人生のプチ美学を教えてください!!

80年代から90年代にかけて、東京や大阪といった都会においてはドーナツ化現象が起きており、都心部の人口減少、郊外の人口増加が顕著でしたが、その頃の都心部はどのような感じだったのか教えてください。
東京都港区、中央区などは人が減少して閑散とした様子だったのでしょうか。
また、白金や広尾といった都心の住宅地より、田園調布や成城といった都心から離れた住宅地の方が高級住宅地として看做されていたのではないでしょうか。

A 回答 (1件)

当時の都心部は全然閑散となんかしていませんでした。

むしろ騒々しかったほどです。

1980年代から1990年代にかけての時期は、ちょうどバブル景気の時代と重なります。
好景気にかこつけて多数の企業が都心部の土地や建物を買いあさり、不動産の価格が急激に高騰した時期です。
一般人は高価な都心の住宅にはとても手を出せない状況になり、郊外への移住が進みました。
これが「ドーナツ化現象」の正体です。

好景気なので、都心の飲食店や遊興施設は客を求めてこぞって夜通し営業しました。
終電を逃した客を拾おうとたくさんのタクシーが一晩中市街地を走り回っていました。
閑散とはほど遠い状況でした。

都心か郊外かにかかわらず、高級住宅地と呼ばれるところに住んでいる人は、もはや別世界の人という感じでした。
日本はこの先どうなってしまうのだろう、そのうち都会には誰も住めなくなってしまうのではないか、とまで思ったものです。
この後「バブル崩壊」で景気が急降下するとはつゆ知らず、バブルの恩恵を受けていた人たちは完全に浮かれまくっていた時代でした。
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