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ドイツ語ビギナーです。

「私たちの家に来ませんか?」(来るのはどうですかという提案)
をドイツ語で
Kommt doch noch mit zu uns nach Hause!

と言うらしいところまでは分かりましたが、「mit zu uns」の「zu」と「uns」はどういう役割なのでしょうか。
「uns」が「私たち」という意味だという程度は分かっておりますが、私のドイツ語のレベルでは「mit」の直後に「uns」が来た方が何となく「私達と一緒に」という意味でしっくりくる気がします。
「私達の家へ」と表現したいので「zum unser Hause」などと使いたくなりますが、それはおかしいのでしょうか。

また、「doch」「noch」はどういう役割で必要でしょうか。
(意味を柔らかくする、丁寧さを出す、など)

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

日本語の出題が「私たちの家に来ませんか?」(来るのはどうですかという提案)の場合、ドイツ語訳には複数の可能性があります。


まず、日本語の場合は主語がしばしば省略されるので、「あなた方(Sie・敬称)」に対して言っているのか、「君(du・親称単数)」、「君たち(ihr・親称複数)」に対して言っているのかも判断できません。動詞の部分が「来ない?」ではなく「来ませんか?」と丁寧語になっているので、この日本文だけからだと「Kommen Sie…」という書き出しも当然あり得ますが、何を主語として訳すようにと、出題に断り書きが付いているでしょうか。親称「du」や「ihr」に対する命令文の場合は主語を省略しますが、「kommt」は、「kommen」の「ihr」に対応する人称変化形なので、「君たち」として訳しているわけです。
それから、このドイツ語訳の例では、「一緒に来る」というニュアンスでドイツ語訳してありますが、「私たちの家に来ませんか?」という日本語文だけだと、誘う方と誘われる方が今その場に一緒にいるのか、それとも遠方から言ってきているのかも不明なわけです。そういう意味でも、ドイツ語の訳文を一つに絞ることはできませんが、独訳の練習問題では、こういうあいまいな日本語文の出題はよく見られます。出ている回答が唯一の正解とは限らないので、柔軟に考えてください。
ここで例示されているドイツ語訳の文、「Kommt doch noch mit zu uns nach Hause!」についてだけとりあえず説明します。
まず「mit」ですが、これは前置詞ではありません。「mit」が前置詞の場合は、3格の名詞や代名詞と「直接」連結して、「mit uns(私たちと一緒に)」、「mit meinem Freund(私の友人と一緒に)」となります。しかしここでは、「mit」と「uns」の間に「zu」が置かれているので、「mit」は「uns」にはかかりません。この「mit」は、「mitkommen(一緒に来る、行く)」という分離動詞の前綴りです。

分離しない形
Wollen Sie mitkommen? 一緒にいらっしゃいますか?
分離する形
Kommen Sie mit! 一緒にいらっしゃい!

分離動詞が分離した場合、前綴りは文末にくると文法書には出ていると思いますが、必ずしもそうとは限りません。つまり、「一緒に」という意味は動詞「mitkommen」の方に含まれていて、「私たちと一緒に」とは書いてないのです。「zu uns」は、「私たちのところへ」という行き先を表し、「nach Hause」は、「家へ」という「方向」を表す決まった言い方です。「私たちの家へ」という場合は、普通この二つを組み合わせて「zu uns nach Hause」と言います。日本語では「私たちの家へ」ですが、ドイツ語では「私たちのところへ」+「家へ」という表現になるのです。「zu」を使ってひとまとまりに表現する方法もありますが、「zum unser Hause」は誤りです。「zum」は、「zu」と定冠詞「dem」が連結した「zu dem」の短縮形です。「私たちの」に相当する「unser」で修飾する場合には定冠詞はつかないので、「unser」の方を格変化させて、「zu unserem Haus」(この場合は、HauseよりHausが普通)とします。「zu uns nach Hause」を使うか「zu unserem Haus」を使うかは文脈にもよりますが、「zu uns nach Hause」という言い方のほうが普通でよく使われるので、決まった表現として覚えてください。
「doch」や「noch」のような品詞のニュアンスは多様なので、ドイツ語学習において特に難しいもので、使われ方もいろいろです。「doch」には「強調」のニュアンスもあります。この文の場合の「doch」は、命令文とともに使われて「どうか」「是非」などのように勧誘の強調になります。実際の会話で、たとえば相手が一度辞退したあとにもう一度誘うような場合に「doch」を使うと、口調によっては「そんなこと言わずに是非」という強い意思表示にもなります。「noch」は、「これから」「このあとまだ」という時間的後続を示したものといえますが、あまりそれを意識しない、期待感の強調のための慣用的な表現とも言えます。
(注意)「Sie nicht in unser Haus gekommen?」は、googleの自動翻訳のコピペで、語順、時制、前置詞、すべて誤りです。gooポイント取得のために回答をばらまいているのだと思いますが、初学者にとっては混乱の元となり、するべきではありません。
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この回答へのお礼

あぁぁぁ!mitkommen!!!
ありがとうございます!丁寧に細かくご説明頂き、とてもスッキリしました。
「doch」「noch」に関してもありがとうございます。

あと、仰る通り説明不足ですみません、主語(相手)は「君たち(ihr・親称複数)」でした。
複数人でレストランで食事をしていて「この後うちに来こない?」と言いたいシチュエーションでした。

※「Sie nicht in unser Haus gekommen?」に関しては、なるほど…。てっきり日本語が分からない外国の方かと思っていました。

お礼日時:2016/10/04 05:06

Sie nicht in unser Haus gekommen?

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