
No.14ベストアンサー
- 回答日時:
既に正解が出ている気がしますけど、ま、いろいろな説明を見てみるのもよいのではないかとおもいます。
「k個のレーンにm個のビー玉を転がす」ということの場合の数をW(k)とします。
W(k)=(k^m)
は自明ですね。(k^m)とはkのm乗です。
「k個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、どのレーンにも少なくとも1個のビー玉が通る」ということの場合の数をY(k)とします。
Y(1)=1
はすぐ分かります。ではk=2,3,....について、Y(k)はいくらか。
「k個のレーンにm個のビー玉を転がす」やりかたW(k)通りのうちには、
「レーン番号1~kにm個のビー玉を転がしたとき、レーン2番にはビー玉が通らず、他のどのレーンにも少なくとも1個のビー玉が通る」場合の数 :Y(k-1)通り
だとか
「レーン番号1~kにm個のビー玉を転がしたとき、レーン2番と8番にはビー玉が通らず、他のレーンにも少なくとも1個のビー玉が通る」場合の数 :Y(k-2)通り
などが含まれているので、これらを除外しなくてはなりません。
「k個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、ビー玉が一つも通らなかったレーンが丁度j個ある」場合の数をX(k,j)とします。
すると、どのレーンにビー玉が通らなかったか、の選び方が(kCj)通りあるのだから
X(k,j)=(kCj)Y(k-j)
です。ここにkCjとは「k個の中からj個を選ぶ組み合わせの数」kCj=(k!)/(j!)/((k-j)!)です。
だから
Y(k)=W(k)-X(k,1)-X(k,2)- … -X(k,k-1)
となります。
さて、ご質問の問題は
「n個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、少なくとも1個のビー玉が通ったレーンが丁度k個である確率」P (ただしn=m=15,k=8)
です。これを言い換えれば
「n個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、ビー玉が一つも通らなかったレーンが丁度(n-k)個ある確率」です。
「n個のレーンにm個のビー玉を転がす」場合の数はW(n)=(n^m)通り、
「k個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、ビー玉が一つも通らなかったレーンが丁度(n-k)個ある」場合の数は(前述したように)X(n,n-k)通りなので、答は
P=X(n,n-k)/W(n)
です。
n=m=15,k=8において具体的に計算してみると
P≒0.128
ほどになります。
No.19
- 回答日時:
三度修正です。
7個のビー玉が8つのレーンを通るときの確率を求めるときの分子がもっと大きくなります。
(1,2,3,4,5,6,7,8)から重複を許して7つの数字を選んだ時の積の総和が分子になるようです。つまり、(1,1,2,3,4,4,8)=768や(2,2,3,3,5,8,8)=11520など全ての場合を計算して、足せば多分No.17にある数字がでるのではないかと思います。
No.18
- 回答日時:
回答No.14の補足です。
この数字の算出を式で表わそうとすると大変かどうか。いや、それほど大変でもないです。
No.14の記号を使って、
W(k)=k^m
とすると、
Y(k)=Σ(((-1)^(k-j))f(j,k-j)W(j)) (Σはj=1~kについての総和)
と書けます。ここに
f(0,k)=1 (k=0,1,2,…)
f(1,k)=Σf(0,j) (Σはj=0~kについての総和。k=0,1,2…)
一般にI=1,2,….について
f(i,k)=Σf(i-1,j) (Σはj=0~kについての総和。k=0,1,2…)
です。具体的には
f(0,k)=1,1,1,1,1…
f(1,k)=1,2,3,4,5,…
f(2,k)=1,3,6,10,15,…
f(3,k)=1,4,10,20,35,…
という調子で、従って
Y(7)=7W(1)-21W(2)+35W(3)-35W(4)+21W(5)-7W(6)+W(7)
No.17
- 回答日時:
#13です。
同じ考え方ですが、「ベクトル」「行列」を使わないで再び説明してみます。(なお、計算はexcelで数値的に求めることにし、「漸化式」の考えはexcelのオートフィル機能で実現します。)excelの1行~15行を「1投後」~「15投後」、A列~H列を「1個ランプが点いている確率」~「15個ランプが点いている確率」として表を作成することにします。(例えばセルC4は「4個転がした後に3個ランプが点いている確率」。)
<1行目の作成>
1投後のランプ数は必ず1個ですから、セルA1に1を入力し、残りB1~H1に0を入力します。
<2行目の作成>
・セルA2に "=A1*1/15" を入力します。これは、「投げる前に1個点いているとき、その1/15の確率で投げた後にも1個点いている」という意味です。
・セルB2に "= A1*14/15 + B1*2/15" を入力します。これは、投げた後に2個点くのは、「投げる前に1個→投げた後に2個」か「投げる前に2個→投げた後も2個」のどちらかに限られますが、前者の確率が14/15、後者の確率が2/15だということです。
・セルC2に "= B1*13/15 + C1*3/15" を入力します。これは、投げた後に3個点くのは、「投げる前に2個→投げた後に3個」か「投げる前に3個→投げた後も3個」のどちらかに限られますが、前者の確率が13/15、後者の確率が3/15だということです。
・以下同様にして、
D2に "= C1*12/15 + D1*4/15"
E2に "= D1*11/15 + E1*5/15"
F2に "= E1*10/15 + F1*6/15"
G2に "= F1* 9/15 + G1*7/15"
H2に "= G1* 8/15 + H1*8/15"
※この時点で、A2に0.066…、B2に0.933…が表示され、C2以降すべて0ですね。(2投後に3個以上ランプ点くことはありませんから。)
<3~15行目の作成>
2行目を手本に、オートフィルを用いて15行まで作ります。(A2~H2セルを選択し、右下の十字カーソルを15行までドラッグする。)
これで一覧表が完成しました。お望みの答えはセルH15に "0.128…" と出ていますし、他の確率も分かります。(8個つく確率が一番高いのは11回投げた後だ、とかも分かります。)
補足:
別のソフトで厳密に(=分数のままで)計算させたところ、答えは
3747072404275200 ÷ 15^14
=3747072404275200 / 29192926025390600
=1703214729216 / 13269511829723 (2200で約分)
となりました。
しかし、この数字の算出を式で表わそうとすると大変です。(分子「3747072404275200」という数字は、3千個以上(14C7)もの項の和になっているように思います。) したがって、#11さんのようにシミュレートするか、#14さんや私のように数値計算するのが現実的でしょう。(簡単な式で表すことはできないのでは…。)
詳しい解説ありがとうございます。考え方がわかりました。エクセル使って試してみます。2年前からつらつら考えていたんですが、簡単な式では表せないと聞いてちょっとうれしい。
No.16
- 回答日時:
私も#12さんのような解き方を考えました。
が、この方法だと、次のようなおかしな事になります。
実際に確率を求めると、64%くらいになる。(どう考えても高すぎる)
(ランプのつく数が12個以下の確率)=(15C12)(13/15)^15
と考えられるのが、これを計算すると、1を超える。(約16になります)
ランプのつく数が15個である確率が、-4.3になる。
なので、この方法は間違いです。
この方法が間違いである理由は、
ランプのつく数が8個以下である確率を
15C8×8^15×(1/15)^15
と考えたことによります。(7個以下の方も同じ)
上手く説明できませんが、
例えば"特定のランプのみがつく場合"というのを、複数回数えている事に由来していると思います。(自信はないですが)
じゃぁ、ランプのつく数が8個以下である確率はどう求めるのか?
という突っ込みはしないでください。分からないので…。
No.15
- 回答日時:
●No.14の間違い訂正
×「レーン番号1~kにm個のビー玉を転がしたとき、レーン2番と8番にはビー玉が通らず、他のレーンにも少なくとも1個のビー玉が通る」場合の数 :Y(k-2)通り
○「レーン番号1~kにm個のビー玉を転がしたとき、レーン2番と8番にはビー玉が通らず、他のどのレーンにも少なくとも1個のビー玉が通る」場合の数 :Y(k-2)通り
×「k個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、ビー玉が一つも通らなかったレーンが丁度(n-k)個ある」場合の数は(前述したように)X(n,n-k)通りなので、答は
P=X(n,n-k)/W(n)
○「n個のレーンにm個のビー玉を転がしたとき、ビー玉が一つも通らなかったレーンが丁度(n-k)個ある」場合の数は(前述したように)X(n,n-k)通りなので、答は
P=X(n,n-k)/W(n)
ごめんね。
No.13
- 回答日時:
n個転がした後で点いているランプが1個の確率をa(n)、2個の確率をb(n)、…、8個の確率をh(n)とします。
すると、例えばc(3)=b(2)× 13/15 + c(2)× 3/15
などの関係があるので、これを一般化します。ベクトル
k(n)=
|a(n)|
|b(n)|
|・ |
|・ |
|h(n)|
を考えれば、漸化式
k(n+1)=
| 1/15 0 0 0 0 0 0 0 |
|14/15 2/15 0 0 0 0 0 0 |
| 0 13/15 3/15 0 0 0 0 0 |
| 0 0 12/15 4/15 0 0 0 0 | ×k(n)
| 0 0 0 11/15 5/15 0 0 0 |
| 0 0 0 0 10/15 6/15 0 0 |
| 0 0 0 0 0 9/15 7/15 0 |
| 0 0 0 0 0 0 8/15 8/15|
ができます。この8×8行列をMとすれば、
k(15)=M^14 × k(1)
であり、初期値
k(1)=
|1|
|0|
|・|
|・|
|0|
ですから、問題の答えとなるh(15)は、行列M^14 のうち、一番左下の成分(8行目1列目)に相当することになります。M^14を厳密に求めることができなかったので数値計算したところ、左下の成分は
0.12835549…
でした。(#11さんのモンテカルロ法(?)による「13%弱」とよく一致しています。)
ごめんなさい、記号も読めず考え方を追うことができませんでした。
実際のゲームでは25%近いところですがレーンの差があるから当然ですね。
アドバイスいただきありがとうございます。
No.12
- 回答日時:
とりあえず。
通過する8レーンの選び方は15C8。
この8レーンを通過する順番は、8^15 あるわけだから、
15C8×8^15×(1/15)^15がランプが8個
以下つく確率になりますよね?
~~
ということでこれから
15C7×7^15×(1/15)^15 = 7個以下つく確率 を
引いてやればよいのでは?
思いつきはしたけど、まったく自信がないなぁ・・・
いちおう、回答とさせていただきます。
No.10
- 回答日時:
計算しなおして見ましたが、間違ってたようです。
ある8個がある8レーンを通過する確率
(15×14×...×8)/15^8
残り7個がその8レーンを通過する確率
{8(8+7+...+1)×7(7+...+1)×...×1」}/15^7
2つの積が求める確率になりそうです。
最初の1つはどのレーンを通過してもよく、2個目以降は新しいレーンか既に通過したレーンを通過し、なおかつ、8レーンを通過しなければいけないので、既に通過したレーンを通れるのは7個までという条件で場合分けしました。
ご回答をお寄せいただきありがとうございます。8個がランプを付ける組み合わせと7個がランプを付けない組み合わせがいろんな順番で出現する総数が全体の中でどれくらいの比率になるかという理解で良いでしょうか。まだ飲み込めてないのでしばらく考えてみます。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
数学の質問です。 一枚の硬貨を...
-
確率0.02%って10000人に2人です...
-
30%の確率が5回連続で起きない...
-
当たりが4本入った10本のくじが...
-
じゃんけんの問題
-
75%を3回連続で引かない確率
-
なぜ億ションのバスルームはガ...
-
五分を6回連続で外すのはなん...
-
確率の問題で困ってます。
-
もし間違いは誰にでも起こると...
-
同姓同名・生年月日も同じ人が...
-
血液型がA型とO型の両親では...
-
原点oから出発して数直線上を動...
-
確率 トランプの問題の意味が...
-
数学です、
-
10本のくじの中に当たりくじが2...
-
妻の頼まれ事を、どのくらいの...
-
海外(国内)の旅先で知人に出会...
-
確率
-
数学
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
妻の頼まれ事を、どのくらいの...
-
一般常識を教えてください。1割...
-
もし間違いは誰にでも起こると...
-
数学の質問です。 一枚の硬貨を...
-
プロ野球ペナントレースについて
-
P(A|B)などの読み方
-
1個のサイコロを3回投げる時、...
-
30%の確率が5回連続で起きない...
-
確率
-
コインを6回投げたとき4回以上...
-
3σについて教えてください(基...
-
なぜ投資は長く続けると儲かる...
-
五分を6回連続で外すのはなん...
-
4択一の50問100点満点の問題を...
-
確率の問題です。 全5種類ある...
-
反応速度や濃度は、大きいor小...
-
中学校数学での確率問題への解...
-
75%を3回連続で引かない確率
-
確率0.02%って10000人に2人です...
-
2択問題の正解確率について
おすすめ情報