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A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
いまの日本は「思想信条の自由」が憲法で保障されています。
どこの氏神の氏子にならなくちゃあいけない、というのは、明治時代の「氏子制度」ですから、
いつまでも縛られる必要はありません。
「地元の皆さんに好いてもらえる氏神様」を目指す神社もあるでしょうし、
いちいちそんなことを気にしないところもあっていいとおもいます。
無理に動員して参詣者を増やす、という神社だったら、情けない。
No.5
- 回答日時:
氏神さまに罪はないんです。
ただね、その土地に住んでいる方々によってお祀りされているわけです。
つまり、土地の人々の想いが集まっているところでもあるんです。
貴方がその土地を嫌うのなら、その氏神さまの場所を忌避しても当たり前。
無意識に土地の人の想いを敏感に感じとってしまうので、今後も立ち入ることは難しいでしょう。
けしてその氏神さまを嫌ってないがしろにしているわけではないんですが、やっぱり好き好んでまでお詣りしようとは思わないはず。
これ、たぶんその氏神さまも知ってます。
だから別の場所で神さまに会えるように取り計らってくれているんです。それがいまの形なんです。
貴方を受け入れてくれる別の神社さんに感謝。同時にそのように取り計らってくれた氏神さまにも感謝です。
いつか氏神さまの神前に出られる機会があったら、お礼を申し上げてくださいね。
No.4
- 回答日時:
別に行かなくったっていいですよ
自分で考えてみてください。
自分が住んでいる土地や住んでいる人をも守って居てくれるのが氏神様。
昔荘園を支配していた氏族の先祖神。荘園を守ってくれと祈願していたわけです。さから荘園の住民も自分達を守ってくれと、自分の先祖神として支配している氏族の先祖神を氏神として崇敬したのです。
産土神が生みの親なら、氏神は育ての親なのです。
例え親が嫌いでも社会として、親をないがしろにして他人を慕って、果たしてまともな人間性を持った者がそれを是とするでしょうか?
受け入れてはくれても、完全に受け入れているわけではない、他人は他人。それが真実の気持ちでしょう。
儒教や古人の教えを守る人であれば、受け入れることさえしないでしょう。
日本は古来よりそのような思想を持っている国です。古代中国とは異なり孝より忠を重視したのは戦国時代以降の事です。それでもお基本には孝を大切にしてきた国ですから。
そして儒教の教えはどちらに傾いても、世界でも認められている人間の生きるべき姿勢だと思います。
ただその土地が好きか否かというだけで氏神社を軽んずるなら、私は受け入れてはくれないと考えます。好きでなければ好きになれる土地にすればいい。どんな形でもそのような行動に出ればいい。それでダメなら離れることも許すでしょう。そして嫌いなら離れる算段をすればいいのです。
それすらもせずに生活では甘えて、嫌いだというのなら、私はそういう人は受け入れませんし、
努力しない人にはご利益など得られないと信じていますから、
そして神仏詣での基本は感謝だと思っていますから
それでも何もしないよりははるかにマシだと思うので・・・好きな神社に行くことを良くないことだとは言いません。
氏神様と貴方様が同じ性格なら・・・そうかもしれませんね。
氏神様の気持ちは氏神様しか解らないと思うので、貴方様ではなく、氏神様に聞いてきます。
No.3
- 回答日時:
どちらの神社にお詣りされても、されなくても一向に差し支えはありません。
むしろ氏神様ってなんだろうと考えてみて下さい。
氏神というのは本来は字のとおりに氏つまり血族一団の神様でした。
土地にまつわる考え方の神様は鎮守と呼ばれていました。
童謡の♪村の鎮守の神様の~という鎮守です。
血縁とは無関係に一つの村落の神様が鎮守の神様です。
村人全体を見守るつまり鎮守してくれる神様という考え方です。
昔は村落間の人の移動が少なかったことから、結果として村人全員や大半が何らかの血縁関係を持つようになって氏神と同じように扱われるようになりました。
そもそも日本の神様というのは由来が幾つかあります。
天皇家と伊勢神宮のように特定の血族すなわち氏の祖先を祀った神様があります。
他に、村人が亡くなるとその霊が集まって一つの祖霊というものになって村を見下ろす山に留まっているという考え方から生まれた神様です。
いわゆる先祖の霊の集合体です。
この霊の集合体である祖霊が村を見守っていてくれているというように考えて鎮守の神様と呼ぶようになりました。
現在でもこの延長線上で、田畑の耕作が始まる前に、この神様に人里へ降りてきて田畑の災害を防いで豊作にしてくれるようにお願いする儀式があります。
収穫が終われば感謝の儀式をします。
この他にどこの山とか海というのではなく、地上の全てに災害を及ぼしたり及ぼさなかったりする神様という考え方もありました。
山とか島とか巨岩とかひときわ目を引くものをこの神様がやどるご神体とする考え方へと発展していきました。
奈良盆地の三輪山とか広島県の瀬戸内海にあり厳島などがこれに相当します。
又この神様が天から地上におりてくるさいの拠り所として高い樹木や柱などに降りてくると考えてこの樹木や柱を大切にしました。(依代(よりしろ)と呼びます)
神社にある御神木と呼ばれる大木がこれです。
柱としては、有名なのが諏訪地方の御柱などがあります。
やがてこれ等の全ての神様にお願いしたりお祈りする設備として神社というものが作られるようになりました。
同時にこれ等の神様を人格化して個々の名前をつけるようになりました。
此処の神社は○○命を祀っているというのがこれです。
この神様を取りまとめて皇室の祖先神と関係付けたのが古事記とか日本書紀と呼ばれる書物です。
ある意味では極めて人為的ではあります。
時代が経つと、村の鎮守様を祀っている神社にこの人格化した神様をまつるようになりました。
新しい村では、初めからこの人格化した神様を鎮守として祀りました。
この人格化した神様を祀った神社が現在でも全国にあります。
ご質問にある、自分の土地の氏神、数駅離れたとてもすきな神社、などがこれに相当します。
源氏や平家のように日本全国に分散して居住して転戦してあるいていた氏族は、氏神を連れて全国を移動していました。
源氏の氏神は八幡様です。
村の鎮守もへったくれもありません。行く先々で八幡様を祀って歩きました。
平家は清盛一門が厳島を守護神としていました。
坂東平氏はむしろ厳島には拘りませんでした。
神社といいますのは、以上のような経緯ですから、昔の村落共同体の一員として暮らしておられるのではない以上はどこへお参りにいっても差し支えが無いということになります。
現在もお年寄りの中に氏神様がどうのこうのという人がいるのは、第二次世界大戦中に隣組という強制的な共同体を義務付けられた名残りです。
強制した国家神道なるものは既にありませんから、無視されても何の問題もありません。
大変お詳しいお話を聞かせてくださり有り難うございます。
何度も読み返してみたいお話です。
実は・・・結局氏神様ではなく、数駅離れた所の方へ行ってきてしまいました。
何となくその神社に惹かれてしまう自分が居たためです。
回答者さまのご回答を今読みまして、安心致しました。
この度は有り難うございます。
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