アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

<付属語、自立語という誤り>
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11225788.html

<付属語、自立語という誤り 2>
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11261239.html

の続きです。

この、<付属語、自立語>という学校文法の品詞区分は「単独で文節をつくることができる単語であるか否か」という形式/機能に基づく単語の分類です。

語は意義を表わすものであり、付属語とされる、助詞/助動詞が一体どのような意義を持つのかは全く明らかにされていません。

これは学校文法だけの問題ではなく、現在の記述文法、日本語教育文法他でも実質語、機能語などという同様の区分がなされており、その形式主義的な欠陥を露呈しています。この現状は、

文法的でない単語があるのか?
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9720 …

で指摘の通り、「語彙的な意味」と「文法的な意味」を区分し、概念内容の不明な「文法的な意味」なるものを提起しているのと同じレベルです。語は意義を持つが故に語であり、文法的な意義を持たない語などというのは形容矛盾でしかありません。

しかし、これまでの指摘に対し、或る回答者は、

<(私は、いわゆる「付属語」は「語」だとしないほうがいいだろう、という説です。>

と「文法的な意味」と類似な「語」以下のレベルの形態素なる誤った概念を提示し、(もちろん、それが「正しい」かどうかはまた別の問題としても)と逃げを打つことを忘れていません。そして、「語」とは何かの定義もできない体たらくを晒しています。

また、他の回答者は、

あなたの質問内容は、
========================
【質問】
学校文法の品詞分類の基準である「付属語、自立語」が誤っているのは、たとえば、付属語が「つねに自立語のあとに付く単語である」とされているから誤りである。
なぜなら、下記例のように付属語が自立語の前に付くこともあるからである。
みなさんはどう思われますか?
========================
でしたね。

と問題を矮小化し、言語事実との相違という本質的な問題を無視しています。

付属語/自立語という語の品詞区分は表現としての言語の語の本質である意義に基づく区分ではなく、附属/自立などという現象的な形式に基づく区分でしかなく、何ら本質的、論理的な区分でないところに根本的な誤りがあります。

このため、助詞/助動詞の本質を明らかにすることができず、「は」「が」の相違を明らかにすることもできないのが現状です。

この本質的な誤りを指摘したのは、時枝誠記による言語過程説ですが、この提起の意義を理解できずに学校文法を超えることができていないのが現在の言語論、日本語文法論の現状です。

このような、現在の言語論、日本語論の惨状を諸賢はどのように判断されるのでしょうか?

A 回答 (1件)

諸子百家そっれぞれで何の差しさわりもありません。


質問者自身もその一端くれにすぎません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の応答をありがとうございます。

お礼日時:2021/10/29 20:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A