遅刻の「言い訳」選手権

自衛隊を国防軍にするって話が出た時に、徴兵制度が始まるって話も出ました。
その時に、徴兵制は始まらないって否定する人達で、理由として、今の武器は取り扱いが難しいから、無理に集めた人達には覚えられない、と上げているのを数人見ました。

ハイテク化され取り扱いの難しい物もあると思いますが、銃火器なんかは、そんなに難しいのかな?と思います。
戦争が喫緊の問題でないであろうスイスは徴兵制だし、具体的にどんな物かは知りませんがアメリカの州兵は職業軍人ではありません。

なので、武器の取り扱いが難しいさを徴兵制が始まらない理由にするのは無理がある気がしました。
ピンキリだと思いますが、現代の武器の取り扱いは難しいですか?

A 回答 (3件)

>現代の武器の取り扱いは難しいですか?



小銃は難しくありません。多分素人を招集しても、射撃の仕方、整備の仕方を教えて3週間程度の訓練でOKです。グレネードランチャの操作を教えるかどうか、多分教えないでしょう。恐らく64式の教練になるでしょうが、他国のNATO弾の扱いを教えるか、、、、多分教えないでしょうね。やはり、64式の教練に3週間→歩兵(=普通化隊員)というのはあると思います。16歳から55歳ぐらいまでが対象でしょうね。

砲兵、戦車兵(当たり障りの無い自衛隊用語はありますが割愛)になると、三角関数が身に付いているとか、そんなことができない呼集兵は迷惑になります。
対地対艦支援戦闘機(まぁ、攻撃機のことです)とか戦闘機は徴兵したところでどうにもならないのはお分かりでしょう。

米国州兵は、州の独立軍であるという意識が強い、航空機操縦士も元々多いお国柄、アサルトライフル使用経験者も元々多いお国柄ですから、日本との比較には適しません。スイスとの比較は適当でしょうけど。

>なので、武器の取り扱いが難しいさを徴兵制が始まらない理由にするのは無理がある気がしました。

徴兵は、歩兵以外には使いようがないのです。もちろん、日本が他国を占領し刑務所や捕虜収容所を作ったならば、そこの警備兵としての流用は可能です。

でも、近代戦で求められる歩兵というのは先遣を担う特殊部隊であったり、終戦後の警備兵だったりするわけで、終戦後の警備は民間軍事会社にお任せすれば良いことなんです。彼らが死のうとも、自国民ではないので、厭戦感は盛り上がりませんしね。

と言うわけで、現代戦では徴収による兵は、ほとんど求められてはいません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

州兵は、検索したらイラク戦争へ派遣されて後方で活動だったけど苦労した話とかを見たので、武装した消防団的なイメージがあります。
武器の扱いを身に付けられれば、戦地に送らなくても手薄になった本土の防衛のための予備役として考えられる気がしますが、そういう事態にはなりませんね。

お礼日時:2014/06/23 21:04

徴兵して、どれぐらいの期間を訓練に当てられるかです。


希望して入隊し、やる気のある人で5ヶ月から6ヶ月ぐらいはかかります。
それでようやく一番レベルの低いところに乗っかります。
通信整備などになると、3年ぐらい教育を受けます。
それだけやっても、その仕事の出発点にたどり着いたところでしかありません。

徴兵されて嫌々な人だと、なかなかレベルも上がりませんし。

武器、通信機などはデジタル化が進んでいますから、操作を間違えると使えません。

使い方を間違えて、使えないだけなら構いませんが、そこを突破されることが続くと、まあ、負けますよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

スイスの徴兵期間は予想してたのより、ずっと短かったです。
これで予備役として基礎的な能力が身に付くなら、重火器の扱いは、そんなに難しくないのか?とも思います。

お礼日時:2014/06/23 21:16

歩兵の個人基本装備だけ見れば確かにシンプルかつ高性能で、昔のものより扱いやすいものに進化しています。

ハイテク兵器も自動化が進みより簡単な操作体系を目指しています。
しかし歩兵の役割が昔以上に高まっています。昔のように徴兵して銃を持たせてはい突撃!という簡単な作戦では全滅しかねない時代です。情報にあわせて複雑な作戦行動をとる必要があります。
戦車一台を相手にするにも昔は大口径ライフルで済んでいましたが、今では携行ミサイル1発17kgお値段2500万円がいる時代です。また航空機もゼロ戦の頃より圧倒的に速く複雑な操縦が必要です。艦艇にしても今や銃座一つに10人も要らない変わりにハイテク化しています。
取り扱いが難しいからというより高価な兵器を預けられないというのが本音でしょう。

さらに軍隊はノウハウの塊です。兵器の詳細技術にしても戦術研究にしても10年掛けて作ったものが敵に知られて2年後には陳腐化なんてことも有り得ます。徴兵しない理由はこちらの方が大きい気もします。

ただし徴兵にもメリットはあります。予備役扱いとして徴兵することで戦時の教練時間の短縮につながり即応性があがります。また自衛や避難行動の強化になり戦力を敵殲滅に集中できます。
スイスは海軍が無く徴兵制があっても職業軍人もいて焦土作戦前提・・・と日本の徴兵論争とは合わないのですが凝り固まった徴兵制の運用イメージを変える機会にはなると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

重火器が扱える様になっても運用方法が難しいんでしょうか。

お礼日時:2014/06/23 20:53

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