第二次大戦中、日本軍が撤退まぎわに台湾軍属のアキレス腱を切って連合軍が使えないようにしたってホント？

Question

昨日ネットで見た連合軍兵士の手記によると、「ニューギニアに上陸し、攻撃すると日本軍は撤退していった。　その跡に杭に縛り付けられている人間がいて、生きていて台湾人と分かった。労働力として連れてこられたと思われる。足首(lower leg)を切られていて、たぶん、連合軍に労働力として使われないようにしたんだろう」と書いてありました。でも、当時、台湾は日本領土で、台湾人は日本人だったはずです。　連合軍に救出されれば、台湾に帰って「日本軍にひどいことをされた」といいふらすでしょうから、そんなバカげたことを日本軍がしたでしょうか？　もし、中国語が分かれば自分で調べるのですが、分かりません。　で、質問は、１）史実かどうか　２）日本人の台湾人に対する考えは、そのようなものだったのか？　の２点です。

pandalovelove · Accepted Answer

１）史実かどうか

おそらく史実ではありません。
他の方が述べられたように、あえて拘束してアキレス腱を切るより
殺害した方が簡単です。普通に考察すれば、負傷で後送できないので
置いて行かれたと考えるのが妥当です。
ただし、日本軍にも多くの人員がいたので絶対に無いとは言えません。

歴史を検証するうえで、検証を経ていない証言は資料ではなく
あくまでも参考にすぎません。
本気で史実かどうか検証するためには、本人や第三者への聞き取り、
当時その付近に展開していた日本軍と徴用された台湾人軍属から
該当すると思われる人物など調べる必要があります。
そのような検証をしないうちは、あくまでも一つの証言です。

２）日本人の台湾人に対する考えは、そのようなものだったのか？

台湾人への蔑視はありました。
近年の台湾は一般的に親日といえますし、日本は台湾統治時代に
それなりの政策を行っていました。八田與一や六氏先生、
明石元二郎、後藤新平のアヘン対策などなど、よく見かけます。
では、台湾人が日本人として扱われたかというと違います。

台湾統治と朝鮮では、同じ植民地統治として明確に差別されました。
帝国大学である京城帝国大は併合後14年に対し台北帝国大は33年、
朝鮮王には皇女が嫁ぎ、伯爵（宋秉畯）に叙せられた人もいます。
志願兵の受け入れは朝鮮が1937年で台湾が1941年、朝鮮人には
許可された陸軍士官学校は台湾人は入学できない（海兵は両方不可）、
悪名高い（当時は日本人になりたくて請願された）創氏改名も、
台湾では（改姓令）許可制で３％しか認められないなど
（注：朝鮮では姓の扱いが日本と違うので創氏は強制ですが、
申告制の改名は20％）多くの待遇の差が挙げられます。
台湾では発展に取り残された民族も多く、それに対する差別も
それなりにありました。
その中で起こったのが有名な「霧社事件」です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%A7%E7%A4%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6
（Wikiですが閲覧注意です。残虐な写真があります）
朝鮮で有名な三一事件では、警官が惨殺されたり役場が焼き討ちに
あいましたが、死刑判決は無く、ほぼ全員が数年で釈放されましたが、
霧社事件は逮捕された者は全員留置中に死亡し、生き残った300人弱は
僻地へ移住させられるなどで、天皇陛下が事件の根本に原住民への
侮蔑があるともらしたとされています。

台湾では、二二八事件以後戒厳令が敷かれ、外省人による統治が
行われました。このことを「犬（日本のこと）が去って豚が来た」
と揶揄されたように、中華民国よりましだけど日本の統治も
良い点ばかりでは無いと思われていると考えます。
（他国の植民地政策よりは良かったと思います）

手記の記述について考察するなら、戦時中でも日本に協力的な部族も
敵対する部族もありましたが、徴用は高砂義勇隊に代表される
親日派が多く、献身的な働きをしたとされています。
よほど差別主義の隊長か怠惰な台湾人でない限り考えにくく、
この意味なら、ご質問の回答は（ニューギニアの戦地で）
「台湾人を差別した行為とは考えにくい」ということになります。

chiha2525 · Answer

足を切られた台湾人がつながれていた、を見て、白人は黒人奴隷たちの手やら足やらを平気で切り落としていたので、そのようなことをしたのだろうと思ったのでしょう。
足を切られていた、というのも微妙で、つながれていて足を怪我していた、あるいは足が病気などで動かすことが困難であっただけかも知れません。

似たような話で、戦艦大和が沈んだときに救助艇に先に乗ったものが後から来たものの手を日本刀で切り落として救助艇が沈まないようにした、というものがあります。救助に当たったとする船の名前が違うなど、何か棒状のものを差し出して助けようとしたものを見間違えたのではないか？といわれていますが、真相は藪の中。

まぁ１兵士の手記の真実性など、その程度です。

そうそう、南京大虐殺の話で、中国人が奴隷をくさりでつないで逃げられないようにして、って話、あれ、機関銃とかはないんです。地下や小屋にくさりでつながれてた奴隷を日本軍が一方的に殺したってだけの話。
まぁ、真実など・・

いちろう459 · Answer

ヒント。
当時の日本軍には多くの朝鮮人がいた。

sdkfzA · Answer

＞済みません。見た手記はこれですー＞http://corregidor.org/heritage_battalion/nycum/ch5.html

問題の「ニューギニアに上陸し、攻撃すると日本軍は撤退していった。　その跡に杭に縛り付けられている人間がいて、生きていて台湾人と分かった。労働力として連れてこられたと思われる。足首(lower leg)を切られていて、たぶん、連合軍に労働力として使われないようにしたんだろう」の部分はどこですか？

答えて欲しいなら、せめて該当部分を抜き出して貼る程度はしていただきたいですね。
そんな記述があるかないかも知れない英文を、BA欲しさに苦労して読むとでも思っているんですか。

makocyan1 · Answer

捕虜のアキレス腱を切って逃げられなくする、という方法は古代から西欧を中心に見られた軍、もしくは拷問の方法ですね。日本でそのような方法をとったという記録は見たことがありません。日本の犯罪史の中では長岡京事件などで見られるくらいでしょうか。

で、
１)史実かどうか
　→いち兵士の手記だけだとなんとも言えません。写真もないし第三者の証言もない。連合軍が当時日本兵を対象に行った残虐行為なんかはかなり写真が残っていますけれど、この兵士はなんで写真を残さなかったんでしょうね。まあ、他の回答者様もおっしゃるように、そんなことをするくらいだったら殺すわな、というのが真っ当な考え方でしょう。

２）日本人の台湾人に対する考えは、そのようなものだったのか？
　→いいえ、一般的に日本人と台湾人の関係は友好的で、ちょうど兄弟のようなものではなかったでしょうかね。特に高砂族出身の志願兵などは日本兵から非常に信頼されていたということです。

HL230P45 · Answer

はて？　↓には日本軍の「日本軍のおぞましい蛮行」とやらはありませんでしたが。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/774.html

このような質問は過去に何度も出ています。
その場では「日本の蛮行とやらをの証拠」を出せと要求された反日集団が「なかったという証拠もないアル」や「被害者の証言があるニダ」と逆切れしていました。

しかし、議論や裁判の世界では【悪魔の証明（無実の完全な証明は不可能）】と【告発側の立証責任（犯罪があったと主張する側が有罪の証拠を出す義務がある）】とされています。
「証言」についても、内容や証言者の素性が検証されていないものには証拠能力はありません。

これらの詳細については↓の私の回答（No４）をご覧になって下さい。

【慰安婦を強制連行した証拠を下さい。】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8674028.html

質問についてですが、
ソースである「連合軍兵士の手記」の内容や素性が不明（というか、そんな手記があることすら不明）なので回答以前に考察すら不可能です。

以下の回答は、ネット上にその「手記」があったという前提でのものです。

１）史実かどうか

回答１：多分ウソ。

私なら、足を切って置いていくくらいなら殺します。
前線に民間人を「労働力として連れてくる」というのも考えられません。
彼らとの関係は良好であり、日本人以上に優秀な戦力でもあったので、それらを捨てることなどありえないとも思います。

https://www.youtube.com/watch?v=3gILz6MFB-k

その手記の内容ですが、南京陥落時に国民党軍が自国民にした事に似ているような・・・
【参戦勇士九人が語る「南京事件」の真実】（動画）
https://www.youtube.com/watch?v=OHaZh901LqA
（2：25　戦いが終わって、敵のトーチカを検分して見た。
するとトーチカの中国兵は足を鎖で繋がれており、中から出られず、死ぬまで機関銃を撃ち続けるように強制されていた。）

２）日本人の台湾人に対する考えは、そのようなものだったのか？

以下の理由から、関係は良好だったと思います。
過去の日本への誤解や悪意から、日本は朝鮮や台湾を侵略して植民地にして虐待したと仰る方々がいるようです。
しかし、私はそれは間違いだと思います。

日本は台湾に欧米のような搾取をせずに、教育とインフラを整備し近代化に貢献するという、本来の意味での植民地経営をしました。
台湾人も当時からそれを支持しており、現在でも評価しています。

これらについては↓の私の回答（No６）をご覧ください。
	
【台湾はなぜ親日なのですか？】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8678529.html

【忘れ去れた台湾史 日本時代編】（動画）
https://www.youtube.com/watch?v=7WajJZuFMIU

kantansi · Answer

ご質問にある連合軍兵士の手記をネットで探しましたが見つかりません。

　その代り以下のような信じられない英米軍、日本軍のおぞましい蛮行が掲載されているサイトが見つかりました。　日本軍の蛮行については信じたくないですが、そういうことはなかったと証明することはできません。　戦争と言う異常な状況の中ではそういう地獄もあったのかなぁとも思います。　日本軍は統制がとれて軍規に忠実だったから非行は働かなったという人もいますが、正直その方が信じられません。　答えになってなくて申し訳ないですが、改めて戦争の悲惨さを思い知るとともに、反戦の気持ちを一層強くしました。　

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/774.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/774.html

第二次大戦中、日本軍が撤退まぎわに台湾軍属のアキレス腱を切って連合軍が使えないようにしたってホント？

１）史実かどうか

足を切られた台湾人がつながれていた、を見て、白人は黒人奴隷たちの手やら足やらを平気で切り落としていたので、そのようなことをしたのだろうと思ったのでしょう。

ヒント。

＞済みません。

捕虜のアキレス腱を切って逃げられなくする、という方法は古代から西欧を中心に見られた軍、もしくは拷問の方法ですね。

はて？ ↓には日本軍の「日本軍のおぞましい蛮行」とやらはありませんでしたが。

ご質問にある連合軍兵士の手記をネットで探しましたが見つかりません。

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