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ふと思ったのですが、
トイレットペーパーが水に溶けるのはなぜでしょう?
ヒドロキシル基があるからですか?
普通のティッシュとの違いは?

A 回答 (2件)

紙の作り方を考えてみましょう。


木材を細かく粉砕し、不純物(リグニン、ヘミセルロースなど)を除去して、繊維分だけに精製します。
これがパルプです。
精製の過程で、漂白をしたり不純物を取り除きやすくするために種々の薬品を加えることもあります。

パルプを例えば臼(うす)でひくような処理(叩解処理;こうかい処理)を行い、繊維をさらにほぐします。

そして、細かい繊維が水に分散出来るようにするのです。

この紙(木材)の細かい繊維が水に分散した状態のものを金網の上に流して、網の上で繊維を濾過します。

このままでは、水に入れると再び分散してしまうので、繊維同士を結びつけて、水に溶けにくい処理を施します。
すると、水によって繊維がバラバラになりにくくなります。
この耐水性を向上する処理を行ったものが、ティッシュで、この処理を行わずに、水に触れると再び、繊維がバラバラになってしまうものがトイレットペーパーです。
miyu--n_n-さんがお示しのHPでは、繊維が水の中でバラバラに分散して、元の形に戻ってしまうことをパルプ繊維が水に分解すると表現しています。
分解すると聞くと、化学系の人は化学反応で他の物質に分解してしまう(熱分解、加水分解・・・)と考えがちですが、この場合は化学反応による分解ではありません。
繰り返しますが、からまった繊維がばらばらに分解すると言っているのです。
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トイレットペーパーは、パルプのみで作られているそうです。


紙が水に溶けるというのは、食塩などが水に溶けるように溶けるのではなく、パルプ繊維が水に分解するということのようです。

参考URL:http://www.nepia.co.jp/question/nepiaqa1.html
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