裁判官になっている方の動機

裁判官の方へ質問です。
裁判官になれるほどの成績優秀、人品卑しからずの方ならば、弁護士事務所から高給のオファーも多々あることと思います。

そのようなオファーを蹴ってまで裁判官になりたいというモチベーションは何ですか？裁判官になって本当にやりがいを感じていらっしゃいますか？

また、任官されたとして、初任給は相当薄給ですが、結婚するなら共働きをしないと生活できませんか？どちらもかなり裕福に暮らしてきた身としての話です。

共働きとして、頻繁な転勤など、皆さんはどのように対処なさっていますか？

No.1 ベストアンサー 回答者： morino-kon 回答日時： 2016/09/30 22:39

裁判官の身近なものです。

まず、裁判官は、しょっちゅう、このような質問サイトに投稿しないようにと事務方からの連絡事項で回ってきます・・・。
裁判官は私的な場合も、少しでも誰かの相談に乗ると、公平性が保たれないのだそうです。
まじめに、そのように話しております。

裁判官も、最初は北海道や東北などに配属されますので、一緒に暮らしながらの共働きは難しいです。
官舎がありますので家賃はかからず、派手な生活もしませんので生活は出来ます。

官舎は、古くて設備の少ないところが多いので、引っ越しのたびにある程度の費用はかかります。

弁護士は儲かる…というのは、昔の発想です。
今は事務所を選ばなければなりませんし、裁判で負けた当事者は弁護士相手にカゴ事件として訴えてくることもあります。なかなか、割に合わない仕事だと思います。

そのような営業力を必要とされず、ひたすら目の前の仕事だけを考えていればよいということとで、適正も考えて選んでおります。やはり、自分がかかわる人たちの生活を考えると、収入面だけではないやりがいというものがあります。

この回答へのお礼

morino-kon様、貴重な情報をありがとうございます。

＞まず、裁判官は、しょっちゅう、このような質問サイトに投稿しないようにと事務方からの連絡事項で回ってきます・・・。
裁判官は私的な場合も、少しでも誰かの相談に乗ると、公平性が保たれないのだそうです。

そうだったのですね、弁護士のカテはあるのに裁判官や検事のカテがない！と思っていました。

裁判官志望の男性と都内で金融の総合職女性の組み合わせを知っていますが、裁判官になるにはトップクラスの成績を求められ、弁護士事務所のオファーもすべて蹴ってから志望しなければならないそうです。よい成績の同僚たちは高給の弁護士事務所に内定しているとか。

いろいろ生活面などの制約も多いようで、経済的にもそう恵まれるわけではないのに、志が高いものだと感心します。

＞今は事務所を選ばなければなりませんし、裁判で負けた当事者は弁護士相手にカゴ事件として訴えてくることもあります。なかなか、割に合わない仕事だと思います。

そういう面もあるのですね。参考になりました。m(_ _)mございました。

お礼日時：2016/10/03 23:18