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ネックが順反りして、トラスロッドに頼りたくない場合、弦を張らないで一定期間放置して、またチューニングをするとネックが逆ぞり方向に行き、自然に直せますか?

A 回答 (3件)

>弦を張らないで一定期間放置して、またチューニングをするとネックが逆ぞり方向に行き、自然に直せますか?



 結論から先に言うと、直りません。っと言いますか、一時的に直ってもやがてまた反ってしまいます。
 弦の張力は常にネックを順反り方向に曲げようとしており、対するトラスロッドの軸力が弦の張力とつりあってネックを真っ直ぐに保持する構造となっています。ギターのネックの機械的構造上、『トラスロッドに頼りたくない』というのは不可能です。

 クラシックギターや古いマーチンなどにはトラスロッドは入っていませんが、ネックを補強するための心材が埋め込まれており、またそれでもジリジリと反っていくので、定期的にネックを修正しなければなりません。

 尚・・・単純にネックの逆方向にチカラをかけて放置して修正する、というのは絶対にやってはいけません。冷間(室温)状態でチカラをかけてネックを反らせると、木材が弱くなってしまいネックの機械的強度が低下します。
 木材は熱をかけると強度が弱くなる特性を持っており、ネック修正ではその特性を利用して、ネックアイロンというヒーターをあてて温めながら反りを修正します。(木製の桶の側面の輪の部分を作るのと同じ要領です。アコースティックギターの側板やグランドピアノの側板なども、温めた板を型に沿わせながら曲げて作ります。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/03/13 12:54

自然に直ることはまず無いです。

弦を緩めても、進行を遅らせられるだけでしょう。
それより、そういう時のためのトラスロッドなのに、なぜ頼りたくないと思うのか不思議です。
そもそもですが、本当に反っているのか、元起きはしていないかのチェックはしていますか? 元起きならトラスロッド調整ではなくネックリセットが必要です。

トラスロッドを持たないクラシックギターなどの場合は、指板に熱をかけながら力を加えて修正します。そのための機材を持っていればトラスロッドに頼らない修正は可能だとは思いますが、いずれにしてもトラスロッドを張った状態にするために最終的にはロッド締めますよ?
締めておかないとまた反ってくる可能性が大きいし、ロッドがビビリを起こしたりしますから。

機材の例)
http://www.stewmac.com/Luthier_Tools/Tools_by_Jo …
http://www.lmii.com/products/tools-services/bend …
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

お礼日時:2016/03/04 18:59

ネックが外せる場合、外したネックを平らな物の上に置き、万力の様な器具で少しづつ戻すのが通常の行程。

ただ、外せない以上、程度にもよりますが負荷を掛けて直すしか方法がないでしょう。ネックと同じ長さの添え木をフレットの上に乗せ、タオル等の柔らかい材質の物で数箇所傷が付かないように縛る、等。逆ぞりなら使えそうな業です。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

お礼日時:2016/03/04 19:00

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