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化学のヘスの法則と中和熱の質問です。

固体の水酸化ナトリウム2.20gを多量の希硫酸に加えた時の発熱量は、5.59KJであった。一方、同量の固体の水酸化ナトリウムを多量の水に溶解すると、うすい水酸化ナトリウムに水溶液となり、発熱量は、2.48KJであった。この水酸化ナトリウム水溶液と希硫酸が中和したときの発熱量をヘスの法則を用いて求めよ。
さらにこの発熱量から、酸と塩基が中和して水1molを生じる時の中和熱求めよ。

原子量 H=1.0、O=16.0、Na=23.0

という問題なのですが、
NaOH(固)をまず水に溶かし、(1)
その後、希硫酸を加えて中和したときの発熱量と(2)
NaOH(固)に希硫酸を加えて中和した時の発熱量は同じ(3)。

ヘスの法則より、
(1):NaOH(固)+aq+1/2H2SO4aq=NaOHaq+1/2H2SO4aq
(2):NaOHaq+1/2H2SO4aq=1/2Na2SO4aq+H2O
(3):NaOH(固)+aq+1/2H2SO4aq=1/2Na2SO4aq+H2O

(1)+(2)=(3)

と、解答には図がかいてあり、なんとか理解できるのですが、自分で書くとなるとどのようにして書いていいのかわかりません。
最初の文で水酸化ナトリウムに希硫酸をいれたときの・・・・
と書いてあるのにaqがつくのでしょうか。

このような問題の解き方を教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

詳細は添付のファイルを見てください。



1.水酸化ナトリウム=2.20g水溶液の中和発熱
 ●3.11 kJです。

2.酸と塩基の中和反応による水1モルの中和熱
 ● 102kJ/モルです。

3.aqの意味
 ● 「aqueous solution (水溶液)で」す。
    ~アクアの語源はラテン語で
     現在でも「アクラング]とか
     飲料製品の「アク●●●」のネーミングに使われています。


              ~ 市原市の住民より

PS.
Excelファイルを添付できいませんでした。

必要なら
ファイルをお届けします。

1 ヘスの法則

NaOH


NaOH + H2O


NaOH + H2SO4



X=5.59-2.48KJ3.11
=3.11 kJ

《ヘスの法則とは》
ヘスのほうそく【ヘスの法則 Hess’ law】 

反応熱の大きさは,その反応の初めの状態と終りの状態が定まれば,途中の道筋のいかんによらない,という熱化学上の重要な法則。
エネルギーが保存されることを主張する熱力学第1法則が確立する以前の1840年に,スイスのヘスGermain Henri Hessによって,実験的に見いだされたもので,〈総熱量保存の法則〉とも呼ばれる。
この法則により,熱量変化を含めた熱化学方程式の加算,減算が可能になり,直接測定の困難な反応熱を別の反応熱データを用いて算出することができる。



2 中和熱の算出
NaOHのモル質量:23+16+1=40
H2Oのモル質量;2+16=18

2モルのNaOHから2モルのH2Oが生成する
=> 1モルのNaOHから等1モルのH2Oが生成する
~ 2NaOH + H2SO4 => Na2SO4 + 2H2O

出題より2.20gのNaOHの中和熱は5.59kJであるから、
 ~ 1モルの酸とアルカリの中和熱をyKJ/モルとすると
2.20:40=5.59:y
従って
y=(40X5.59)/2.20101.6363636
=102 KJ/mol



3aqとは

aq
水溶液 (aqueous solution) のこと。 たとえば、NaClaqは塩化ナトリウム水溶液をあらわす。


●質問者が見らられたという図と対照しながら、御確認ください。


                    ~ 追伸


                               
                                              

この回答への補足

解答ありがとうございます。

102KJ/molというのは中和熱でいいのでしょうか・・・?
答えは、5.17×10^3 KJ/molになっているのですが・・・

図々しく申し訳ありません。
解答お願いします。

補足日時:2014/02/17 10:22
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