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【日本の住宅事情】「建物によって耐震性能には大きな開きがあります。それは、外壁がサイディングであるか、塗り壁かという事です。塗り壁の場合には、下地に構造用合板を用いて、ラス網を張りモルタル下地を塗り化粧をしていきますが、この構造用合板とラス網が耐震性能に大きく影響しているのです」

ということですが、外壁がサイディングか塗り壁かで耐震性能に大きな開きがあると理解出来るのですがどちらの方が耐震性能が良いのでしょうか?

A 回答 (1件)

塗り壁です。



ただし、塗り壁にも下地には何種類かあって、構造用合板を用いたものに限ります。(ラスカットでも同様)

塗り壁が多く用いられた時代には、耐震なんて話題にもなりませんでした。
阪神淡路大震災が起きた後からです。
構造用合板を用いる事で、2×4の様に壁面の剛性が高まるのです。
塗り壁と言っても、ザラ板を横張りにしたものでは、剛性はえられません。

近年になって、サイディング仕様でも、『外断熱』のものであれば、内側に構造用合板を用いているでしょうから、その場合は剛性はみられると思います。

構造用合板の中でも、色々と種類があり、強度の違いもあります。
MDFなどは、一般の構造用合板に比べて、強度が落ちます。
貼ってあれば問題ないというレベルではありません。良くこのトークを、経験浅い住宅営業担当者は平気で使います。

サービスでもう一つ。

先の鬼怒川堤防決壊の災害を機に、旭化成ヘーベルハウスが人気だとか。
でも、ヘーベルハウスの外壁はALCで自社の建材の普及の目的で採用しています。実は火には強いが、水にはメチャクチャ弱い性質を持っています。だから、河川氾濫地域で浸水などしたものならば、脆くなります。また、ALCは発泡コンクリートなため、気泡が結露した場合、寒冷地などではその水分が凍り、クラックが入る危険性があるため、ヘーベルハウスは北海道・東北・北信越には、営業所を開設していません。
決壊した水害にも押し流されなかったから強い家だと素人が勝手に判断し、一つのブームとなったのです。

さすが旭化成建材‼︎
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2015/12/07 20:27

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