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話法の助動詞
今日は練習が出来ない。
Wir können heute nicht üben.
は、
Heute können wir üben nicht.
では、ダメなのでしょうか?

A 回答 (1件)

Heute können wir üben nicht.とは言えません。

nichtの文中の位置にはいろいろなケースがあり、迷うことが出てくると思うので、文法書をよく読んでください。いくつか原則を書きます。

部分否定、つまり特定の語を否定する場合は、nichtはその直前に置かれます。

Nicht ich habe es getan, sondern er.
これをやったのは私ではなく彼です。(「私ではない」とichを否定するのでその直前にnicht)

Er ist nicht immer zu Hause.
彼はいつも家にいるとは限らない。(「いつもではない」とimmerを否定するのでその直前にnicht)

上の文章のnichtをimmerのあとに移動すると、文全体の否定になり、意味が変わってしまいます。

Er ist immer nicht zu Hause.
彼はいつも家にいない。

部分否定ではなく、文全体を否定する場合は、すべての目的語、副詞語のあとにnichtが置かれるという原則があります。

Er gibt uns das gesprochene Geld nicht.
彼は私たちに約束したお金をくれない。
(目的語das gesprochene Geldのあとにnicht)

Ich übe heute nicht.
私は今日練習しない。
(副詞heuteのあとにnicht)

こういう場合は文末にnichtがきますが、そうならないケースがいくつかあります。今、全部は挙げませんが、話法の助動詞を使った場合、本動詞は必ず文末に置かれるので、nichtはその前にきます。Wir können heuteの部分の語順をHeute können wirと書き換えることはできますが、本動詞übenはいずれの場合も文末にこなければなりません。

話法の助動詞なし
Wir üben heute nicht.

話法の助動詞あり
Wir können heute nicht üben.
Heute können wir nicht üben.

この規則は、現在完了のときの過去分詞や、分離動詞の前綴りの後置の場合と同じです。過去分詞や分離の前綴りが文末と決まっているので、nichtはその前です。

Wir haben heute nicht geübt.
私たちは今日練習しなかった。
(Wir haben heute geübt nicht.とは言わない)

Ich gehe heute nicht aus.
私は今日出掛けない。
(Ich gehe heute aus nicht.とは言わない)
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この回答へのお礼

とても、わかりやすい解説ありがとうございました!話法の助動詞では、本動詞は文末に必ずくるので、その前にnichtを入れるのですね!
もう一度、復習したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2016/01/07 01:06

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