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イオン結合は+−になってくっつけど、共有結合の場合は右上の図のように共有して合計陽子1電子2なので−を帯びていますよね?

「イオン結合は+−になってくっつけど、共有」の質問画像

A 回答 (4件)

ああ、よくある錯覚ですね。


共有結合をした後の、価電子の数を数えてみてください。
Hから1個、Clから7個。併せて8個。
ちゃんとつじつまは合っていますよ。
なお、共有結合の場合、プラスの合計とマイナスの合計は、意味を成しません。(イオン結合と根本的に違います)
この場合、2原子で1つの原子を「作ろうとしている」のです。
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一番最初に習うのがイオン結合、さては寝てたな?


オクテット則 電子は最外殻の電子軌道が希ガス型で安定する。イオン化電位が低い
金属元素 最外殻の電子を失って安定する。
        すなわち陽イオンになりやすい
非金属元素 最外殻の電子を補足して安定になる。電子親和力が大きい
        すなわち陰イオンになりやすい

イオン結合 電子を失った陽イオンと電子を補足した陰イオンがクーロン力で結びつく
共有結合  非金属元素どおしは互いの電子を失うことなく共有して結合する。
金属結合  電子を失った金属イオンが負電荷をもつ電子によって繋ぎ留められている

何処にも化合物の電荷が偏る話は出てこない。ここの構成要素は電荷をもっているにしても
個々の構成要素が持つ電荷は観察はできないが、イオン化電位と電子親和力を合算して電気陰性度で判断できる
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直近に同じ質問をされたでしょう、そして回答者に否定されましたよね。


過去のお答えを呼んでいないのでしょうか?
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分子全体では水素原子の1s軌道の電子1個と塩素原子の3p軌道の5つ電子が、


2つの原子間で共有されることにより、それぞれの原子が図にあるようなHeやArのような安定な電子配置となっています。
全体の電荷を見た場合、水素原子と塩素原子が結合しても、電子やそれぞれの原子核(陽子の数)は変化していませんから、
電荷は釣り合っていてバランスが取れている状態になっています。
(分子全体だけを見た場合では、正負の電荷を帯びていない状態)

ただし、塩素原子と水素原子で電気陰性度を比較した場合、
塩素原子の方が電気陰性度が高く、実際は塩素原子側が電子を引きつけて負電荷になり、
水素原子側が正電荷を帯びるようになります。
分子の部分部分で電荷の偏りが生じていて、塩化水素は水素結合を生じる性質を持つことになっています。

イオン結合がこう、共有結合がそう、と、どのような結合や電子配置を取るのか、
結合の種類で分類して理解していくのが基本なのですが、詳しく考えると違う結合が混ざっていたり、両方の結合の性質がある場合があるのが、
化学の難しくて面白いところだと思います。
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