いちばん失敗した人決定戦

私がどうしてもわからないのが「輪廻転生」です。「輪廻転生」とはどのようなことを言うのでしょうか?

ブッダの生きた時代はバラモン教が主流であり「輪廻転生」は当たり前の概念だそうですが、ブッダは「輪廻転生」について何か述べたのでしょうか? 述べなかったでしょうか?
ある本には、悟りを開いて「輪廻転生」のループから脱するのがブッダの教えであるとも書いてあります。普通、日本で「輪廻転生」と言うと、肉体と魂は別々で、肉体は滅びても、魂はまた別の肉体で生まれ変わるというような事ですよね。

ブッダは人間が生まれ変わるというようなことや、魂と霊魂とか・・・は、しょせん事実関係が証明できないことだから、そのままにしておきなさい!と教えています。
また、自分と言うものに実体はない?と言うことも述べています。自分に実体がなく存在していないなら生まれ変わることもないはずです。

つまり「輪廻転生」とブッダの教えはどう考えても容認し合えない思想かと思います。
それとも、バラモン教の「輪廻転生」とブッダの「輪廻転生」は全然別物なのでしょうか?

A 回答 (12件中11~12件)

本来の佛教は生者の為の教義であって、そもそも死後の取り扱いはしていません。



簡単に言えば「生老病死」に代表される苦しみからの解放を説いています。

あくまでも生きている者に対する哲学なので、すがる神の存在も佛教にはありません。

偶像崇拝も禁止されていました。

これらが時の流れの中で、伝わる内に変化していったのが、現在の佛教です。


輪廻転生の根源的な生まれ変わりの発想は、インドだけに限りませんが、元々の死生観に根付いた物です。(メソポタミア文明等、生まれ変わり等の死後の思想は極端に少ないか、見つからない地域もあります)

ですので伝承されていく中で、普通に取り込んで行ったモノだと考えられます。

そもそも佛教とバラモン教の輪廻転生と言うより、教義が古代の初期のままで残っていないだけだと言う方が、より正確ではないでしょうか。
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『ある本には、悟りを開いて「輪廻転生」のループから脱するのがブッダの教えである』



そのようなことを書いた本がありましたでしょうか?

『ブッダは人間が生まれ変わるというようなことや、魂と霊魂とか・・・は、しょせん事実関係が証明できないことだから、そのままにしておきなさい!と教えています。』

このようなことを記した文献がありますでしょうか?

それぞれの文献が異なり、著者や時代が異なるならば、認識の相違が存在することや、ブッダの時代よりもはるか後に生じた宗派の違いによる解釈の違いかもしれませんから。
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