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広葉樹の丸太があります。
これを板材に加工したいのですが、広葉樹でもアク抜きはした方がいいのでしょうか?
板に加工したあとでアク抜きはできないのでしょうか?

また、花梨などの木はアクや蜜といったものによって独特の模様になっているのでしょうか?
その場合はアク抜きはむしろしないほうがいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

>反り修正を何度かに分けるのはひび割れへの対策



アク抜きのひとつに水に漬け込むというのがあります。
乾燥を即すのにも強制的に水を吸わせてその後乾燥工程という方法もあります。

割れ対策かというと、水に漬け込むというアク抜き方法が乾燥促進手段に重複するという事です。
その手段の場合アク抜き工程を何度か行う必要のある樹種、素性のものもあるという事で、何回やらなければならないという決まりはありません。
(この辺はうちの親の持つ迂闊に口外したくない技術なので追及はご勘弁を)

そして主に堅木は乾燥とともに反りが出るケースが多く、修正して乾燥をさせるとまた反ります。
本来ですとここに書く「修正」は「板挽きのやり直し」つまり製材をやり直す事です。
36mmに仕上げたいものをはじめに45mmに挽き、乾燥させ反った部分を修正するのにのに41mmとかに挽きなおし再び乾燥反りを取るのに38mmに挽きなおすとかです。
(人によって、または材料の大きさによっては電動カンナで修正します)

反り(クセ)が強い木だと当然もっと厚く挽いてスタートしないといけない事も考えられます。
製材所の職工が丸太を見極められれば一番反らない場所で挽いてもらえます。
丸太を見れない職工だと運の比率が高くなるので、厚めに挽いた方が良いかもしれません。
(木の素性によっては乾燥工程で全く反りが出ずに、もっと薄く挽けば一枚余分に取れたのに、となる場合もあります)

製材所にて管理・保管して、乾燥・修正工程を行うのが楽で良いですが、自宅などに保管場所があり運搬が容易であればその都度製材所に持ち込んでは引き上げるという事になります。

それから先の質問のNo.1の方が少し書かれている木目の事ですが、柾目と板目のどちらに挽いておくかは使い道が決まっていないと残念な結果になりますので、柾目が良いのか板目が良いのかも考えて挽きましょう。
解らない場合は「何に使うからどう挽いたら良いか」と職工と相談を。
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この回答へのお礼

堅木は反りやすいのですね。
なるべく厚く取って反りに備えたいです。
板の切り方については丸太の直径が40~50センチ程度ですので芯を通した真ん中を使うことになりそうです。
柾目に近い芯材というのでしょうか・・・?
製材所にも行ってみようと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/28 23:36

広葉樹でもアク抜きした方が良いでしょう。


広葉樹だからという理由でアク抜きをしない理由はないです。
広葉樹にも針葉樹にも色々な特徴のものがありますので。

堅木でもアクは出ますし、抜いたら模様が鈍るという事も無い事もないですが、
夏目部分の色がより薄くなる事で木目がはっきりするという効果も出てきます。

>板に加工したあとで

「加工」の意味によって大きく変わってきますが、
「概要的寸法の板にして」ならば、むしろその方がアクの抜けが効率的で当然
乾燥も早い。
「仕上げレベルの寸法まで加工」だと、アク抜きは=「濡れる・蒸れる」なので
反りが出るので、好ましくない程変形すると修正できなくなります。

「アク抜き終了」は「反り取り終了(妥協)」以降には成らないので、アクを
抜いて(抜きながら)反りを修正して行き、加工寸法手前まで持っていく事に
なります。
(ツゲ櫛のような期間・工程を経ればほぼ反りは収まりますが、それはそれと
いう事で)

粗引きなら木の素性や長さにもよりますが、希望寸の二割厚く挽いておく方が
良いでしょう。
1尺×1寸2分に仕上げるなら、幅は面付のまま厚みを1寸5分で挽いておくとか。
粗挽き>アク抜き>乾燥>反り修正>アク抜き>乾燥>反り修正>乾燥>反り
修正兼寸法出し

アクの抜き方、反りの取り方、乾燥のさせ方色々方法があるので説明省きますが、
こんな感じでお解かりになるでしょうか?
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この回答へのお礼

丸太のままより切り出した方がアク抜きと乾燥は速いのですね。
反ることを念頭に仕上げ寸法より大き目に切り出そうと思います。
反り修正を何度かに分けるのはひび割れへの対策なのでしょうか?
回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/26 01:15

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