イデア論と梵我一如の違いについて。

梵我一如とイデア論の違いとは何でしょうか？
それとも両方とも同質なのですか？

No.2 ベストアンサー 回答者： suzumenokox 回答日時： 2015/11/28 05:50

イデア界に相当するものを梵として

イデア界が投影されれた我々の世界を我
というように対比させることはできると思います。

梵（イデア界）が投影された我（現実）の世界において
それらが一致する感覚を持つことが梵我一如の状態。
そんなものかもしれませんね。

イデア論はイデア界というものの存在の主張
梵我一如はイデア界的な梵と現実存在としての我が
一致した状態ということで
前者は世の中の現実、後者は現実の中の一つの状態
くらいの違いがあるんだと思います。

No.3 回答者： hannya-gl 回答日時： 2015/12/03 18:26

イデアとは、アイデア、の語源と言われる、古代ギリシャの哲学用語?です。

アイデア、はイデアの意味が伝わっていない、西洋思想、にとって、プラトンが唱えイデア、は神の領域、になります。イデアは、閃き、啓示、あるいは、神からの賜り物、として、知恵は、ギフト、と言われるとも聞きます。神をもまごう、プラトンを超えるような知恵者は現代に至も一人も登場していない。と西洋人自身が認めているように。西洋思想は、未だに、キリスト教形而上学であり、知恵、は神の領域、とされる思想なのです。物理科学も、存在しない、過去や未来を定義しそれを、実体があるものと想定し、足し算思考、によって妄想を積み重ねていますがその最たるものが、ＩＴでしょう、現代の若者は、ﾊﾞ－ﾁｬﾙ空間と現実の区別がつかなくなっている、といわれます。
　古代ｷﾞﾘｼｬ哲学を代表する、イデア、という言葉と。古代インドのｳﾊﾟﾆｼｬﾄﾞ哲学を代表する。ﾌﾞﾗﾌﾏﾝ（最大単位、全体、)はｱ-ﾄﾏﾝ(最小単位、個　個人）である。つまりは。全体宇宙も万物の根源もその在り方は同じである。というような意味でしょうが。それを大乗仏教が漢訳したのが、梵我一如、という言葉のようです
この両者を並記して、違いを問う。古代ｲﾝﾄﾞと古代ｷﾞﾘｼｬの関わりが解っているのか?とも思えますが。現代教育を受けた若者には無理と思えます。
ｲﾃﾞｱ論は、霊界　? 　の如き、ｲﾃﾞｱ界、を得く解説書が多いようですが。ｲﾝﾄﾞの「悟りの世界」に通じる意味はありそうです。　在るものをあるがままに見る物は思惑愛好家ではなく愛知者(哲学者）と呼ぶべき者達ではないかね。がｿｸﾗﾃｽの哲学であるなら、その肯定＝否定が後に続く物の考え方となるはずで。ﾌﾟﾗﾄﾝの考え方は
在るものを在るがままに見る亊は出来ない。ｴｲﾄﾞｽ（実相)はそれを見る目としての、ｲﾃﾞｱ、が備わっていなければならない。ｴｲﾄﾞｽ＝ｲﾃﾞｱ。　老子が一般の知恵とは区別して。道(世界の在り方)を知る知恵を明（みん）と言っていますが。明＝ｲﾃﾞｱ　と言えるのかも知れません。
総ては肯定され、すべては否定　される。人間の考えが、妄想、との違いがない以上。すべてが根底から覆る日がいずれ来ます。そのことを承知の上で、自分で考える亊を続ける、それが自身の成長でしょう。このｶﾃに限らず、自分の主張が、正しい、と思われたがる、思惑愛好家を増加させようが、戦後日本に入ってきた、西洋思想のようです。

No.1 回答者： kanto-i 回答日時： 2015/11/22 00:33

イデア論を詳しく書いてみてください。

それと、梵我一如も詳しく書いてみてください。
ご自身の理解しているものを、ご自身の言葉で。

そうしたら、目の前に答えは有るでしょう。