dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

こんにちは。
集合論の本を読んでいて、わからないところがあります。お力をお貸しください。

わからないところは、ベキ集合のベキを無限にとることによって、無限濃度の可算増加列が得られるが、その可算列の先のさらに大きな濃度の集合Mをとることができるというところです。

自然数の集合Nのベキ集合をB^1(N)とし、そのベキ集合のベキ集合をB^2(N)とすれば、上述の無限濃度の増加列が、「|N|<|B^1(N)|<|B^2(N)|<…<|B^n(N)|<…」として得られます。
このとき、M=⋃(n=1から∞)B^n(N)とおけば、「|B^n(N)|<|M|」が導かれるというのです。

私の疑問は、「n=1から∞」までのB^n(N)の和集合の濃度が、本当に|B^n(N)|を超えるのか?というところです。
といいますのも、アレフにアレフゼロを足してもアレフのままであるように、和集合が単純にB^n(N)より大きくなるとは言えないんじゃないか?と思うからです。

この論理の根拠は(すなわち和集合と濃度の関係についての上述の論証の根拠は)どのようなものなのでしょうか?

アドバイスお願いします。

A 回答 (2件)

正確に書けば


M=⋃(n=1から∞)B^n(N)とおけば、『任意の自然数nに対し、|B^n(N)|<|M|が成り立つ』、ですよね。

任意の自然数nを取ってくると、Mの定義から明らかに|B^n(N)|< |B^(n+1)(N)| ≦|M|でしょう?(だってM⊃B^(n+1)(N)ですし)

この回答への補足

ありがとうございます!
正確に書けばその通りです!!すべてのnに対してとありました!

ミソとなっているのは、『「任意の自然数n」と「∞」の関係』ということですか?
どのような自然数nをとってきてもそれを超えるn+1ないし∞が後に続いているということでしょうか?

どうも可算増加列「1<2<3<…<n<…」を与えて、「この可算列の先」という言い方をすると
『「1<2<3<…<n<…」+α』のαを考えてしまいます。ここではあくまでも「1<2<3<…<n<…」の内で、任意のnとその先の話のことを議論していると考えてよいでしょうか?


?ばかりで申し訳ありません…。

お願いします。

補足日時:2014/12/18 01:29
    • good
    • 1

そもそも無限が絡む議論をしているのに、そんな「感覚」で捕えようとしてどうするのですか。

一つ一つ「定義は何か」ということを、感覚でとらえないで定義から正確に把握して議論してください。

例えば数列(a_n)が与えられた時、lim_(n→∞)a_nというのは「∞」というのを使わない形で定義されているでしょう?数列におけるlim_(n→∞)a_nというのはどういう定義だったでしょうか。

それと同様にそもそも⋃(n=1から∞)B^n(N)の定義を正確に理解しているでしょうか?一度補足に書いてください。その上で、私が書いた説明について不明な点があれば、改めて書いてください。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お返事が遅れてしまい大変申し訳ありません。

数学には定義が大切なんだと痛感いたしました…
ありがとうございました!

お礼日時:2014/12/26 02:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!