プロが教えるわが家の防犯対策術!

NHKの政治経済高校生講座で政治経済を勉強しています。

その中で「冷戦後の国際政治構造が複雑になり冷戦のときのように単純に割りきれなくなりました。アメリカの単独行動主義が目立つようになるとともにテロ事件が多く発生するようになったのです。」という説明がありました。

テロ事件が多く発生するようになった、アメリカの単独行動主義とはどのようなものなのでしょうか?
ネットで調べると「その特徴の第一は、他国との協力より自国の力に依存する傾向。反対を押し切って開戦したイラク戦争は、その例である」とか書いてありましたが、よくわかりませんでした。

すみませんが、お教えいただけましたら助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

グローバル化と貧富の差の拡大が直接的な原因だと思います。

イラク戦争はまずかったと思いますが、それが無くてもテロは発生していたのだと思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
グローバル化と貧富の差の拡大が直接的な原因なのですね。
いろいろお教えいただき助かりましたた。
心から感謝いたします。

お礼日時:2015/07/02 04:44

全くそうです。

中東のテロは全て反米のテロです。民間人を狙ったテロもアメリカに賛成するものは殺すと狙いをつけているのです。中東は今は内戦状態なのです。どこが正しいのか、正しくないのかアメリカにも日本にも判断することは出来ません。
 今イラクの政府軍はアメリカから軍事支援を得て活動しています。即ちアメリカ対イスラム国の戦いになっているのです。
中東を平和にするにはアメリカが全て完全に撤退することです。そしてイスラムの人たちに全ても任せることです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
中東のテロは全て反米のテロなのですね。
いろいろお教えいただき助かりました。
心から感謝いたします。

お礼日時:2015/07/02 04:46

不戦条約 - 集団的安全保障 - 戦争の違法化 - 一方で加盟国は原則として自衛権を保持していることが交渉の過程で繰り返し確認されており~


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%88%A6 …  (Pact of Paris)

世界の武器輸出額 国別ランキング - 【単位:mil.US$】
1 アメリカ 10,194  2 ロシア 5,971 3 フランス 1,978 4 イギリス 1,704 5 ドイツ 1,200 6 スペイン 1,110 7 中国 1,083 8 イスラエル 824 9 イタリア 786 10 ウクライナ 664 11 オランダ 561 12 スウェーデン 394 13 スイス 350 14 トルコ 274 15 カナダ 234 16 韓国 153 17 ノルウェー 127 18 ヨルダン 114 19 オーストラリア 104 20 フィンランド 84 21 南アフリカ 59 22 インド 55 23 ブラジル 47 24 イラン 42 25 セルビア 29 26 ポーランド 27 27 チリ 20 28 オーストリア 19 29 ポルトガル 18 30 チェコ 17 31 デンマーク 13 32 アイルランド 8 33 エクアドル 6 34 ブルガリア 4 35 ルーマニア 2 36 アラブ首長国連邦 2 37 シンガポール 2 38 北朝鮮 1 39 チャド 1 世界計 28,140
http://www.globalnote.jp/post-3865.html

“ 加盟国は原則として自衛権を保持していること ”、それは、パリ協定での確認事項となっている。
自衛権 = 官憲軍事、己らだけで所有するのは卑怯であるのか否か、 兵器を自前で生産するもの、国境を越え売買するもの、自衛権保有はとにかく会議出席の条件となっている。
調子を漕いでいる官権軍事協定、その反作用、国家でもなしに武装し気勢を上げる勢力が出来る事も必然のような。
軍事ー官権ー兵器製造、これらの悪徳ステータスの偽せる技、と言えるのではないでしょうか。
兵器なしで、パリ不戦条約に参加することではないでしょうか。
それは、テロリストを育てる前に、人として教育することにも繋がるものと見える。
自由の女神から兵器を取り去ることと見える。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
フランスが武器輸出国ランキング3位に驚きました。
そして、イギリスが4位でドイツが5位なのですね。
いろいろお教えいただき助かりました。
心から感謝いたします。

お礼日時:2015/07/02 04:49

”冷戦後の国際政治構造が複雑になり冷戦のときのように単純に割りきれなくなりました。


   ↑
冷戦時代にもテロはありましたが、少なかったです。
それは、資本主義か社会主義か、というイデオロギーの
争いであったからです。
世界は、このイデオロギーに基づき、二つの別れました。

冷戦後は、イデオロギーによって押さえられていた、民族や
宗教が全面に出現し、小さな争いが多くなったのです。


”アメリカの単独行動主義が目立つようになるとともにテロ事件が多く発生するようになったのです。”
    ↑
冷戦で米国側が勝ち、ソ連側が負けました。
そのため、米国にはライバルがいなくなり、
単独行動が採れるようになりました。
つまり、我が儘を通せるようになったのです。

もはや正面から米国に向かってくる敵はいません。
だから、テロしかない、ということになり、
テロが増えてきたのです。


”テロ事件が多く発生するようになった、アメリカの単独行動主義とはどのようなものなのでしょうか?”
    ↑
イラク戦争が判りやすいですね。

国連の同意を得られなかった米国は単独(英国なども含みますが)で、イラクを攻撃し、フセイン大統領を処刑させ、既存政権を
解体し米国寄りの政権をうちたてます。

そのため、元のイラク兵や、幹部などが国外に追放され、逃れ
テロをするようになりました。
いま話題のイスラム国の多くは、元はイラクの軍人や
幹部が多いのです。

イラク戦争がなかったら、イスラム国も誕生しなかった
だろう、と言われています。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
冷戦時代は社会主義か資本主義かのイデオロギーの争いでどちらかに分かれていたのですね。
冷戦後はイデオロギーによって押さえられていた民族や宗教が全面に出てきて、小さな争いが多くなったのですね。
イラク戦争は国連の同意なしで始めたのですね。
そして、フセイン大統領を処刑して、既存政権を解体してアメリカ寄りの政権を打ち立てたのですね。
イスラム国には、元イラクの軍事や幹部が多いということを知りませんでした。
いろいろお教えいただき助かりました。
心から感謝いたします。

お礼日時:2015/07/02 04:59

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_seikei/ar …

の『冷戦後の国際政治の特徴は?』の部分ですよね。
ちょっと今聞いてみたのですが、


(1)社会主義圏の崩壊とともに資本主義が世界に広まった
(グローバル化)

(2)グローバル化は地域に根差した『伝統的価値』と
新たな摩擦を生んだ

(3)典型的な例としてイスラム世界のテロが起こるようになった


(4)『これらはアメリカの単独行動主義の表れと言える
アメリカは世界を制覇したという自負があったんでしょうか。』


(5)国連を初めとした国際協調主義は動揺した。




・・・・ファッ?なんじゃこれ??


こんなの聞いてたら余計に誤解を広めそうですねぇ。
これじゃあテロの原因が単独行動主義みたいに
なってしまっていますよねぇ。
突然原稿の変更か省略でもあったのでしょうか。


実際、対テロ戦争で出てくる『単独行動主義』は
アメリカの傲慢さがテロの原因とかそういうお話ではないんです。
講座でもグローバル化と伝統的価値の摩擦が原因、
と言ってますよね。




この場合の『単独行動主義』とは、
そもそもアメリカ国内の大統領選中に登場した言葉で、
NATO同盟国の一部(フランス、ドイツ、トルコなど)と
冷戦崩壊後は協力関係にあった常任理事国の中国・ロシアが
対テロ戦争に協力せず、その上でもアメリカが
戦争開始を決定したことを指しています。

(ちなみに、アメリカにはイギリスを初めとして30国が協力しており、
文字通りの意味では全然”単独”ではないんですけれどね。)



当然協力してくれると思っていたNATO全員の協力が
得られなかったことはグローバル化を推進していたアメリカにとって、
価値観が最終的には共有できないという点で問題でしたが、

一方で反対の側面でもNATO構成員と
常任理事国が反対しているのにアメリカが戦争の実行を
決断したことは、NATOと国連(国際協調主義)では
まったく問題解決のための能力が欠けているという点を
露呈してしまった点で大きな問題でした。


だからこそ国際協調主義は”動揺”したわけですね。



講座の冒頭でも言っているように、かつての冷戦のように
事は単純ではなく、問題は多面的な論点を抱えています。

単純にアメリカの傲慢さが全部悪い!で片付けようと
無理やり解釈する冷戦の亡霊たちでは、
今の政治には追いつけなくなってしまっているのです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
テロが多くなったのはグローバル化と伝統的な価値の摩擦なのですね。
私は聞き違えていたような気がします。
アメリカの単独行動主義は、NATO同盟国の一部と常任理事国であるロシアと中国が対テロ戦争に協力しなくて、それでもアメリカが戦争を開始したことを指すのですね。
でも実際は、イギリスをはじめ30か国がアメリカに協力しているのですね。
冷戦の時のようにことは単純ではなくて、問題は多面的な論点をかかえているのですね。
単純にアメリカの傲慢さが全部悪いでは片付けられないのですね。
いろいろお教えいただき助かりました。
心から感謝いたします。

お礼日時:2015/07/02 05:13

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