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「ほうが」の使い方ですが、
Q サッカーは、日本と中国とどちらが勝つと思いますか。
A きっと中国が勝つと思います。
きっと中国の方が勝つと思います。

これはどちらでも同じでしょうか?両方正しいような気がするのですが。。
また、

Q イヌと猫とどちらが役に立つと思いますか。
A イヌが役に立つと思います。
イヌの方が役に立つと思います。

こうなると、下の文でなければならない気もするのですが、なぜそんな気がするのか、わからないのです。。


あともう一つ。。
2) 多分知らないと思います。
多分知っていると思いません。

理論的には同じ、正しい文になるはずですが、下の文は明らかにおかしいですよね。でもどうしておかしいのか、説明ができません。「たぶん」というのが影響しているせいだと思うのですが、どう影響しているのか、その規則性がわかりません。。。

どなたか、お願いします!!

A 回答 (5件)

どちらが勝つ、というのは二者択一ですが、どちらが役に立つ、は比較の問題ですね。


比較の問題に対する答えには比較のニュアンスが含まれるべきだからでしょう。
どちらが正しい?は二者択一で、どちらが強い、は比較ですね。

「たぶん」は発言者の意思表示にしか使えないと思います。推測、判断、など、主体的な決定である事の不確かさを表現する為にのみ使われるものだと言えると思います。
「多分知っているとは思いません」の場合、「たぶん」が「知っている」にかかるとすれば、「知っている」は自分のことではありませんのでおかしなことになるのでしょう。
「思いません」のほうにかかるとするならば、かなりまわりくどい言い方ですが、「私は恐らく(彼が)知っているとは思わないであろう」と仮定法未来のような読み方ができるのではないかと思います。
・・・私の答えが正解かどうかは解りませんが、面白い質問で楽しませて頂きました。ありがとうございました。私も他の方の回答を楽しみにしております。
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この回答へのお礼

みなさん、ご回答ありがとうございました。とても参考になりました。そして助かりました。。駆け出しの日本語教師なもので、色々と調べてはいるのですが、疑問の数が莫大で。。ともかく、本当にありがとうございました!!!

Vitamin-Powerさん、「たぶん」の使い方の説明、とてもわかりやすかったです。他の例にも当てはめて考えてみたのですが、本当ですね。主体的な文にしか使えないようですね。ふむふむ。

お礼日時:2001/06/16 10:37

の方:



基本的には、程度の比較が可能な語が続く場合には、「~の方が~
より~だ」と使うことになります。

程度を表していない「勝つ」の場合、「の方が」をつけると、やや
なじみのない表現に聞こえます。しかし、口語表現では「~の方が
強い」が途中で転じたりして、「勝つ」とねじれて表現することも
ありうるでしょう。

程度を表す「役に立つ」の場合は、「の方が」<の方が>しっくりき
ます^^。これをつけない場合は、言外に「ネコのことは知らんけど」
という意味が入ってそうに聞こえます。

多分:

「思います」はもともと自信のなさを表現するのによく使われるの
で、「思う」ことを肯定する場合には、「多分」があっても何の違
和感もありません。しかし、それを否定して「思いません」とする
と、非常に強い自信を感じます。多分これが「多分」の違和感の原
因だと思います^^。あと、「知っていると思いません」よりは「知っ
ていると<は>思いません」の方が自然だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そういう考え方もできますね。なるほど「思いません」はより強い確信をもった表現になるのですね。なっとくです。

とてもわかりやすく、良い回答でした!みなさんにお礼のポイントを差し上げられたらいいのですが。。比較の説明もわかりやすかったです。

お礼日時:2001/06/16 10:52

1)


A1-1 きっと中国が勝つと思います。
A1-2 きっと中国の方が勝つと思います。

両方正しいです。
ただニュアンスが若干違って、A1-1は中国の勝利を確信しているのに対し、A1-2は「どちらとも言えないが、どちらか一方と言われれば中国」と、選択を迫られてやむなくの感が強く出ています。

A2-1 イヌが役に立つと思います。
A2-2 イヌの方が役に立つと思います。

A2-1では猫は全然役に立たないということになりますね。
それに対し、A2-2ではイヌも猫も両方役に立つが、その度合いを比較すれば犬が優る、という判断になります。

もうおわかりだと思いますが、この違いが生じる理由は、「方」には物事を相対するものとして捉え、比較検討するという機能があるからです。
それに対し、主語を直接格助詞「が」で受ける構文はより断定的です。

2)
「多分」を取っても下の文はおかしいですよ。
「知っていると思いません」
おかしいでしょ?
これは、あることを「知らない」という、自分に自信のない表明をするのに、否定構文を使っては、ますます伝えたい内容が曖昧になってしまうからです。
「知っているとは思えません」だったらアリでしょうね。
係助詞「は」には一つの物事を摘出して述べる機能があるので、これなら「知っている」ということを明確に否定する気持ちが相手に伝わります。
で、この場合ならその意図をやや自信のなさでオブラートする用法として「多分知っているとは思えません」という構文もあり得ると思います。

#日本語練習帳みたいになってしまった(^_^;)
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この回答へのお礼

sesameさん、ありがとうございます。「が」で導くと断定的になるとの説明、納得しました。あと、みなさんからも指摘がありましたが、比較、の問題だったのですね。考えが及びませんでした。目から鱗です。

あと、2番目の問題ですが、説明が不足してて申し訳なかったのですが、「知っている」のは他の人という文脈でした。Q、佐藤さんはこのニュースを知っていますか?A、いいえ、たぶん知っていると思いません。 の答えの部分だったのです。。いやはや、日本語は難しいですね。。でも、自分の場合はどうなるか?という参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/06/16 10:39

「ほうが」は、AとBを比較した際、どちらかというと片方が、という意味になります。



まず、中国と日本では、勝敗なのでどちらかが勝つに決まっています。答が白黒つくので、無理に「ほうが」をつける必要はありませんが、中国の方が強いという意味合いをこめると「ほうが」があってもよいです。
次、イヌとネコ、役に立つというのは度合いの比較です。ネコはある程度役に立つだろう、でも犬はそれよりさらに役に立つ、ということです。
最後、これはちょっと細かく解説しましょう。

英語だと、I don't think that he knows it.で、I think that he doesn't know it.という言い方はしません。日本語と逆になります。
知っていると「は」思いません、というのが筋の通る日本語です。
さらに、思えません、にした方がより日本語らしくなります。
多分という語はものごとをあいまいにしますから、「知っている」というのがあいまいになると、あいまいな内容を思うことってできないじゃないですか。

そういうことだと思います。
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最初の問題は「比較級」ではないでしょうか。


犬も猫も両方役に立つが、
犬の方が(猫より)役に立つと思います。

勝負事は勝つのは片方だけですから。


二問目は副詞の呼応と呼ばれるモノでは。

「たぶん」のあとは肯定文?平常文?で受けて、
「まったく」、「全然」のあとは否定文で受けるとか。
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