人生のプチ美学を教えてください!!

ウッドデッキ材について質問です。
メンテナンスに時間と費用を将来的にかけたくないため、ハードウッドでウッドデッキの作成を検討しています。リクシルの樹ら楽のような人口木材は見た目的に好みではないため、そのような木材での作成は考えておりません。
デッキ材ですが、たくさんある中でイタウバで作ろうと検討に入ったのですが、この材料は色が抜けるのが早いという指摘を受けました。茶褐色の色が気に入ったのですが、この茶褐色を持続させるための良い塗料はないでしょうか。または茶褐色のまま長持ちするようなほかの材料はありますでしょうか。
やはり茶褐色の材料を長持ちさせたいとなると人工木材を利用するのがいいのでしょうか。その場合のおすすめはありますでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

イタウバであれ、ウリンであれ、木材を屋外に設置すると色あせはします。

木材によってその色あせが半年でくるものと2年ぐらいかかるものとの差はありますが、これは避けようがありません。木材の退色は、色素が紫外線で分解されてそれが雨で流されて起きるもので、それを防ごうとして家具のようにニスやウレタンのような透明の塗膜性の塗料で木材を塗装すると、確かに色素の流脱はありませんが、これらの塗膜性透明塗料は紫外線に当たると半年でボロボロに劣化し、その上に再塗装しようと思うと、いったんすべての塗料をはぎ取る必要があり、屋外での塗装には向いていません。そのため屋外設置の木材には屋外用木材保護塗料と言う塗膜性ではなく、木に染み込むタイプの塗料で塗装されることを推奨されていますが、この場合、もともとの色を保っているのは塗料に含まれる顔料で色をつけることによってです。しかしこの顔料自体の対候性も1年ぐらいしかありませんので、メンテナンスが不要な高耐久木材の場合は、いったん塗装すると木材のためには塗装する必要がないにも関わらず塗料のために毎年のメンテナンスが必要になります。それでは、顔料の入っていないジャラオイル等で塗装すればと言うことになりますが、確かにこれらのオイルで塗装すると、木材は綺麗になるのですが、オイルだけだと1か月ぐらいしか持ちませんので、手間と費用の割には全く有効でないと言うことになります。これに対して人工木材(合成木材)は、木材の粉と樹脂を半々に混ぜて顔料を加えて押し出し成型して製作しますので、色あせは少なく、販売するメーカーや施工店にとってはクレームの少ないありがたい商品です。しかし欠点は5年ぐらい経過すると何とも薄汚くなってくることです。これは、完全なプラスチックであれば、水を吸収しませんので問題ないのですが、人工木材の場合は木の雰囲気を出すために、どうしても半分ぐらいは木の粉を混ぜる必要があり、このために人工木材は多孔質で水を吸い込みます。これが長年の雨の汚れや生活上の汚れが染み込んでしまって取れなくなります。そのため写真で撮るとそれなりに色が残っているのですが、近くで見ると汚れが大きく、その場所でくつろごうと言う気にはならなくなってきます。また、半分はプラチックですので、静電気が発生し、どうしても汚れがこびりついてきます。以上のことから、5年経過したハードウッドと人工木材を比較すると。色あせていてもハードウッドが良いと言うことになってしまいます。ただ人工木材が圧倒的に優れているのはささくれがおきないと言うところです。そのため幼稚園や保育園に使われる場合は、トゲが刺さる心配のない人工木材を使われる方がベターです。大規模なショッピングセンターやベイエリア等は色あせても良い雰囲気になるハードウッドが向いています。住宅については、使われる本人の目的によってどちらを選ぶかですが、ハードウッドの場合、すべてのハードウッドが耐久性があるわけではなく、同じような重さと硬さの木でもセランガンバツのように10年持たないものからウリンのような30年以上もつものまでいろいろありますので、施工されるところがハードウッドに関する知識や経験がないところですと耐久性のあるものができない可能性が高いです。しかし人工木材の場合、大手のエクステリアメーカーの場合は自社で製作しているよりも大手の化学品メーカーで製作している場合が多いので、どこの商品を頼まれても(ホームセンターで販売しているような外国製は恐いですが)、これまで説明した欠点以外に大きな問題は起こりませんので、信頼できる施工店をご存じでないのであれば、住宅の場合は、大手のエクステリアメーカーの商品の方が無難かもしれません。
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ウリンはいかがでしょうか。

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