引っ越してからとくに、「小さい口径」のユニットが好きになっています。
大型の低音にはかなわないものの、歯切れの良さ、音の広がり。っという点で、
小型スピーカーに魅力を感じています。
その中でも、密閉箱や平面バッフルが非常に好きです。
なんというのか・・・低音を箱で加工していないような音が好きです。
ちょっと前まではクセのある音がいいと思いましたが、
どうも小口径の素直な音?が、音楽を楽しむのにいいのではないかと思うようになりました。
しかし、低音がある程度ないと、音楽を聴いていても物足りないのも事実です。
私の部屋では、平面バッフルのバッフル板を大きくすることはもう無理です。
しかし部屋の「壁」を利用すればいいのではないかと思いました。
奥行10cmにも満たない小さな密閉箱の中に10cmフルレンジを入れ、
壁に密着させて使用した場合、壁はバッフル板の代わりになるでしょうか。
壁を利用する以外に低音を増やす方法ってあるでしょうか。
箱を上手に響かせるようなスピーカーも作れませんし、
サブウーハーも私には難しいです・・・。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
>> ようするに、壁を利用しても低音感が増すけども、低音は伸びない。
っということですね。 //「伸びない」の趣旨が分かりませんが、単に聴感上の低音が増えるという訳ではなくて、物理現象として現実に低音の音圧が上がります。
ものすごく単純にいうと、つまり壁があらゆる周波数の音波を100%反射すると仮定すると、壁に密着させた場合、低音域が+6dB増強されます。壁と床(天井)なら+12dB、壁2つ(背面と右または左)と床(天井)なら+18dBです。
たとえば、無響室において、スピーカー単体で鳴らした場合と、背面に大きな板を密着させた場合とでは、これに近似した結果が得られるでしょう。どの帯域で影響があるかは、板の大きさによります。ただし、壁の場合は、その大きさが変わるということは部屋の大きさも変わる訳なので、より複雑です。
また、厚さ50cmのコンクリート壁ならともかく、石膏ボードや木材の壁の場合は壁自体が振動して、その後ろにエネルギーを逃がしてしまったり、内部損失によって消失させてしまうので、理屈通りではありません。
いずれにせよ、スピーカーのすぐ後ろに大きな壁を作れば、物理的に低音の音圧が上がります。音圧が上がるということは良く聞こえるようになるということなので、結果的に、より低い帯域まで聞こえやすくなる場合もあります(オーディオ的には、それを「低音が伸びる」と表現することもあります)。
この現象は、根本的には無限大バッフルと同じですが、「エンクロージャ方式としての」無限大バッフルとは観点というか、スポットを当てる部分が異なります。その意味で無限大バッフルの代わりにはならない、ということです。
一般的に、スピーカーの設計においては、そうした「周囲の環境による周波数特性の変化」を除外します。そうでないと、不確定要素が多すぎて設計できないからです。従って、一般に「スピーカーの周波数特性」というのは、無響室において、スピーカーの周囲に何も物体がない状態での特性を指します。だからこそ、一般的に、「スピーカーは壁から離しましょう」と言われる訳です。密着させると、設計時に想定されたよりも低音が強調されてしまうからです。
逆に、自作の場合、それを考慮に入れて設計することも不可能ではありません。ある程度の計算やシミュレーションと、あとはトライ&エラーになりますが、「密閉箱を壁に密着させて低音を補う」という前提で設計するのはアリでしょう。現実的には、容量の異なる密閉箱をいくつか試作して、聴感で決めていくことになるでしょう。
この回答への補足
再度の回答ありがとうございます。
低音が伸びるっとは「より低い音まで出る」っという意味でかきました。
わかりにくくて申し訳ありません。
スピーカーの後ろの壁を活かすにも、材質とかも関係あるんですね。耐火ボードみたいなものだとエネルギーが逃げてしまうかもしれないのですね。
あえて壁の使用を前提として設計すれば、そこそこバランスのいいものができる可能性はある。っということですね。
学校の教室に壁に密着したスピーカーがありましたよね。
あれも意図はしてないのでしょうけど、壁がいい具合に作用しているんですね。
No.8
- 回答日時:
はじめまして♪
小学4年生あたりから、スピーカーに興味を持って、大人に成った今でもスピーカー工作が趣味の一つ、と言う者です。
御質問文を拝読し、ご心情、痛いほど理解致します。
相対バランスで、低域増強とは逆に、中高域を抑える、という事はダメでしょうか???
私自身も小口径フルレンジスピーカーが好きですが、基本的に低域の量感をアキラメルか、小音量でよければ「低域増強」、結果的には中高域のレベルを抑える、という方向で妥協するしか無い、、と思っています。
サブウーファを追加すれば、どうしても低域の誇張感が多くて、、、という結果が大半。
ただ、MFB技術を高度に応用した、一部のサブウーファーなら、組み合わせ調整次第で、違和感が少ない、素直で良い低音感を補助出来る可能性が有るように思われます。
いろんな方向のアプローチが有ると思いますが、どの方向でも安易な実験では可能性の鱗片と、デメリットが多く感じられます、後は可能性を活かして、デメリットをどれだけ押さえ込んで、妥協できる範囲に落とし込めるか、、という事でしょう。
この回答への補足
VICTORやfostexのサブウーハーは考えはしたのですが、どうしてもサブウーハーを使いこなすテクニックに自信がないです。
私もコイルを入れて高音をなだらかにさげたりしていますが、確かにバランスがとれて大音量もうるさくなくきくことができます。しかし、歯切れがないように感じることもありますし難しいですよね。大音量の時に高音が伸び切らずにキンキンっと音がでることもありますよね。
それはわたしのコイルの数値が大きすぎるのでしょうか。
でも最近は、ツィーターをつけて音の歯切ればかり求めてしまっています・・・。ツィーターを足したほうが聴きやすいです。
正直、高音をさげたほうが、サブウーハーを加えたり、イコライザーで低音を上げるよりはバランスがとりやすいし自然に感じることは確かで、iBook-2001様のおっしゃっていることはとてもわかります。
壁で無理なら、やはり機械的に調整するしかないんですね。
この悩んでいる時間も楽しいですが、そろそろ引越しをして4ケ月立ちますので、ゆったりと音楽を聴く時間がほしいです・・・。
No.7
- 回答日時:
>奥行10cmにも満たない小さな密閉箱の中に10cmフルレンジを入れ、
>壁に密着させて使用した場合、壁はバッフル板の代わりになるでしょうか。
根本的に何か間違えていると思いますが・・
# 壁に穴を開けてスピーカーユニットを埋め込めば、文字通り壁バッフルになります。
他の方のいわれている通り、低音域を電気的に持ち上げてしまうのが一番良いと思います。
そもそもスピーカーユニットの低音域が、100Hzくらいから下が物理的にだだ下がりなのが物足りなさの原因なのですから、それを物理敵にだろうが電気的にだろうが持ち上げることは、悪いことではありません。
この回答への補足
ジョーダンワッツのスピーカーに奥行が10cmもないものがあります。JUNBOっというスピーカーです。
これをマランツ7とカンノの300B-SAで鳴らしている人がいるとオーディオショップでききました。
アンプが高級なわりに、スピーカーの値段がとても安いと思いました。でも、それをあえて使用しているっということは、そのスピーカーになにか魅力があるんだろうっという話になったのです。
だとしても、低音があまりにも不足しているんじゃない?っという話になりました。もっと他にスピーカーがありそうなもんだと思いました。
その時に店員さんが「壁にかければ低音がでるのかなぁ・・・」っと言ったので、私は「壁をバッフルかわりにすればいいのではないか?」っと思ってしまいました。
その発想がすでに間違ってるんでしょうか・・・。
ジョーダンワッツを使っている方は、音色に惚れただけで、低音に執着はないかもしれませんが・・・。
電気的に持ち上げるのは一番簡単だし早いし、正確ですよね。
やっぱりイコライザーに頼るのが一番なんですかね。
No.5
- 回答日時:
トンコントロル付きのプリアンプ作る。
低音&高音が強調出来る。
私は真空管アンプ作るていますが,遊び心で2Wアンプに8cmフルレンジの自作スピーカーで
トンコントロル付きプリアンプ自作で低音+にすると8Cmスピーカーと思えな位低音出ています。
この回答への補足
回答者様のような技術のある人は毎回羨ましく思います。
トーンコントロールやイコライザーを使うこと自体、私はあまり抵抗がないほうなので、イコライザーで低音を持ち上げたりはするのですが、300Hzから500Hz付近を持ち上げたら確かに音に厚みがでますし、ベースの音程も聴きやすくなります。
壁以外となると、どうしても機械側で補正するしかないのでしょうか。
ところで、8cmスピーカーを2ワットのアンプで鳴らしているのですか。
アンプもスピーカーも自作、しかもトンコン付。
「オンリーワンシステム」ですね!
まさに世界で一つですね。私の理想であり憧れです。
No.4
- 回答日時:
>> 奥行10cmにも満たない小さな密閉箱の中に10cmフルレンジを入れ、壁に密着させて使用した場合、壁はバッフル板の代わりになるでしょうか。
//壁はバッフルに類似した効果を発揮しますが、「無限大バッフル」とは異なります。単純に言えば、「バッフルが巨大な小型密閉箱」の動作に近くなります。
どのようなエンクロージャであっても(無限大バッフルと後面解放型は除く)、壁(や床、天井)に近接させると低音が増強されます。ドライバの全面から放出された音波に逃げ道がなくなるからです。これを意図的に絞り込んでラッパ状に成形すると、いわゆるホーンになります。高音は指向性が高いのでバッフル面積にあまり影響されませんが、低音は回り込みが大きいので影響が大きくなります。その結果、見かけ上の低音の能率が上がります。
無限大バッフルは現実的には末端が存在するため、そこでドライバの前後の音波が出会い、これらは逆相なので相互に打ち消し合います。反面、ドライバは自由空間に吊るされているのと同じなので、Fsはドライバの裸特性と一致します(厳密には若干変化しますが)。
一方、エンクロージャは、ドライバの前後の音波を遮断するものです。その最たる例が密閉箱で、後面を完全に囲い込んでしまう結果、打ち消し合いは起こらなくなっても、空気の動きが阻害されるのでFsが上昇します。
つまり、「密閉箱か無限大バッフルか」は「ドライバの前後における音波の回り込みをどう処理するか」という問題であるのに対して、「バッフル面積を大きくする」のは「前面(又は後面)の音波をどこまで逃がさないか」という問題です。無限大バッフルの場合は2つの事象が同時に起こり、現実問題としてはイコールですが、後面を密閉するのであれば別々に考える必要があります。
>> 壁を利用する以外に低音を増やす方法ってあるでしょうか。 //
・サブウーファーを利用する(自作するより市販品を使う方が高性能で楽)
・より大型のドライバを使う
・より振幅の大きなドライバを使う
・よりFsの低いドライバを使う
・エンクロージャを工夫する(バスレフの容量や共振周波数を最適化する、ダブルバスレフにするなど)
・イコライザで超ブーストする(アンプとスピーカーの定格を超える危険あり)
どうひっくり返っても「無い袖は振れない」ので、小口径で、密閉や無限大バッフルで、低音も出そうというのは無理です。
No.3
- 回答日時:
一度、バックロードホーンを試してみては?
この回答への補足
バックロードホーンですかやはり・・・。
じつは、長谷弘工業のMM171にFOSTEXのFE-166を入れて、つい最近ならしたのですが、全く低音が出てこなかったです。
部屋のどこで聴いても低音が聴こえず、すぐに手放すことになりました。アンプも非力な真空管アンプの他にも、業務用アンプでもためしましたがダメでした。
もっともっと大きなバックロードホーンならいいかもしれませんね。
No.2
- 回答日時:
この回答への補足
Yamahaのサブウーハーは持っているんです。
試聴して、一番自然と思われる小型サブウーハーを選びました。
しかし、どうやっても「テンポの速いジャズ」「ハードロック」を聴くと、低音の遅れや私には必要のない重低音がなるのが苦手です。
ホントにかすかにしかならしていなくても、重低音をどうしてもうまく調整できません。
本当なら1年くらいかけて追い込むべきかもしれませんね・・・。
No.1
- 回答日時:
>壁はバッフル板の代わりになるでしょうか。
ほぼ無理
>壁を利用する以外に低音を増やす方法ってあるでしょうか。
ロバスフィルターの組み合わせで、低域をブーストして、スピーカーに100Wぐらいかければ十分低音はでると思います。
ようは、出力の音圧を稼げばいいので、10Cmスピーカーで、容積が小さい為Foを計算して箱でdBを上げるなんて無理、なので密閉スピーカーで、ビックパワーで無理やり低音を出すしか無いです、10Cmスピーカーで重低音ですから能率は75dBとかになっちゃいますから、100Wで85dBのスピーカーなら10Wと同じ昔の95dBのスピーカーで考えれば1Wかけたのと同じですから、100Wだってそう大きな音では無いです。
そうでなければ振動スピーカーを使うしかないでしょう。
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E6% …
この回答への補足
私は、重低音っというほどの低音じゃなくて、レベルが下がっていても、80Hzがしっかり聴こえて、ギリギリ60Hzくらいまで聴きとれるくらいの低音がほしいとっ思っているんです・・・。それでも壁では無理があるでしょうか。
真空管アンプを使用しておりますので、できれば低音をブーストしたりとか、100Wを入れなくても、低音を出せる方法がないかなぁっと思ったんです。
質問内容の説明不足で申し訳ありません。
URLまで貼っていただきありがとうございます。
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