかになる様子を表すので不適当

「日が暮れつつある」とか「遠くから群衆の怒号が迫りつつある」というように、1か0かというデジタルな情景ではない
アナログな世界を表すもの
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