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問題:P192
 水は、一定の温度ではなく、外圧が高くした方が飽和蒸気圧が高くなる。(誤り)
[解説] 飽和蒸気圧とは、飽和状態蒸における蒸気の圧力である。温度
   が一定であれば、その蒸気圧も一定値を示す。外圧は関係しない。
以上ですが?
    外圧が1気圧から仮に2気圧になった場合、沸点は上昇して、蒸気圧は
    上がると思います。なので、飽和蒸気圧も上がるような気がします。
     私の頭の中では→飽和蒸気圧=蒸気圧 としか思えませんが!
   あえて飽和をつける意味が分かりかねます!?
    ※”蒸気圧と飽和蒸気圧の違い”を教えていただけないでしょうか?
   宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>私の頭の中では→飽和蒸気圧=蒸気圧 としか思えませんが!


>あえて飽和をつける意味が分かりかねます!?
>※”蒸気圧と飽和蒸気圧の違い”を教えていただけないでしょうか?
>宜しくお願いいたします。
はい、物性としての「蒸気圧」については、「飽和蒸気圧」またはたんに「蒸気圧」といいます。
なので、この場合は同じ意味です。

ただ、「蒸気圧」は気体中の蒸気濃度にも使える用語です。
なので、「飽和濃度」(これ以上蒸気濃度が上がると、凝縮して液体になってしまうよ)という意味で、「飽和蒸気圧」という言葉をあえて使うことがあります。
たとえば、「相対湿度(よくパーセントで表される湿度表記)は、大気中の水蒸気圧(=大気中の水蒸気濃度)をその温度における飽和水蒸気圧で割って求める。」というふうに使います。

>外圧が1気圧から仮に2気圧になった場合、沸点は上昇して、蒸気圧は上がると思います。
>なので、飽和蒸気圧も上がるような気がします。
(飽和)蒸気圧は物質と温度に固有の値なので、物質の温度が上がれば、蒸気圧は上がります。
そして、沸騰とは「物質の(飽和)蒸気圧が、外圧よりも高いとき」に起きる現象であり、
「(飽和)蒸気圧が外圧よりも高くなる温度」が沸点という値になるのです。
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他の回答者の回答にあるとおり、飽和蒸気圧はその温度の時の蒸気圧です。


したがって、周囲の圧力とは無関係です。
例として、水が40℃の場合の飽和蒸気圧は74hPaです。(周囲の気圧が74hpaの場合は、水が沸騰するので、40℃以上になりません)
水が100℃の時の飽和蒸気圧は、1013hPaなので、1気圧ではすべて蒸発します。(100℃以上では液体では存在出来ない)
なお、空気中では、気温未満の水も蒸発出来ます。(空気の水蒸気分圧が飽和水蒸気圧未満であれば、蒸発可能です)
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この回答へのお礼

ご回答誠にありがとうございました。
水が40℃の場合の飽和蒸気圧は74hPaです。(周囲の気圧が74hpaの場合は、水が沸騰するので、40℃以上になりません)
 なるほどですね^^
飽和蒸気圧とは水でしたら、今現在の温度に対する潜在的にある蒸気圧
でたまたま、外圧が今現在の飽和蒸気圧よりも低いので沸騰する現象がないので顕著表れていないだけかな。

お礼日時:2015/05/16 15:39

飽和蒸気圧 … 気体と液体が平衡状態になるときの蒸気圧


蒸気圧 … 実際の蒸気圧

例えるなら、最高速度と、速度みたいな感じ。
いっぱいいっぱいはここだけど、実際は色々な速度で走ってる…みたいな。



>外圧が1気圧から仮に2気圧になった場合、沸点は上昇して、蒸気圧は上がると思います。なので、飽和蒸気圧も上がるような気がします。

まさにその通りです。
しかし、考え違いが…
沸騰とは飽和蒸気圧が外圧と等しくなったときに起きる現象です。
つまり、外圧が上がったから飽和蒸気圧が上がったわけではなく、沸騰するためには外圧と等しい蒸気圧が必要であり、そのためには温度を上げなければならない、ということです。
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