
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
アンモニア(NH₃)は水酸化物イオンを含まないのに水溶液はアルカリ性。
中学校ではここには余り踏み込まないのですが、高校だと酸と塩基の反応として水溶液以外にも適用することを学びます。
ここは「水に溶けると」という言葉に注目して、
★水に溶けると、一部が解離して水素イオンを発生して酸性を示す
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と覚えてください。
具体的には
CO₂ + H₂O ・・・通常はこの状態大部分は二酸化炭素の状態で溶けている
ごく一部に水が付加して
CO₂ + H₂O ⇔ H₂CO₃
になる。
H₂CO₃ ⇔ H⁺ + HCO₃
さらにその一部は
HCO₃⁺ ⇔ H⁺ + CO₃²⁻
と解離してH⁺を発生します。
★高校では、酸とはH⁺を与える物、塩基とはH⁺を受け取る物と習いますから、整理されて
二酸化炭素と水の反応
CO₂ + H₂O ⇔ 2H⁺ + CO₃²⁻
CO₂は、H⁺を受け取る塩基
H₂Oは、H⁺を出す酸
炭酸の解離は
H₂CO₃ + H₂O ⇔ H₃O⁺ + HCO₃⁻
炭酸(HCO₃)は、H⁺を出す酸
水(H₂O)は、H⁺を受け取る塩基
となります。
⇒炭酸 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E9%85%B8 )
⇒酸と塩基(酸と塩基の強さ)( http://sekatsu-kagaku.sub.jp/acid-base.htm )
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