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ギターを弾いている者です。
日ごろ家で練習するときは、いちおうアンプには繋ぎますがかなり小さくボリュームを絞っています。いろいろなヘッドホンアンプも試しましたが、どうも良い音がしないので、結局アンプで音を出しています。

ところが先日マンションの管理組合から、名指しではないのですが楽器の音を漏らさないよう配慮を云々、という回覧が回ってきました。
小さなマンションで、住人の他の人で楽器をやっているようなことも聞かないので、ほぼこれは字自分のことだと思われます。ボリュームを絞っているつもりでもけっこう音が漏れていたようです。

なので今のところはまたヘッドホン練習に戻っているのですが、このさい少しお金をかけて、部屋の防音も考えてみようかと思っています。
ただ、部屋に置く防音室なんてものすごい値段がするので、部屋の壁に吸音板のようなものを貼ってはどうか?と思うのですが、たとえばこういうもの
http://www.strider.biz/images/flex/booth.html
を部屋の壁と天井に貼り詰めれば、ある程度防音はできるものでしょうか?
もちろん床もゴムシートのようなものが必要でしょう。

そのような簡単な対策で、エレキギターのアンプの音は軽減できるかどうか、アドバイスをいただけますでしょうか。
なにぶん防音についは全く素人なもので、かなりトンチンカンな質問かもしれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



私も、普段はオーディオ方面に出没する者です。
建築士ではありませんが防音室や楽器店のホールの音響設計の経験があります。
マンションといっても多種(汗;)なので、一様には片付けられませんが、
遮音等級というのが建築学会にありまして、マンションのような集合住宅では、特級D-55/1級D-50/2級D-45/3級D-40というのが、隣との壁床の遮音レベルを表す等級になっています。
一般的鉄筋マンションではD-50が採用される事が多く、木造2階建てではD-40です。

そのD値も2KHz以上の高音での値で、中音・低音では遮音性能が低下し125Hzでは数値-25まで低下します。ギターの6弦E音は約82Hzですね。
説明に必要な3つの資料をリンクします。
遮音の性能
http://www.bouon-taisaku.com/learning/value-d.html
吸音材の特性
https://www.afgc.co.jp/business/knowledge/pro/so …
等ラウドネス曲線
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E3%83%A9% …

あなたの示されたリンク先も、吸音材ですので自分の部屋の音響には効果がありますが、遮音効果は殆どありません。
遮音等級で低音側の遮音特性が低下している理由は、遮音・吸音で低音域透過の低下を防げない。ということと人の耳が低音感度が悪い。という2点がマッチするからです。
ところが、人には骨伝導という音の伝わり方がありますし、音にも空気を伝わる音だけでなく、鉄筋コンクリートなど構造材を伝わる固体伝播があります。固体伝播の場合隣接住居だけでなく遠くまで伝わります。私のマンションはD-50ですが、外壁のタイルを修理した時、全館どの部屋でも煩く響いておりました。
固体伝播については、建築学会でも明確な基準が無かったと思います。

D-50の場合、直接の音の伝播は隣接住居に-50dBで伝わりますので、少し音量を落として80dBの出力であれば30dBの音量になって伝わる、このレベルでは生活騒音に消されるレベルです。
問題は、固体伝播です。ベッドに寝起きされていればまず問題にならないでしょうが、床に直接寝そべる和風の生活者には離れた部屋でも音が聞こえてしまいます。

発生側の対策としては、ギターアンプを直接床に置かないことです。振動を伝えにくい低反発素材のクッションなどの上にギターアンプを置くとか、座布団数枚を重ねるとか・・・
(ゴムシートも全然効果が無いわけじゃありませんが、ゴムシートが有効に働くにはかなりの重量物になるでしょう。地震対策用のウレタンジェルのほうがマシかも。ゴムシートやウレタンジェルは逆に特定周波数で共振を起こす可能性がありますので単独使用はお奨めしません。)
自分にとっても床振動がなくなるのでヘッドフォンの音に近づくのかもしれませんが。
それが不満なら、本格的な防音浮き床構造にリフォームしてもらうとかを考えてください。
一例:http://www.yamayuu.net/hpgen/HPB/entries/26.html
これで、稼げる低音防音特性は-10dB(人の感覚で三分の一)程度です。
それと、マンションとはいえ近所づきあいで普段のコミュニケーションをとっておく事も騒音クレームには欠かせないポイントだと思います。防音工事でも物理的な結果より工事をやってる様子を相手に見せる方が効果があります(汗;)。
よそ様の就寝時間だけでもヘッドフォンにするとか時間帯の配慮も必要ですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり吸音材を貼るだけでは、あまり対策になりそうにないですね。
おっしゃるようにうちは鉄筋コンクリートのマンションですので、隣近所にはそんなに聴こえていないと思ってましたが、管理組合から注意されたということは、やはり迷惑に思っていたお宅があったのでしょう。自分では音を控えていると思っていても、案外伝わるものなのですね。
どうやらヘッドホンでやるしか仕方ないような気がします・・・。
また、どうしてもアンプで音を出したいときは、置き方を考えてみようと思います。

お礼日時:2014/12/17 11:48

防音BOXを買えずに悶々としているおやじバンドのアマチュアギタリストです。


防音設備については詳しい回答があるので、別の観点から。
質問ではいつ弾いているのか不明ですが、夜間はやめましょう。防音性能の高いマンションでも、夜間は不思議に音が響きます。閑静な住宅街なら特にそうです。
壁の厚い防音性能の高いマンションなら二重サッシや防音カーテンなども効果はありますが、それでもアンプを鳴らすなら、明るいうちに、窓とカーテンは閉め切り、アンプの音は控え目にしましょう。どんなに暑くても窓は閉めっぱなしというのが、ギタリストの宿命です。
暗くなったらヘッドホンを。もちろん窓は閉めっぱなし。それでも深夜はボディ鳴りさえも響くので、遠慮すること。
たまには練習スタジオなどで思い切り大きな音も出してみて、その音を覚えておけば、小音量でもそれなりの弾き方ができるようになるとおもいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。たしかに鉄筋のマンションでもけっこう窓から音漏れするらしく、必ず窓は閉めてます。
スタジオはときどきというより、むしろ家よりスタジオに入ってるほうが多いのでそれは大丈夫なんですが、20曲ぐらい譜面渡されて来週リハだからよろしくとか言われたときは、家で必死で練習せざるを得ないので、昼間だろうが夜中だろうが弾いてます。
幸いうちは幹線道路沿いなので、夜中でもずっと車が走ってるため静まりかえることはないのが救いなのですが、さすがに「楽器の音漏れに配慮するように」とお達しが出てしまったので何か対策をせねばと・・・

自宅の防音ルームは、楽器をする人間にとっては夢ですよね。
自分もいつかは立派な自宅スタジオが欲しいものですが、今の収入ではたぶん一生無理かも(笑)

お礼日時:2014/12/16 23:47

はじめまして♪



普段は「オーディオ」カテゴリーでぶらぶらしている者です(^o^)

リンク先の製品は、なかなか良い物ですよ。
ただし、製品紹介に書かれている通り、
『防音材の一部である吸音材』
と明記しています。
(かなり、良心的ですねぇ。)

防音というのは、音を遮る「遮音」と、音の反射を減らす「吸音」を組み合わせるのです。

吸音は、室内の反射音を減らすが、外に漏れ出る音を遮る効果はほとんど持たない。

音を遮るには、固くて重い物が有効です、例えばコンクリート壁などが、新幹線とか後続道路等で、防音壁として活躍します。

ただ、このような固い物は、ソレ自体が振動してしまうと、反対側へ音を伝えてしまいやすい、という側面も持っています。

このため、20センチ厚のコンクリート壁よりは、5センチ厚のコンクリート壁を2重にし、間に空間を持たせる方が効果的です、(さらに、空間内に吸音材を用いると、より効果が高く成る。)

現実の、楽器練習用やカラオケ用等の防音設備でも、多層構造のパネルで、屋内にもう一つの部屋を造る、というモノが一般的です。

実用面では、石膏ボードやコンパネ、断熱材等にも使われるグラスウールなどで多層構造とするのが現実的でしょう。
床までフローティング構造とするのは、費用も大きく成りますので、文字通り、練習用のボックスとして考えた方が良さそうです。

さて、狭い箱の中ですと、音の反射、反響が強く鳴ります、この時に、リンク先の吸音素材を内面の一部に用いるのが、よりベターな利用方法です。

しかし、現実的な部分では、どんなに遮音性を高くし、漏れた音が小さく成ったとしても、一度深いに感じた人にとっては、聴こえて来るんじゃないか、という意識が強くなってしまい、大抵はどんなに音が小さく成っても苦情が収まらない、というケースがかなり多いようです。
(ピアノが、集合住宅タイプでは、ほとんど売れなく成った、というのも、コレが原因だと言われる。逆にヘッドホンで利用出来る電子ピアノなど、ドンドン進化しています。)

さらに、アンプで音を出さず、ヘッドホンでギター演奏していても、その音が問題となる、というケースもある。
(セミアコなら、結構な音が出ます、通常のEギターでも、直接音が大きめな物も有る。弦の振動がボディーに伝わり、ボディーが音を拡散する効果を持ちますので、、、、)

DIYリフォームでも、おそらく数十万は掛けませんと、十分な効果は得られなと思われます。
演奏可能な省スペースのボックスタイプなら、10万以下でも、それなりの効果が期待出来そうです。

オーディオファンの場合は、室内全部を考えなくちゃイケナイので、数十万から百万単位でのDIY、音響に詳しい設計士に頼んでより本格的にとなると、3百万から、、という大掛かりなリフォーム、となります。
(なお、千万単位になれば、そこそこシッカリしたスタジオが出来てくるでしょう。)

トータル予算をどの程度まで考慮されているかによりますが、ヘッドホンで我慢された方が、良いのかもしれませんねぇ。
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この回答へのお礼

たいへん丁寧な回答をいただけて恐縮です。
数十万ですか・・・、なかなか防音への道は厳しいですね(汗
説明を読んでいると、リンクのような吸音材だけではきっと多少の防音はできたとしても、隣や上下に全く聞こえなくするというのは難しいのかもしれませんね。
防音ルームを自作していらっしゃる方もおられるようで、防音を真剣に考えると現実的な方法として、防音室を自分で作るという選択が有力になってくるのでしょうか。

しかしブログなどで自作の過程の記事などを見ると、とてもじゃないけど無理そうです。
防音はあきらめて、やはりヘッドホンしかないのでしょうかねえ・・・
詳しいアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2014/12/16 21:30

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