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11月下旬だからそろそろゼッキーノ・ドーロの季節なので、というわけでもないのですが
この歌に使われているイタリア語方言の意味が知りたくて質問いたしました。
www.youtube.com/watch?v=M3td6nD6eNk

まず初めに歌の情報を記載しておきます。
題名はそのものズバリ「Il dialetto」。2000年のイタリアの国際童謡音楽祭「第43回ゼッキーノ・ドーロ」の出場曲のひとつです。
【作者・歌唱者情報】
 作詞:トニー・マルトゥッチ、ジュリアーノ・タッデイ  
 作曲:ファジット(ジャンフランコ・ファザーノ)  
 歌唱:ルドヴィーカ・フェラーラ、ジュリオ・ジャンニ、アンナキアーラ・モンナ
【歌詞URL】http://www.wikitesti.com/Il_dialetto
      http://www.filastrocche.it/contenuti/il-dialetto/
【関連情報】https://it.wikipedia.org/wiki/Zecchino_d'Oro_2000

イタリア語の”標準語”の部分は分かりますし、固有名詞に関してはネットや辞書で調べればたいがい載っています。
でもそれ以外の言い回しや俚言のたぐいの大部分は辞書にも載っていませんし、ネットで調べるにもイタリア語初心者の私には解説がいまいち分かりません。そもそも検索しても(この歌の歌詞以外で)出てこない言葉すらあります。
子供向けと思って侮っていては太刀打ちできません。

以下の語彙がこの歌に出てくる方言・俚言なのですが、
私に分からないものや私が間違った意味に受け取っているものの意味を教えていただければ幸いです。
できればどのあたりで話されている方言なのかも教えてくださるとなお幸いです。
歌詞をご覧にならないと解釈不能なものもあるかもしれません。
・Ciumbia, sorbole, ostregheta
 これらは手元の辞書やネットに載っていました。「うっかり、たまたま」「驚いたなあ」「おやまあ」の意味と解釈しました。

・Urca, miezzeca, cerea
 これらも手元の辞書やネット検索から「すごいなあ」「こんちきしょう」「やあ、こんにちは」の意と推定しました。

・Mandi, ajò, Ce couse? C'aggia fa, cu fu, guagliò
 このへんからだんだん分からなくなってきます。
 「Ce couse?」は「Che cose?」と同義とみなしてよいんでしょうか。
 「guagliò」は、手元の辞書に「guaglione」という語がナポリ語で「少年、若者」の意とあり、ここから「男の子」という意味かと推測できますが、どんなもんでしょう。

・Sotto er ciel der cupolone…
 「er」は「il」かな?つまり定冠詞でしょうか。

・Nun ce sta pioù romoletto
 「pioù」は「più」の意味でしょうが、「romoletto」が不明です。里謡かなにかの形式のようですが。

・scighera、bagai、pulè
 このあたりは歌詞で意味を述べているのでわかります。「(ミラノ周辺の)濃霧」「男の子(複数)」「警察」ということです。

・Di mò su bel ragazzolo
 これが分かりません。「いい子に向かって『ディ・モ』(と言う)」という意味にとれますが、「di mò」の意味が分からないので。

・Bedda matri iddu fu.
 これも分かりません。歌の内容によればシチリア方言だということなのですが。

・Xe un boto
 ヴェネツィア方言らしいのですがこれも分かりません。直前に「quando è l'una」とあるので「もう遅い(時刻だ)よ」の意味かなとも思うのですが。検索したら「it's a boom」の意とありましたが、出典元がアンサイクロペディアなので当てになりません。

・Ma ghe semo nu ghe semo
・tses an bel cit
 歌詞の内容によるとそれぞれジェノヴァ方言、ピエモンテ方言のようですが、まるきり訳が分かりません。「semo」がどうやら「siamo」の意味らしいことが推定できる(といっても音の類似以外に根拠なし)ほかは、文法構造すら覚束ないんです。

・Uè paisà
 ナポリ方言らしいです。「paisà」は「同朋、同郷人」の意味と辞書にありましたので「やあ、同朋よ」の意味でよいのでしょうか。

A 回答 (1件)

へぇ~、こんな歌あるんだ!



分かるものだけ。(あまり当てにしないでくださいね)

Ciumbia(ミラノ)、Sorbole(ボローニャ)、Ostregheta(ヴェネト)、Urca(メッシーナ)、Miezzeca(シチリア)、Cerea(ピエモンテ)
・・・それぞれ不快や驚きの気持ちを表す間投詞です。「ちくしょう、くそっ」が近いです。
Mandi・・・フリウリ方言で「ようこそ!こんにちは!」
Ajò・・・サルデーニャ方言でAndiamo!
Ce couseは分かりませんが、Che cosaの予感。
C'aggia faはカンパーニア方言で、Cosa devo fare?「いらっしゃいませ、何いたしましょう」みたいな感じ。
Cu fu guagliò?はシチリア方言で、Chi è stato il ragazzo?
Sotto er ciel der cupolone・・・これはローマです。「(サンピエトロの)クーポラの空の下」
romolettoはローマを建設したRomoloの愛称みたいなものでしょうから、そこから類推してみてください。
次はメネギーノ(ミラノ弁)で、scighera(ミラノの霧)、bagai(少年…というよりも、糞ガキども)、pulèはpulaの複数だと思うのですが、sbirriのことです。
だんだん苦しくなってきます・・・
mòは、ローマ弁のadesso・ora
Bedda matriはシチリア語の「美しい母さん」、つまり、Madonnaと同じで「わあ!なんてこったぁ!」
xeはヴェネト語でèですから、アンサイクロペディア、当たっているかもしれません。
ジェノヴァ方言は、Ma ci siamo non ci siamoかと推理してみましたが、訳分かりません。
ピエモンテ方言は、E' una bella cittàだと思います。トリノ人なら、最後にnehを付けるでしょう(笑)
Uèは有名なナポリの間投詞。ローマではAò。
Uè paisà.で「のぉ、御同朋」とでも訳しましょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。今年も無事にゼッキーノ・ドーロが終わりました。(当方は関係者でもなんでもなくてただのファンですが)
いや~、「当てにしないで」とはおっしゃるものの、これだけ教えてくだされば当方にとっては御の字です。
いちいち標準イタリア語訳も付けてくださり、方言と標準イタリア語との比較もしやすくて助かります。
Sotto er ciel der cupoloneはローマなんですね。フィレンツェかな?ローマかな?でももしかしたらほかの場所かも…と全然見当が定まらなかったんです。

>ピエモンテ方言は、E' una bella cittàだと思います。トリノ人なら、最後にnehを付けるでしょう(笑)
確かに(^^)歌の中でも「Ne?」とつけています。正体はこれでしたか!
Uèは有名なんですか…覚えておかないと。またどこかでナポリ弁に出会わないとも限りません。
お世話になりました。

お礼日時:2014/11/30 16:45

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