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道路が多くなってきたので将来(1億年?後)生物が進化して車輪を有する生物が登場する可能性はありますか?

A 回答 (10件)

 まず、「道路が多くなってきたので」という出発点を吟味する必要があると思います。

車輪がその威力を発揮するのは、そこそこ平滑で、そこそこ固い地面がある時だけです。地球上には、そのような地形がもともとほとんど無かったために、車輪生物は出現しなかった、と考えられています。
 では道路が増えた現在や、さらに増えるであろう未来はどうか? と考えがちですが、地表面のうち道路が占める面積は、非常にわずかなものでしょう。ですので、車輪を持つ生物が誕生する確率は、この観点からはほとんどゼロだと考えられます。
 もし、惑星誕生時点から数億年ものあいだ、平滑で固い地表面を持つような星があれば、車輪生物は誕生するかも知れません。

 次に、何をもって生物とするか?を考える必要があります。生物の定義は、現在でもなかなか明快な答えが無いのですが、「一定の構造を持つ」「代謝する」「自己複製をする」の3点が少なくとも必要とされています。
 将来、技術の発展によって、損傷があっても自分で材料を吸収して補修するような自動車が出来たとしましょう。また、材料を吸収して同じ構造の自動車を自律的に複製出来るとしましょう。理論的には、何とか出来そうな感じではあります。
 さて、このような自動車は「生物」でしょうか? 先ほどの3要件を満たすものを生物と言うなら、これは生物ですね。従って、人為的な「進化」によって、車輪生物が出来る可能性がある、という事になります。

 また、現在鞭毛を持っている生物が進化して、我々の目に見えるほどの車輪を持つに至るか?という可能性も考えるべきですが、それほどの大きさの車輪を持つには、現在の生物の構造を根本的に作り替えねばならず、おそらくは無理でしょう。つまり、現在の生物の進化系統樹をのばしていっても、その先に車輪生物は出現しなさそうです。
 もっとも、現在ある生物とは全く異種の系統を持つ生物が進化の過程で出現する可能性は常にあり、まったくゼロというわけではないでしょう。

 以上、簡単ですが考察してみました。大変面白い質問で、楽しませていただきました。ありがとうございます。
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この回答へのお礼

理論家ですねぇ。

お礼日時:2004/06/06 20:12

 細胞内という考え方ではもう持ってますが、現在の道路を走っているような乗り物のような車輪を持つ生物は生まれないでしょう。

なぜかというと乗り物の車輪は部品の複合体ですからね。生物だって細胞の複合体(多細胞)じゃないかという屁理屈はナシね。車輪のギアやらなんやらは消耗品で自己再生しないからね(使い捨て)。じゃ、髪とかも使い捨てやん。とかもナシね。舌足らずで説明できませんが、なんとなく解かって下さい。
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#5です。



思い出しました。現存の生物はみな車輪を持っています。それどころか道路も持っています。

ここ10年位で分かってきたことですが、細胞の中には細胞小器官というものがあります。それらの間でアミノ酸などの物質を運ぶ酵素があります。それらの酵素には車輪があり、そして小器官の間にはモノレールのような道路があるそうです。この道路を使って必要な物質を運んでいるのです。まあ分子サイズの話ではありますが。
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この回答へのお礼

お、新たな動きが!

お礼日時:2004/06/06 20:14

果たしてその車輪を有した生物は道路で何をするんでしょうかね?w


移動するのに使うんでしょうか?住むために使うんでしょうか?
そうだとしたら身を隠す障害物も無いだだっ広い空間は生き物にとっては大変危険な場所ですよね。
現に道路に生き物は住んでいません。
熊なんかノコノコ歩いたりしてますが車輪を使ってまで速く移動する必要は無いといった感じですし。
仮に人間以上に知能が高い生物が道路を使って速く移動する必要があっても、きっと車輪を使った乗り物に乗るでしょう。
間違っても自ら車輪にはならないでしょうね。

確かに車輪を持った生物は構造とか考えて不可能では無いと思いますよ。
ですが、あえてそう進化する必要性は無いのでしょう。
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もしかしたら鞭毛が車輪のように進化するかもしれませんね。

参考URLに鞭毛についての記述があります。
車輪ではありませんが、坂を転がって移動する生き物がいたような記憶があります。

参考URL:http://bunshi3.bio.nagoya-u.ac.jp/bunshi4/fla.html
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この回答へのお礼

細胞はハイテクなんだ。

お礼日時:2004/06/06 20:11

可能性はあります。

というよりすでにスクリューを持つ生物がいます。細菌には鞭毛を持つものが多いのですが、これらはスクリューとして機能しています。液体ではなく固体に対して力を伝達するのであれば車輪といっても良いでしょう。
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「誕生させちゃう」という可能性が・・・・



大いにあるんじゃないでしょうか?

50年後とか・・・・可能になってるっぽい。

地上生物で史上最速かも。


それと回転というと、つまりは「隙間」ですよね・・・
じゃあ単体だと難しそうですね、哺乳類サイズだと。
複数体ならいけそうです。

なんなら「中国のひと十人くらいが協力」すれば、現在すでに誕生可能なシロモノなんじゃないですかね?

冗談です、すいません。
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 昔車輪生物を扱った「ハイウェイ惑星」という作品がありましたがお読みになりましたでしょうか。


http://www.sf-fantasy.com/magazine/interview/010 …

 ここでは惑星の表面を覆う大きな道路が住民が死に絶えた後も自動修復機能によって道路としての機能を維持し続け、その上で何種類もの車輪生物が進化をとげるというお話だったと思います。

 実際はどうかというともしそのような環境が実現したとしても車輪生物の出現の可能性は少ないと思います。人間をはじめとするほとんどすべての生き物が物理的な力を発生させる機構は2種類のタンパク質に化学的エネルギーを与えることによって行われますが、基本は「縮む」という単純な運動をテコの原理と自由度の高い関節の作用で複雑な動きを可能にしています。今までの進化の歴史を考えると一億年やそこらでは難しいという個人的感想です。

 もっとも微生物の世界ではプロペラのようなナノメカニックを持ったものもいるようです。本川達夫著「ゾウの時間、ネズミの時間」によると環境の問題、エネルギー効率の問題、そして、回転する機構にどうやってエネルギーや物質の補充を行うのかの問題が障害となって車輪生物の出現は妨げられてきたということのようですので、平らな道路が何億年も維持されたとしても、そういう生物の進化は難しいということになります。

 現実には大陸移動や造山活動があるので、地表の一部分を一億年も固定することは不可能でしょう。
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この回答へのお礼

縮む、てこ、関節!それはびっくり!
その本は読みました。専門外の私にも面白く読ませる本でした。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/06 20:10

人はも空を簡単に飛べるように工夫してます。


将来は、車で走るなんて古くて空を飛ぶのがトレンドになるでしょう。
貴方流に考えると、翼が生えて飛べる生物が出てくるかと疑問が出ますね。
はい、鳥という生物が存在していることでしょう。
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すごい質問ですね~。

。。

仮に1億年後だとすると・・・道路なんていうものは使用されていないと思います。
もちろん、車輪なんてものも大昔の骨董品になっているのではないでしょうか?

もっと近い将来だと、生物の進化が追いつかないでしょうから、可能性は極めてゼロに近いと思いますよ。

ま、先のことはわかりませんけど・・・。
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