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現在の中国(中華人民共和国)政府が、日本に対し第二次世界大戦の戦勝国として振舞うことを認めたのは誰ですか?日本は彼らと戦ってはいません。当時の中華民国・蒋介石率いる国民党政府と交戦したのではないですか?毛沢東率いる彼ら共産軍は、国民党政府と終戦近くになって第二次国共合作によって八路軍として中華民国軍に編入され、わずかな戦闘に参加したのみです。

その蒋介石・中華民国を台湾まで追い出し、ポツダム宣言にもサンフランシスコ平和条約にも参加をしていない現在の中華人民共和国政府が、いったいどんな権利を持って日本に対し戦勝国ずらするのでしょう?

A 回答 (5件)

現在の中国(中華人民共和国)政府が、日本に対し第二次世界大戦の戦勝国として振舞うことを認めたのは誰ですか?



・日本国政府
1972年、訪中した田中首相大平外相は、中共周恩来総理と共同声明
を発表。
中共(中華人民共和国)を中国の唯一の合法政府とみなし、
ポツダム宣言当事国である中華民国の戦勝国としての地位も
継承したと解釈した。
(日華平和条約を破棄、台北の中華民国国民党政権とは
今後相手にせず との近衛内閣の愚行を繰り返した\(^^;)...
これにさきだち、
国際社会では、アルバニア決議の可決による、
国連(連合国機構)の中国代表権の、台北国民政府から北京共産党政権への移行
が行われている。



※日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明
 日本国内閣総理大臣田中角栄は、中華人民共和国国務院総理周恩来の招きにより、千九百七十二年九月二十五日から九月三十日まで、中華人民共和国を訪問した。田中総理大臣には大平正芳外務大臣、二階堂進内閣官房長官その他の政府職員が随行した。
 毛沢東主席は、九月二十七日に田中角栄総理大臣と会見した。双方は、真剣かつ友好的な話合いを行った。
 田中総理大臣及び大平外務大臣と周恩来総理及び姫鵬飛外交部長は、日中両国間の国交正常化問題をはじめとする両国間の諸問題及び双方が関心を有するその他の諸問題について、終始、友好的な雰囲気のなかで真剣かつ率直に意見を交換し、次の両政府の共同声明を発出することに合意した。
 日中両国は、一衣帯水の間にある隣国であり、長い伝統的友好の歴史を有する。両国国民は、両国間にこれまで存在していた不正常な状態に終止符を打つことを切望している。戦争状態の終結と日中国交の正常化という両国国民の願望の実現は、両国関係の歴史に新たな一頁を開くこととなろう。
 日本側は、過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する。また、日本側は、中華人民共和国政府が提起した「復交三原則」を十分理解する立場に立って国交正常化の実現をはかるという見解を再確認する。中国側は、これを歓迎するものである。
 日中両国間には社会制度の相違があるにもかかわらず、両国は、平和友好関係を樹立すべきであり、また、樹立することが可能である。両国間の国交を正常化し、相互に善隣友好関係を発展させることは、両国国民の利益に合致するところであり、また、アジアにおける緊張緩和と世界の平和に貢献するものである。

一   日本国と中華人民共和国との間のこれまでの不正常な状態は、この共同声明が発出される日に終了する。
二 日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する。
三 中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。
四 日本国政府及び中華人民共和国政府は、千九百七十二年九月二十九日から外交関係を樹立することを決定した。両政府は、国際法及び国際慣行に従い、それぞれの首都における他方の大使館の設置及びその任務遂行のために必要なすべての措置をとり、また、できるだけすみやかに大使を交換することを決定した。
五 中華人民共和国政府は、中日両国国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する。
六 日本国政府及び中華人民共和国政府は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。
 両政府は、右の諸原則及び国際連合憲章の原則に基づき、日本国及び中国が、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
七 日中両国間の国交正常化は、第三国に対するものではない。両国のいずれも、アジア・太平洋地域において覇権を求めるべきではなく、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国あるいは国の集団による試みにも反対する。
八 日本国政府及び中華人民共和国政府は、両国間の平和友好関係を強固にし、発展させるため、平和友好条約の締結を目的として、交渉を行うことに合意した。
九 日本国政府及び中華人民共和国政府は、両国間の関係を一層発展させ、人的往来を拡大するため、必要に応じ、また、既存の民間取決めをも考慮しつつ、貿易、海運、航空、漁業等の事項に関する協定の締結を目的として、交渉を行うことに合意した。

千九百七十二年九月二十九日に北京で
 
 日本国内閣総理大臣  田中角栄(署名)
 日本国外務大臣  大平正芳(署名)
 中華人民共和国国務院総理  周恩来(署名)
 中華人民共和国 外交部長  姫鵬飛(署名)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。たいへん勉強になりました。
それにしても、田中角栄も中国が現在のような厚かましい国家になると想像できなかったのですかね?

お礼日時:2015/03/13 19:15

私は現地国家(中国・上海)には3回程仕事で行った経験しか有りませんが、ビジネス面では自国主義・自分主義が日本とはケタ外れに強い国であると痛感しました。

(自分の物は自分の物、他人の物も自分の物)日本では「ド〇ボ〇」と云う行為でも平気でやる企業が沢山有る国であると思いました。彼らの論法は(現地法人の董事長の話では)「そうだ、そんな事もあったな。ならばその波に乗じて自分の物にしてやろう」となるそうです。正論法は通用しませんよ。但し、人間的(個人的)には皆とても大らかで親切なのでギャップ(落差)が非常に大きいのは残念です。政治も企業と同じ団体です。なかなかベクトルの修正は難しいでしょう。
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この回答へのお礼

私もたびたび海外に出かけてきましたが、どこの国であっても現地で知り合った個人は素敵な人が多いです。
習 近平氏も案外個人的には素敵な人なのかもしれませんね?!

お礼日時:2015/03/13 19:25

昭和12年に日中両国は全面戦争に入り、日本は国家総動員法まで国会で可決し、国民全てを中国との戦争勝利に導こうとしました。

(中国は辛亥革命以後、戦争に強い国と世界から推定され、もはや日清戦争時の戦闘力ではありません。)
一方、中国も蒋介石と毛沢東の内戦を一時休止して、打倒日本に向けて軍人のみならず民間人までが日本に抵抗しました。(抗日活動)
しかし、この戦争の発端は日本に全面的に非があります。
関東州租借地をいきなり満州帝国にしたり、張作霖を爆殺したり、関東軍によって満鉄を爆破して中国の仕業にしたり(満州事変)と、正に横暴極まりない行為を繰り返しました。
そしてついに、アメリアとイギリスも中国支援に立ち日本は完全孤立しました。
怒り狂った日本は、昭和16年についに中国との戦争続行勝利のため、アメリカとイギリスにも戦争を吹っかけました。(こんな無茶な戦争、勝てる訳がありません。名目は大東亜共栄圏の自立ですが、実質は戦争資源確保のための東南アジアへの進出です。)

ポツダム宣言は中国は参加していませんが、中国の蒋介石の了解は取っています。
つまり、日本政府がポツダム宣言を受諾した時が、すなわち中国との戦争の敗戦の時でした。

間違いなく日本は中国に敗北したのです。

まあ、蒋介石も毛沢東も同じ中国人ですので、いいのではないですか。
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この回答へのお礼

歴史のおさらいをありがとうございます。
国と国との戦争ですから、どちらが一方的に悪いと決め付けられるものでもないでしょう。
蒋介石から禅譲されたわけでもない立場で、あたかも自分たちが勝ち取ったという態度に我慢ならないのは私だけでしょうか?

お礼日時:2015/03/14 19:35

確かに国家間の戦争ですので、本来はどちらが善悪かは決めたくないですが、田中角栄首相と周恩来首相との間で、田中角栄首相は非を認めて謝罪を口にしています。

(中国人はあまりにも軽率な謝罪文なので、殆ど納得していませんが。)
また、日中共同声明においても、毛沢東の中華人民共和国を戦勝国として、中華人民共和国が中国大陸唯一の政府として認めています。

あなたの考え方にも一理あると思いますが、難しいところですね。
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私のオヤジはもう亡くなっていますが、戦地中国に8年兵役で戦っておりました。


武漢、長沙、、、など、20年程前まで年に数回、戦友会に出向いてました。
私は仕事などで北京を中心に5年滞在しておりました。

しかしマクロ的な戦争の真実は未だ謎もありますね。

そして、八路軍は主に中共軍と言ってよいと思います。
オヤジが言っていた言葉、
「中共軍は強かった、国民党軍は逃げてばかりだ」
「南京?虐殺? そんなもんない」
「慰安婦?、それよりみんな戦闘時は現地の女も襲っていたよ」
「天皇? 酷い奴だ」
当時、下士官であったオヤジは将校に対し
「自分は車で女まで載せて、俺たちにビンタだ」
、、、、。

南京や慰安婦の強制連行はなかったのでしょう。
しかし戦争というものが、どういうものかをまず把握しなければならないと思います。
オヤジが野戦の雰囲気がこんな感じだと、TV放映されていた映画「戦争やくざ」を
よく見てました。シリーズで6作ほどの映画です。

日本人として日本を思うのは当然なのですが、右側に寄りすぎると真実を見失うかとも
思います。

ご質問の回答になるか分かりませんが、この動画を推薦します。



http://ito.bakufu.org/
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