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最近、某福祉施設でボランティア活動をしている者です。
そこでお願いなのですが、福祉と教育は、
違うのでしょうか。
そもそも福祉とは、障害者や年寄りを生活支援
することです。
教育とは、子供を相手に物事を教えることです。
ボランティアをしていく上で、福祉も教育と
似通った部分があります。
もし、福祉と教育の決定的な違いについて
ご存知の方がいましたら教えてください。

A 回答 (5件)

どの程度まで本気になって書けばよいかわからない(本気になると卒業論文のテーマになりえるかも)のですが、まあ、こういう場ですので軽く書いてみます。



まず、福祉についても教育についても、本来の意味とは拡大して用いられているということがあります。典型的なのが福祉で、従来の貧困者対策が一段落して、「新たなる対象」を求め、対象者の拡大があったことはご存知かと思います。そしてその段階で、相互の分野において学際的な部分にまで拡大したため、ある部分においては両者は重なっていると思われます。

というわけで、比較的オリジナルな福祉と教育についてまず述べてみます。
第1に、福祉と教育についてはよって立つ憲法の条文が違います。
福祉は、憲法第二十五条【生存権、国の生存権保障義務】 が、その存在基盤ですし、教育は、憲法第二十六条【教育を受ける権利、教育の義務、義務教育の無償】によっています。
教育のほうはあまり詳しくないのですが、福祉は「ないと生きていけない」人のための権利です。
お金がなくて餓死することのないように生活保護。一人だけでは生活できない障害者や高齢者には公的サポート。親のいない子どもには養護を。そういう性格の権利です。

次に、労働政策面から捉えれば、教育については労働力を生産するという一面があります。一方の福祉は、いったん労働力から零れ落ちた貧困層を労働力として再生産するという側面があります。実際、日本では生活保護法、児童福祉法、身体障害者福祉法が終戦後早々に制定されたように、戦没軍人・障害軍人退役者の家族を死なせずに将来の労働力にすべく制度が設けられました。

他にも、教育に関しては「教えるもの」「教わるもの」という2者に明確な違いがありますが、福祉のかなり原始的な形は互助組織です。お金なら「講(頼母子講)」、あるいは家族による介護、もしくは近隣通しの助け合いetcと、「上下」ではなく「左右のつながり」が存立基盤になっていました。

相当書きなぐりましたが、とりあえずこんなところでいかがでしょう。
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ボランティアをしていく上でどんなところで、福祉も教育と似通った部分が有ると思われるのでしょうか?


ボランティアと福祉と教育はわりと切り離して考えた方が良いような気がします.
福祉は障害者や高齢者に限られた事では有りませんし、教育もまた、子どもに限られた事では有りません.
福祉は全人を対象者としますので、児童福祉の立場であれば、教育的な視点も必要かとは思いますが.
しかし、教育と福祉ではそもそも、おかれている視点が違うと思います.
福祉の立場では、指示的、教示的であってはなりません。共感し、受容する所から出発しますので、教育とはその辺りが違ってくるかと思います.
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教育とは。


他人に対して、意図的な働きかけを行うことによって
その人間を望ましい方向へ変化させること。
広義には、人間形成に作用するすべての精神的影響をいう。

福祉とは。
社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福。


こんな書き方をすると怒られるかもしれませんが。
障害者やお年寄りの中には、人の手を借りなければ
「等しくもたらされるべき幸福」を得ることが出来ない人たちがいる。
「等しくもたらされるべき幸福」って言わば「ごく普通の生活」だと思います。

ご飯を食べる、お風呂に入る、トイレにいく、散歩に行く、寝る・・・

こういうことも自力で出来ない人たちがたくさんいる。
その人たちに「等しくもたらされるべき幸福」をもたらすのが福祉です。
福祉の「福」は「幸福」の「福」であること、幸福にするための行為であること。
それが、教育との違いじゃないかなと思います。
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 福祉とは広い意味で、社会的弱者を支援したり、人として満足できる


ような支援も含みます。

 教育は、社会的立場に関係無く、知識・技能・教養など(子供だけでは
ありません。)を教えることです。

 両方あわせた、教育福祉もあります。境界がややこしいですね。
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福祉とは幸せになってもらうこと。

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