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武道に関して全くのど素人です。

武道では膝を抜くという動作がありますが、どのような時に何の目的で抜くのでしょうか?
また、膝を柔軟性を高めるトレーニングはあるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

これがテニスに応用できるか分かりませんが…^^;


空手でいう「居着く」とは静の状態ですよね。動き出すには静から動に切替えないといけない。その切替えが早ければ反応速度も早くなると言うことに成ります。
テニスの場合、サーブを受ける側(身体を左右に揺らす状況)は軸を小刻みに動かす事で「動から動」の切替えをしていると思います。
あの動きは左右の動きに対する構えで相手のサーブにタイミング合わせ動から動の切替えを行う。例えば右に移動する場合、右足を抜き右側に重心が移動すると同時に左足は前に出ます。この時に左足は地面を蹴る動きはないと思います。
移動する段階で左足が地面を蹴る動きを作るとすれば、右に重心は移動せず、一旦左に重心を置き蹴る動作で右に移行する形になり、反応速度は遅くなるものと考えられます。
此処で「右足を抜く」は膝関節の力を抜くと言う事です。右の膝関節の力を抜けば右側面に倒れる状況が発生します。(重力を利用する)この状況で左足を移動すれば無駄のないスムーズ動きになると思います。この時も左右の足を揃えず右足を少し引いた状態ならさらに左足の通り道ができ、スムーズな移動が行えるのでは無いかと思います。
膝関節を柔らかく使う事を意識すればスムーズに移動する事も可能です。空手においても一本の線を描き斜めに線を足し(魚の骨の形)で前後左右、又足位置に交差などで重心の移動、足の切替えなどの研究と稽古をしています。
腰の高さは低くした方が移動しやすいと思います。テニスの場合、切り替えしで上体の反転等がありますので、地面を蹴る動きも出て来ると思いますがその場合は上に蹴る動き(ジャンプ)では腰が高くなり次の動きがギクシャクしますので反対の膝の力を抜き横に蹴る意識で素早く移動できれば反応速度も上がると思います。

空手も元来この動きが在り、特に琉球古武術でも膝関節の力の強弱を意識するのです。
構えはその時々で変化します。リラックスした状態こそ動きやすい状態です。緊張すると腰が上がります。腰を落し、スムーズに動ける重心位置、踏み込み等は研究して見てください。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
私はテニス暦は長いだけでまだ未熟者です。
テニス雑誌を見て参考にしているのですが、何か物足りない感があり、つまり基本的な体捌きが出来ていないのでは疑問がありました。
3年前あたりから武道関係の書籍を参考にし、日本人古来の動きや考えがあるのでは思いつつ月日が経って行きました。ただ本では中々理解できなく消化不良でした。
今回この様な形で自分の疑問を明快にご回答下さったことに感謝いたします。
tikaさん書かれた内容が今日明日にできる訳でないことは自分の才能見れば分りますが、その内容を噛み締め日々の研究にとり組んで行きます。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/26 14:26

#補足を受けて。


そういうことなら既にご存じかともしれませんが、
甲野善紀さんが、よく研究されています。
この方は古武術の体の捌きを現代のスポーツに応用しようと実践をしている方です。
著書に古武術を応用したバスケットボールでの躰の使い方を解説した本の他、
そういった動きの原理を説明した本もありますので、
読んでみてはいかがでしょうか。

参考URL:http://www.shouseikan.com/
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
甲野善紀さんについては、HPや本購入(稽古の日々から)とか立ち読みをして以前から注目していました。
しかし、エッセイ風の感じが多く、動きの原理を分り易く解説している本に巡り合えませんでした。
再度、探してみます。

お礼日時:2004/05/26 13:59

う~ん^^; 補足に対する回答になりますが…


先ず、「居着く」=直ぐに動けない状況。つまり、2挙動、3挙動の動作が必要な状況を「居着く」と表現します。
瞬間的に動く、武道において1挙動で動ける方が相手に悟られず優位性があります。
「居着く」=安定した状況(構え)であると言う事です。「居着かない状況」=不安定な状況(構え)です。
前方に倒れるように移動すれば1挙動で動けます。(腰からよろめくとは表現が違いますが)膝を曲げている場合、前方に倒れる状況寸前でキープし、初動の際に膝の力を抜けば前に倒れます。支えるように足が出ます。
これが「膝を抜く」「膝を柔らかく使う」と言う表現です。つまり、不安定な立ち方で、膝の力を抜けば前に倒れる状況を指しているのです。

「また武道いう動きの気配も出にくい感じもします。」相手に気配を感じさせないように「虚」を付くのが本来武道の教え「打とうとして打たない。打たないと見せかけて打つ」心の「居付き」も駆け引きとして存在します。

又、“力も生じない”=威力と言う事でしょうか?空手でいうと踏み込んだ足が地に付く前又は同時に拳は相手に届いていないと意味がありません。着地と同時に体重を拳に乗せていき腰で更に押し込んでいくので力は出ますし腰で付けばスピードにも乗ります。

又、移動と力(パワーを出す)は別物です。移動して瞬間的に力が出せる形になっていないといけません。これが、空手でいう“極め”です。

体の使い方、特に下半身使い方、つま先向き一つで力が入ったり、入らなかったりします。
力を出すには、足から腰そして腕に効果的に伝わるように連動させなければ思うようにでないと思います。

何か在れば補足ください。  (^^)    

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
なるほどそうだったのかと理解できました。特に「居着く」のアドバイスは秀逸ですね。

tikaさんの言葉に甘えさせて頂き少し補足質問をさせて下さい。
「居着かない状況」=不安定な状況(構え)とは具体的にどんな型なのでしょうか?
(足幅、つま先の角度、左右の足の位置(前後のズレ)、膝の角度、重心のポイント)
また、左右や後ろの動き時にも膝を抜くような所作はあるのでしょうか?

よろしかったらお願いします。

補足日時:2004/05/25 15:13
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意図がよくつかめませんが、「脱力」という点でお尋ねなら、特に移動の際という回答が正しいと思います。


逆に抜かないとギクシャクするし、スムーズに動けませんよ。
膝の柔軟性が剣道で問題になった試しはないのですが、
「柔らかく使え」等のアドバイスを勘違いされておられませんか?

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
確かに意図がつかめない質問で申し訳ありません。
以前、空手の本の内容に”武道ではいつでも自然に足(主に膝)の力を抜いて腰からよろめくように始動することが絶対条件”という言葉が私の頭の中でずっと引っかかっています。

私も下手ながらテニスをやっています。前へ出て打つ時には膝をグッと曲げ、伸ばして始動する感覚ですが、本とは逆なのです。踏ん張ってパワーを出すために地面を蹴っての作用を受け反作用で出力します。ワン・ツーの2テンポとなります。

仮に足、腰、頭が一本の軸とし、やや前傾していれば左右どちらかの膝を抜くと自然に体は前へ出て反対側の足がでます。この動きではワンテンポでの動作で瞬間的なスピードの速さや力みも生じません。また武道いう動きの気配も出にくい感じもします。

しかし、そのような理論が武道の場で実際にあるのかなぁというのが質問の意図です。

補足日時:2004/05/25 08:18
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相手の足に対する技(ヒールホールド、アンクルホールド、アキレス腱固め、膝十字固め等)から逃れる方法だと思います。



膝を柔軟性を高めるトレーニングについては知識がありません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
質問の仕方が悪かったみたいです。
空手・合気道・剣道などでお互いに立ち身の姿勢で構え、いざ攻撃・防御の姿勢に変化する瞬間に両膝あるいは、片膝の力を抜く事はあるのかを知りたいのです。
申し訳ありません。よろしくお願いします。

補足日時:2004/05/24 20:03
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