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相談援助の技術にはいろいろあります。例えば診断主義アプローチ、生活モデルなど20ほどあるでしょう。

でも、これらを発明した人に日本人はいません。他の科学分野では北里柴三郎博士や高峰譲吉博士など日本人の偉人はたくさんおられます。どうして、相談援助技術の発明には日本人はいないのですか?

A 回答 (1件)

面白い質問だと思いました。



 私見ですが、

1、ソーシャルワークの歴史があまりにも浅いこと。リッチモンドの社会診断が出たのが、1917年でることを考えると、まだ100年の歴史です。上手い例が思いつきませんが、西洋生まれ(ざるを得なかった)のソーシャルワークが、日本で制度として(すなわち権利として)導入されたのが、戦後であることを考えると、まだ時間が短すぎるのではないでしょうか?

2、西洋では診断学派と機能学派の論争のような論争は、大学で明確に区別されていたと聞いています。日本では孝橋-岡村論争をはじめいくつかの社会福祉学論争が繰り広げられましたが、いずれも学者個人に対する論争でそれも主にイデオロギー論争になり、技法よりも、そちらに主眼が置かれたためではないでしょうか?

3、しかし、日本でも精神療法として森田療法などいくつかの精神療法が開発されていますので、そうした分野に詳しいソーシャルワーカーは、独自の技法を編みだしている可能性もあります。

私自身、ロールプレーですが、同じ課題のクライエントに、技法を変えて面接するということを試みたことがありますが、慣れていないのは、非常に難しいと思いました。
しかし、全てはクライエントのためです。いろいろお調べくださり、ぜひ実践で生かして下さい。
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この回答へのお礼

私見どころか、大変的確なお答えだと思いました。このソーシャルワークの理論は大変わかりにくいので、引き続き別質問を立てますので、またよろしく祖指導ください。

お礼日時:2014/07/17 14:58

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