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昭和30年代の小学校で習った漢字で「魚」があります。当然サカナと発音すると思っていましたが、サカナでは無くウオと発音するとのこと。それまでウオという言葉を聴いたことが無かったので不思議な気がしました。「魚」書いてウオと発音するのは何故ですか?

A 回答 (5件)

 魚(さかな)はもともと酒の肴(さかな)からきています。


魚が酒の肴によくあうので魚をさかなと読むようになったわけです。
本来の読み方は「うお」と「ぎょ」です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>魚(さかな)はもともと酒の肴(さかな)からきています。魚が酒の肴によくあうので魚をさかなと読むようになったわけです。

納得です。

お礼日時:2014/02/10 12:24

もともと「魚」は音「ギョ」訓「うお」でした。

小学2年の教科書に訓「さかな」が追加されたのは平成元年からです。

1.経緯
昭和21年「学年別配当表」にて小学3年に漢字「魚」。
ただし読み(音「ギョ」訓「うお」)は小学2年。

昭和23年の当用漢字音訓表にて、音「ギョ」訓「うお」。

昭和48年の改定で、訓「さかな」を追加。
昭和52年の改定で、小学2年に変更。音「ギョ」訓「うお」のまま。
平成元年の改定で、小学2年で訓「さかな」を追加。

参考:
・「漢字箱」の「当用漢字・常用漢字の音訓・学年の変遷」
http://www15.atpages.jp/sa2700v/tojo-all1.htm
・「Q5「魚(うお)」と「魚(さかな)」はどう読み分けるか」
http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/view.rbz?nd=1644 …

2.漢語・和語の交叉
音訓表で熟字訓として追加されている「雑魚(ざこ)」について、頭音は呉音「ザフ(ゾウ)」の変化形で慣用音「雑(ザツ)」+「魚(ゴ)」と見ることも可能ではないでしょうか。この場合、音訓表外である呉音「魚(ゴ)」とで「ザツゴ」が「ザコ」と転訛したイメージです。
「コチ」は「乞(コツ)魚(ヲ)」から、「フナ」は「鮒(フ)魚(ナ)」からと言うように、実はこの二例に限っては漢語同士の組み合わせではないかとの専門家の考察もあります。
参照:
藤堂明保「漢語と日本語」秀英出版(P230)

そうなると大和言葉の古語とされる「ヲ」(→イヲ・ウヲ)、「ナ」(酒(さか)ナ・山(やま)ナなどのナ)もまた、馬(ムマ→うま)梅(ムメ→うめ)という「ム→ウ」の交叉での漢語が和語に定着する流れがあったように思われます。肉(ニク)・毒(ドク)なども同様で、実は奈良朝初期の呉音あるいはそれより古い発音との交流・交叉の賜物なのかも知れません。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2014/02/10 12:26

 「さかな」は「酒菜」から出来た言葉だという説もあります。


それから、古くは「うを」を「いを」とも言いました。  
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2014/02/10 12:26

既に回答がある通り, もともと「魚」に「さかな」という音はありませんでした. 「うお」が本来の発音 (訓読み) です. ただ, 魚が酒のつまみとしてよく出されたので, 本来もっと広く「酒のつまみ」を意味する「さかな」とも呼ばれるようになったのです.



余談その1:
「肴」を「さかな」とよんでしまうと上のように「酒」という意味が含まれるので, 「酒の肴 (さかな)」というと実は「酒」が重複する.

余談その2:
「城」という字も, もともと「しろ」とは読まなかったらしいよ.
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2014/02/10 12:25

音読み訓読みでしょ。


別読みに「ぎょっ」というのもありますね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2014/02/10 12:23

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