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Xが2桁の数の時に限って、X^3+Y^3=Z^3が成り立つ整数組があると仮定し次の様な証明方法を考えて、教授と呼ばれた方に見て頂いたら、まとめ方の稚拙さはともかく、(3)(4)の証明方法の間違いを指摘頂きました。改めて考えましたので訂正できたかどうか、下げて易しく添削指導お願いします。
設問
Xが2桁の数の時、X^3+Y^3=Z^3 が成り立つ自然数組があったと仮定する。(X<Y<Z とし X Y Z は正の整数とする。)
X Y Zのそれぞれ最上位桁の数を A a2 a1 それ以外の桁の数を B b2 b1 と置くと X Y Z は
X = A + B
Y = a2 + b2
Z = a1 + b1
( 例えば、X=45, Z=123, の時
X=A+B=40+5
Z=a1+b1=100+23 という表し方をする。)
と表す事ができる。そうすると、X^3 Y^3 Z^3 は
X^3 = A^3 +3A^2B + 3AB^2 + B^3
Y^3 = a2 ^3 +3a2^2 b 2 + 3a2b2^2 + b2^3
Z^3 = a1^3 +3a1^2b1 + 3a1b1^2 + b1^3
と表す事ができる。
X^3 + Y^3 = Z^3 を移項して X^3 = Z^3 -Y^3
と表すと、右辺を
a1^3 - a2^3 → A^3 と表しその時の過不足分を(±∆a)と表すと
イ) a1^3 - a2^3 = A^3 + (±∆a) となり、
b1^3-b2^3→B^3 と表しその時の過不足分を(±∆b)と表すと
ロ) b1^3-b2^3=B^3+(±∆b)
となる。そうすると
(3a1^2b1+3a1b1^2)-(3a2^2b2 +3a2b2^2) → (3A^2B +3AB^2)と表すと
イ) ロ)より(±∆a),(±∆b)の記号が逆に表されるので
ハ)(3a1^2b1+3a1b1^2)-(3a2^2b2+3a2b2^2)=(3A^2B+3AB^2)+(∓∆a)+(∓∆b) となる。
ここで (3A^2B+3AB^2) = W と表すと
右辺(Z^3‐Y^3) は
{A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b) }
となる。一方左辺 X^3は
X^3= A^3 +W +B^3 となる。そうすると
X^3= Z^3 ―Y^3 は
A^3+W+B^3 ={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b) } と表される。この時 X^3 = Z^3 - Y^3 が成り立つと仮定した時の成り立つ形は
(1) A^3+W={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}
(2) W+B^3 ={W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b)}
(3)W ={W+(∓∆a)+(∓∆b)}
(4)A^3≠{A^3+(±∆a)}かつ W≠{W+(∓∆a)+(∓∆b)} かつ B^3≠{B^3+(±∆b)}
の4つの形となる。これよりXが2桁の数の時,X^3+Y^3=Z^3 が成り立つかどうかは,(1)(2)(3)(4)を証明すれば良い事が分かる。
証明
(1)が成り立つと仮定した時
A^3+W={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)} を移項すると
A^3-A^3+W-W+(∓∆a)+(±∆a)= (∓∆b)
0= (∓∆b)
これより b1^3-b2^3=B^3が成り立つ事となる。これはXが1桁の数の時 X^3=Z^3-Y^3が成り立つ事であるので表-1より(表-1は省略します。)成り立つ所があるかどうか捜して見ると、成り立つ所がないのでこれより(1)の形で成り立つと仮定した事と矛盾するので、(1)の形で成り立つと仮定した事が間違いであることがわかる。
(2)が成り立つと仮定した時
W+B^3 = {W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b)}を移項すると
W-W+B^3-B^3+(±∆b)+(∓∆b) = (∓∆a)
0= (∓∆a)
これより a1^3 -a2^3 = A^3 が成り立つ事がわかる。ここでA^3, (a1^3-a2^3) の集合を考えて見ると
A^3の集合は
A^3=10^3 20^3 30^3 ~ 90^3
(a1^3-a2^3) の集合は(a1>a2の時)
20^3-10^3
30^3-20^3 30^3-10^3
40^3-30^3 40^3-20^3 40^3-10^3
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
----
----
----
100^3-90^3 ~ 100^3-10^3
----
----
となる。A^3 a1^3-a2^3 の双方に1/10をかけるとゼロを取る事ができるので 、これはXが1桁の数の時, X^3=Z^3-Y^3が成り立つ事と同じであるので表-1より成り立つ所があるかどうかを捜して見ると、成り立つ所がないのでこれより(2)の形で成り立つと仮定した事と矛盾するので、(2)の形で成り立つと仮定した事が間違いである事がわかる。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ANo.1へのコメントについてです。
お説の読み方はいろいろありましょうが、落第だという結論はどのみち同じことです。
> Xが2桁の数の時
それどころかX=1の時に限ったって、整数でのみ成立つ性質に注目しない限り、絶対に何も出ません。
No.1
- 回答日時:
質問
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7354481.html の方ですね。あの時と同じく、やたらに記号を増やしたって、それだけじゃ何も証明できません。
ことに、(∓Δa) とは一体何なのか、どこにも定義が書いてありませんね。でおおそらくこれは-(±Δa)を意味するおつもりなのでしょう。だったら、-(±Δa)と書きなされ。そうすれば見通しが良くなります。
すなわち、(∓Δa)と(∓∆b)は使わないでやってごらん、ということです。
たとえば、
> A^3+W+B^3 ={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b) } と表される。
というところで、(∓∆a)を-(±∆a), (∓∆b)を-(±∆b)と書き直せばこの式は
A^3+W+B^3 ={A^3+(±∆a)}+{W-(±∆a)-(±∆b)}+{B^3+(±∆b) }
である。右辺の括弧を外してみれば
A^3+W+B^3 = A^3+W+B^3 …★
という自明の恒等式です。しかも、これはA, B, W, (∓∆a), (±∆b)が一体何であるかとはまるで無関係に成立つ。なので式★は無意味な式です。
また、式(1)で(どこからこの式が出てきたのかという事とは関係なく)(∓Δa)と(∓∆b)を使うのをやめれば
(1)A^3+W={A^3+(±∆a)}+{W-(±∆a)-(±∆b)}
となりますね。右辺の括弧を外し、移項して整理すると、
(1) (±∆b) = 0
ということです。式(2)(3)(4)も同様にやると、
(2)(±∆a)=0
(3)(±∆a)+(±∆b) = 0
(4)(±∆a)≠0かつ (±∆a)+(±∆b)≠ 0 かつ (±∆b) ≠ 0
です。
これらを眺めてすぐ分かることは「もし(1)と(2)が満たされているとすると、(3)は常に満たされ、(4)は決して満たされない」ということ。つまり「(1)(2)(3)(4)が全て満たされることは絶対ない」と分かります。しかもこれは「(±∆a)や(±∆b)は一体何のことか」ということとは全く無関係に言える結論である。なので、「X^3 = Z^3 - Y^3」という話とも、もちろん全く無関係です。
ですから、(1)(2)(3)(4)を幾らいじくってみても「X^3 = Z^3 - Y^3 が成り立つか?」という話とは全然関係ないんですよ。
そもそも、ご質問に出て来るあらゆる式は、お書きのあらゆる変数(XだのWだのa1だの(±∆a)だの)が実数の場合にも成立つような式ばかりです。そういう式だけをいくらいじくっても、「X^3 = Z^3 - Y^3 となる整数X,Y,Zがあるか」という話には絶対に繋がりません。なぜなら、「X^3 = Z^3 - Y^3となる実数X,Y,Z」なら幾らでもあるからです。(これは前のご質問の時にも指摘したんだけどね。)
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