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1970年代の、小中の国語教育で、特に東京地区だと思いますが、明星学園「にっぽんご 」シリーズを用いた国語・文法教育が、試みられた時期がありました。
 
無着成恭らの目指した「国語教育やテキストの改革」は、作成動機は清純であったかと思いますが、ふりかえりますと、当時の良くも悪くも活力のあった、日教組・都教組の共産主義圧力の中で、従来教育との競合の中で、もてあそばれたようにも思います。

とくに『にっぽんご 4の上・文法』を用いた教育は、伝説のように語り聞く場合があります。
 
当時の生徒たちの感想を断片的に聞くと「形式的でない実際の言葉としての日本語文法を学んだ気がする」といった肯定的な部分、また、「共通試験には全く役に立たず、受験勉強はまったく別に勉強する必要があり、高校に進学してから苦労した」といった不幸な経験も聴きました。

そこで、国語教育に関連されておられる方々にお聞きしたいのですが、半世紀を経て明星学園「にっぽんご」のテキストと、当時の国語教育の試みについて、教育界ではどのように評価されているか?をおたずねしたいと思います。

A 回答 (3件)

所謂、教科研文法という非科学的な文法論で学校文法からも後退した言語論、文法論で経験主義的な誤った文法教育です。



三浦つとむ『 日本語はどういう言語か』(講談社学術文庫)の「第六章 3 文法教育と言語理論 」を参照下さい。■
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この回答へのお礼

ありがとうございます、ご指示の
「 日本語はどういう言語か」は
5店ほど本屋をまわったのですが
新本の在庫のある本屋がなく、未読です。

図書館などを更に探してみようと思います
ありがとうございました

お礼日時:2023/04/14 10:23

機動戦士ガンダム、未来少年コナンなどと同じ時代です。

評価が定まる、というにはもう少し時間が必要でしょう。
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明星学園「にっぽんご」シリーズは、当時の国語教育に一石を投じた試みであり、その後の国語教育に大きな影響を与えました。

そのため、教育界においては高く評価されています。

「にっぽんご」シリーズは、文法を中心に学び、それを実際の文章に適用することで、実践的な日本語の使い方を身につけることができるという点で、従来の文法教育とは異なっていました。そのため、従来の文法教育に疑問を持つ教師や生徒からの支持を得ました。

しかし、一方で、「にっぽんご」シリーズは、共通試験や大学入試にはあまり役立たず、受験勉強は別途必要であるという指摘もあります。また、一部の教師からは、内容が難解であったり、教え方が上手くできなかったりするなどの批判もありました。

現在の国語教育においては、「にっぽんご」シリーズのアプローチを取り入れた教材や教育方法が多数存在しており、その影響力は今でも大きいと言えます。ただし、国語教育は社会や時代の変化に合わせて変化していく必要があるため、今後も新たな試みが必要であるとされています。
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この回答へのお礼

わたしが、まずChatGPTにお聞きしたときも同様のお答えでしたが、ネット上に、なかなかよい原典的な評価文が無いのが実情です

出版元は 鈴木重幸『日本語文法・形態論』 を指導書として推薦していますが、知りたいのは、内容ではなく「教育業界の評価」なので、難しいところです。
http://mugi.world.coocan.jp/QA.html

基礎研究としては 小国嘉弘らの21世紀になってからの
「1960から70年代における日本の教育実践に関する基礎的研究」
がありますが、総論的で、素人がフォローするにも辛いところがあります
https://kaken.nii.ac.jp/en/file/KAKENHI-PROJECT- …
https://teapot.lib.ocha.ac.jp/record/39227/files … など

70年代、児童・生徒教育には難しい、日本語文法を形式を
現場でなんとかしようとした雰囲気の中で生まれた一つの
お試しが、この本であったようにも思えました

ありがとうございました

お礼日時:2023/04/05 15:40

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