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車のバンパーをエアガンで塗ったのですが、塗装面がデコボコでうまくツヤが出ません。エアー圧と塗料の噴霧量と距離はどれくらいで、どういうように吹いたらうまく吹けますか?また、クリアーを吹くと白い粉雪みたいなものがついてしまいます。クリアーの吹き方も教えてください。ちなみに使用塗料のメーカーは関西ペイントです。よろしくいお願いします。

A 回答 (2件)

板金塗装業経験者です。



基本的な話になりますが、
塗料吐出量、エアー圧、パターン幅の各調整はガンによって使用法が異なります。当然、塗装方法もそれに伴い微妙に変わります。
それから、対象物の面積でも変わるし、塗料の粘度、希釈量、硬化速度、硬化剤比率、種類(1K/2K)(ソリッド/2コート/3コート)、色(白/黒/赤…)などでも違います。

・・・でも、ごく標準的な方向で説明はしますので参考にしてください。

ガンはLVMPでない一般的な国産の重力式(岩田など)として、調整ネジが3つあると思います。上から、「パターン幅」「吐出量」「エアー圧」です。
まず、パターン幅は全開。吐出量は閉じた状態から2回転開きます。エアー圧は1.8。この状態を基本にして微調節はしてください。

それから、肌の悪さ(柚子肌?)は今の時期は気温の影響も大きいとは思いますけど、恐らく単純に塗り方の問題だと思います。
ガンと塗装面との距離は15~20cm。
角度は塗装面に対して、「常に90度」。曲面は平行に追随します。
要するに、丸い所はガンも丸く動かすと言う事です。
移動スピードは大体秒速30cmほどでしょうか。計ったことないので推測です。
下処理、塗装環境はバッチリとさせてもらっていいですね?
以上を踏まえて塗り方を説明すると、一回目はガンの距離を多くとって、パラパラと「捨て吹き」します。エアーブローして乾かしつつハジキなどないかチェックします。
続いて2回目。上の端からウエットに塗り始め、ぼかす方向があるならガンを振ってぼかします。パターンは3分の一程度重ねていきます。下まで行ったらエアーブロー。艶が引いたら3回目。同様に吹いてエアーブロー。最後にメタリック(パール)の調整のため捨て吹きを一回してベースコートは完了です。

続いてクリアーに行くわけですが、おっしゃられている問題のほとんどはこの段階で出ていると思われます。
まず、クリアーも同じガンで吹くのならキレイに洗浄してください。カップの中だけでなくノズルや中間部もきれいにしないとクリアーの中にゴミが混入します。
おっしゃっている白いゴミはガンの洗浄不足によるものだと思います。
クリアーの塗装に行く前に、硬化剤はきっちり量ってください。硬化剤の量は規定値以下はもちろん、規定値を超えても硬化不足となります。これはごく微量でも影響しますのでちゃんとした「計量器」を、なければ最悪でもゲージ棒を使用してください。
ではクリアー塗装ですが、これは3回目までベースコートの塗り方で行けると思います。しかし、最後の捨て吹きはしないでください。最後ぼかすところはボカシ剤を吹いてください。
もしもクリアー2回目の段階で肌が悪ければ、エアー圧を2.0まであげてみるか、吐出量を4分の1回転あげるか、移動スピードを調節してみてください。あとは希釈量をあげるか、または遅乾型のシンナー・硬化剤を使用してください。
この辺は文章ではどうしようも出来ないところです。自信がなければ何か適当な物で試しにやってみてからの方がいいかもしれません。
いちおうこれでやってみてください。

・気温は低い時に、温度に合ったシンナー・硬化剤で。
・コンプレッサー・レギュレーターの水抜きをしてから。
・ガンの洗浄は徹底的にキレイに。
・塗料のろ過をキチンとする。

これらを念頭においてください。
もしさらに質問などあればお答えしますのでがんばってみてください。
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この回答へのお礼

親切な説明ありがとうございました。がんばって練習してみます。

お礼日時:2004/07/21 08:54

塗装方法によらない高温多湿で粉拭きでないとすれば、


スプレー特有の原因として、でこぼこは厚塗りと、霧が細かく出来ていないのが原因として考えられます。
粘度はホンの少し下げた方が楽かもしれません。

白い粉は乾燥したクリアーの破片ではありませんか?
クリアーは色物より平坦に塗らないと目立つかもしれません。
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この回答へのお礼

さっそくのご返事ありがとうございます。いろいろ参考になりました。がんばってやってみます。

お礼日時:2004/07/21 08:56

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