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羊羹とは?
ご存知のとおり、ようかんは漢字で「羊羹」と書きます。漢字をそのまま考えると、羊(ヒツジ)の羹(あつもの)と書きます。ヒツジは分かるとして、羹(あつもの)とはどうゆうものなんでしょうか?

馴染みのない言葉ですが、 羹(あつもの)=熱物 であり、野菜、山菜や肉を入れて作られた熱い吸い物のことを指します。
つまり、漢字を直訳すると「ヒツジの吸い物」という意味になります。

鎌倉~室町時代の頃、禅僧が中国へ留学するのが盛んでしたが、帰国時に羊羹を持ち帰ったのが始まりという説が濃厚のようです。

それでは、羊羹の原型とはいったいどんなものだったのでしょうか?
羊羹の由来(原型その1)
中国では元々「ようかんこう」という、羊の肝を使った蒸し餅があり、動物の肉を食べる習慣の無かった日本に伝わり、現在のようなお菓子となったという説があります。
羊羹の由来(原型その2)
現代の羊羹とは形も異なり、味も全く違いますが、羊の肉を用いた中国の汁物(羮=熱物)が冷え固まった後の「煮こごり」が元になって原型ができ、それが日本に伝わり、その後、お茶の点心として用いられるようになり、改良されてお茶菓子となったという説があります。
清水寺には古くから完成された精進料理が存在している事からも、こちらの説が有力ではないかと思います。

http://www.h6.dion.ne.jp/~yo_koan/page046.html


そこで質問です。羊羹の原型になった 羊の羹って 中国では今でも普通に食べられているんでしょうか?

A 回答 (2件)

こんな話があります。


豊臣秀吉が朝鮮征伐の帰りに佐賀県小城に立ち寄つたさいに、小豆の練り物を出した時に、秀吉が「よう感心じゃのう」言われて小豆の練り物を「よう感心」から「羊羹」と名付けて「小城羊羹」として売り出す。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/08/05 20:12

【語源由来辞典】というものがあります。


いろんな語源由来を載せている辞典です。
(ネットで検索すると出てくるかと思います。)

そこで「羊の羹」と検索してみると、詳しい説明がきちんと出てきます。
たぶん、この辞典を見る限り、今でも食べられていそうです。
<羊肉の羹(あつもの)で、羊の肉を入れたお吸い物>と書いてあるので、現代にも残っていそうだし……。
(実際のところどうなのかは不明ですが。)

また、羊羹の原型というか似たような中国のお菓子の話や、現在の羊羹になった経緯(?)も詳しく載っていますので、是非検索してみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/08/04 16:15

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