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唐突な質問ですが、
統合失調症の陽性症状の妄想、幻覚、また幻聴は、中脳辺縁系のドーパミンが増えすぎることが原因で起こるということをインターネットの情報を参考に知ったのですが、ドーパミンとその症状の関係性というか、仕組みがよく分かりません。

現状理解している程度でいえば、抗精神病薬(非定型)は陽性症状で言えば、D2受容体のドーパミンを遮断し中脳辺縁系のドーパミンが過剰にならないようにバランス調整する。

というふうに私の中で理解しているのですが、何故に中脳辺縁系のドーパミンの過剰で妄想や幻聴、幻覚などの代表的な症状が起こるのかがいまいちピンときません。

脳内の仕組みの事が理解できるほど頭が良い方ではないのですが、統合失調症の陽性症状の理解をしたいと思っているので、よろしければ参考になる智慧をお貸しください。

A 回答 (2件)

神経伝達物質であるドーパミンの過剰が統合失調症の陽性症状の原因なのかあるいは結果なのかは未だにわかっていないと思います。


ただ、統合失調症の陽性症状のときにドーパミンの過剰という現象が生じているという事実のみがわかってるということです。
一方、パーキンソン病は統合失調症の逆でドーパミンが足りないのが病態ですが、パーキンソン病患者の治療薬にドーパミン受容体刺激薬(アゴニスト)を投与するとその副作用として幻覚幻聴などが現れたりします。反対に、統合失調症の患者さんにドーパミン受容体拮抗薬(アンタゴニスト)を投与すれば、すでにご存じかもしれませんがパーキンソン病様の錐体外路症状が副作用として現れたりします。

結局のところ本当のところなぜある人は統合失調症になりある人はならないのかは未だに解明されていないというのが現状ではないでしょうか?
お大事になさってください。
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この回答へのお礼

統合失調症になるかならないは、[症状に対して何も情報が無い状態]で、症状に直面した時の、その症状(刺激)に対しての解釈の仕方や、反応が過剰かそうでないかという部分も多少あるのではないかと思う自分がいます。

例えば少々の事であれば、通常幻聴が聞こえたとしても「空耳だろ。」とあっさり考えるAさんがいたり、
かと思えばBさんは「確実にテレパシーだろ。」とその相手が存在しているという前提でテレパシーで応対しようとしたり、
かと思えばCさんは「これは電磁波の影響に違いない。」「これはどこかの国が兵器で攻撃している。」と電波の有害性を主張したりと・・・

症状という、独特の刺激と向き合った時にどう対処するかが、個々によって分かれる上、非常に個性的な主張の出るユニークな精神疾患だなとは思います。

現状ドーパミン仮説はあくまで仮説として定着しているのにもかかわらず、抗精神病薬はドーパミンのバランス調整に焦点をあて、症状の緩和に当てられており、仮説にもかかわらず継続的に飲み続けなければならないという部分に、未解決の問題があるとは思っていますが、私自身が幻聴、幻覚、妄想に遭遇し現状抗精神病薬に救われている部分があるので考え方をまとめておきたいと思い質問させて頂きました。

回答にお時間割いていただき、ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2016/07/24 19:42

私は専門家ではありませんので、参考程度とお考え下さい。


まず、ドーパミンは神経伝達物質です。
で、神経の細胞には、シナプスという接点があります。接点どうしはわずかな隙間があり、その隙間のある接点にドーパミンが出た際に電流が流れ、神経細胞どうしの伝達が行われる、と言います。
いわば、回路に電気が流れるのと同じと考えられます。
ただ、1個の神経細胞にシナプスは何ヶ所もあり、また、1ヶ所のシナプスにも複数の他のシナプスが接しているそうです。
ドーパミンの量が多すぎると、本来の電流の流れ以外のところからの電流も流れやすくなってしまい、いわば混線が起こります。
そうなると、例えば今見ている風景に、祖父の記憶が混線すれば、祖父がそこに居る妄想になると考えられますし、今聞こえている風の音に、サイレンの記憶が混線すれば、鳴ってもいないサイレンの幻聴になると考えられます。
ですから、抗精神薬で、ドーパミンの過剰を抑制する事で、幻覚、幻聴を抑えられると考えられます。
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この回答へのお礼

実は以前同様の質問をした際に回答を頂いたことがありまして、私も、記憶と脳内の電流の混線という事に関して、考えさせられました。
例えが分かりにくいかもしれないですが、記憶をエクセルのシートにたとえさせてもらいます。
脳内で過去に経験した記憶や、それに伴う風景や音が大量にあったとして、エクセルのセルで例えると
一年分の記憶がワークシート1のAAの1から、ZZの99までだとすると、
過去の記憶映像がびっしり大量にあり、ドーパミンが過剰になることで混線した電流によって、その記憶のワークシートのセルのどこかが、いきなり脳内に現われたとすると、多分無意識過ぎて妄想になるだろうなと思います。
セルのどこかのサイレンの音がいきなり混線によって意識上に現われたらおそらく幻聴になるだろうなと文章を読み、私も思いました。
情報処理の異常が中脳辺縁系のドーパミン過剰と電気信号の混線によって起きるのかどうかそのうちかかりつけの医師に聞いてみます。

考え方のヒントになりました。回答にお時間割いていただきありがとうございました。

お礼日時:2016/07/24 20:15

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