電子書籍の厳選無料作品が豊富!

パンドラの箱ってなぜパンドラはそんな箱持ってたんですか?
また最後パンドラはどうなるのですか?

A 回答 (3件)

お話のおおよその流れはNo.2方が書いてくれてるので…


元々あの箱はゼウスがパンドラに持たせたものなので、自分でどっかから持ってきたとかではないですね。

ギリシャ神話は教訓だったり面白話だったり理不尽な感じだったりと色々面白いので
他にも気になる話があれば見てみると良いかもしれないですね♪
    • good
    • 0

まず、プロメテウスとエピメテウスという兄弟の神様がいました。


「メテウス」というのは「考える者」という意味で、プロは現在も「プロローグ」などに残っているプロで「先の」という意味です。
エピは「エピローグ」にあるように、「後の」という意味です。
プロメテウスは「先に考える」神で、エピメテウスは「後で考える」神です。

そのプロメテウスは主神であるゼウスに逆らって、天界から火を盗み、これを人間に与えました。
これにより人間は火を使うことを覚え、急速に進歩していきました。
ゼウスは、人間があまり賢くなることを好みませんでした。
プロメテウスが与えた炎を使って、人間が神に反逆することを恐れていたからです。
そこでゼウスは、人間達に災いを与えようと考え、「女性」というものを生み出すことにしました。
職人の神ヘパイトスが泥で形を作り、ゼウスが命を吹き込み、芸術の神アテナが知恵と織物の技術を、美の女神アフロディーテが美しい肉体を、医術の神で竪琴の名手アポロンが美しい歌声と癒しの力を与えました。
なんとも豪勢ですね。
その女性は「パンドラ」と名付けられました。
「パン」は現在も「パン・アメリカン航空」(もうなくなっちゃいましたっけ?)などに残っているのと同じ意味で、「全ての」という意味、「ドラ」は「贈り物」の意です。

パンドラは、ゼウスから「決して開けてはいけない」と言い含められた箱を持ち、エピメテウスの所へ向かいました。
プロメテウスは、弟であるエピメテウスに、あらかじめ警告していました。
「ゼウスからの贈り物は受け取ってはいけない」と。
しかし、エピメテウスはその名の通り、「後で考える者」なので、お兄さんの忠告なんか忘れてパンドラの美しさにすっかりヤラれてしまい、妻にしてしまいます。
パンドラはある日、「決して開けてはいけない」と言われていた箱を好奇心に負けて開けてしまいます。
箱の中には、ありとあらゆる災厄が詰め込まれていました。
病気、争い、嫉妬、欠乏、悲しみなど、この世のあらゆる災いが詰められていました。
それが、箱を開けたことによって、人間の世界に解き放たれてしまったのです。
この箱は、ゼウスが人間達を懲らしめるためにパンドラに与えた、謀略のプレゼントだったわけです。
パンドラはびっくりして、慌てて箱を閉じましたが、詰められていた災いはあらかた飛び散ってしまっていました。
たったひとつ箱に封じ込めることに成功したのは、「絶望」でした。
それ故に、人間は多くの災いに真に絶望することなく、希望を持って生きて行けるのだ、というお話です。

パンドラのその後ですが、エピメテウスとの間に娘のピュラをもうけ、そのピュラはプロメテウスの息子のデウカリオンと結婚しました。
従兄妹同士の結婚ですね。
この四人はプロメテウスの警告により、ゼウスが起こした大洪水をいち早く察知し、箱舟を作ってこの大洪水を生き残りました。
その後ピュラとデウカリオンとの間に生まれたヘレンが、ギリシア人の祖となった、と言われています。

だいぶ端折って駆け足で解説しましたが、だいたいの流れは合っているはずです。
興味があるようでしたら、ギリシャ神話をお読みになってはいかがでしょうか。
純粋に物語として、とても面白いですよ。
    • good
    • 2

その箱はパンドラのものではありません。


単にパンドラが開けさせただけです。
パンドラはどうもなりません。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す