アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

現在は、日本では、無宗教と自任している人が、大半です。
外国から、宗教の面で、日本はどのように見られているのでしょうか?
     仏教の国?、神道の国?、無宗教の国?、その他?

A 回答 (13件中1~10件)

よくある宗教分布図だと日本は仏教国に分類されています。

イメージとしても禅のイメージが強いので、仏教国だと思っている人は多くいます。

もう少し日本を知っている人だと、神道もある仏教と神道の国であることを知っているでしょう。神社があるよね、お寺もあるよね、神社は神道でお寺が仏教だよね、ぐらいのことは知っています。

以上が世界中のほとんどの人の認識です。

日本人と会って宗教の話をしたことがあれば、そういう経験を持つ人の多くが「なぜ日本人は無宗教:no religiousと言うのか分らない」と思っています。
ちなみに日本人は無宗教・無神論をほとんど同じ意味で使いますが、実際には大きく違います。そしてその違いを認識していない日本人は世界で大きく誤解されているのです。

日本において、特定の宗教を信仰するというのは、キリスト教かイスラム教、そうでなければ新興宗教の信者ということがほとんどです。一般的に「私は○○を信じています」とか「○○を信仰しています」という表現はしないからです。

日本はそれでいいのですが、外国ではそれはとても驚きをもって受け止められます。なぜなら「信仰がない」ということは同時に「善悪を判断する基準を持たない」と言っているのと同義だからです。

キリスト教などの一神教にしても、諸外国の宗教(仏教でもヒンズー教でもなんでも)でも「神が決めたことが判断基準であり善悪の基準である」という意識があります。イスラム教徒が豚を食べないのは、宗教的な意味でもあれば道徳の意味でもあるのです。ひげを生やすのですら、イスラムの教えであり宗教的な意味と道徳的な身だしなみの意味の両方があります。というより、イスラム教に書いてあることが道徳的にも正しい、わけです。

ですから、日本人が無宗教です、と答えると「なんでこんなに礼儀正しい日本人が善悪の判断基準を持っていないのか?」と疑問に思ってしまうのです。これを理解できるのは儒教の影響を受けていた、東アジアの人々だけでしょう。

では無神論:atheistといえばいいでしょうか。そういう答え方をする日本人もいますが、実はもっと悪い誤解を与えています。信仰する宗教がない、というのは「少なくとも神の存在を否定しない」ということです。外国人はそのように受け止めます。しかし無神論は「神そのものを否定する」わけですから、人によっては理解不能、考え方によっては「私を産んだ母は居ません(死んだわけではなく、そもそも存在という意味」というようなニュアンスをもって理解されます。ようするに「この人、人間ではないわ」ということです。

外国にも無神論者はいますが、彼らは神を否定する論理をもっています。その論理を疲労することで、自分がどのように神と決別したのかを証明するわけです。ところが日本人はひと言「無神論者です」と言った後に、平気で神社で拍手を打ったりするわけです。

そういうことを知っている外国人は日本人のことがさっぱりわかりません。ですから不思議の国日本といわれる理由はそもそも「みんな信心がほとんどないのに、世界中で一番秩序がある国」という意味なのです。

日本は道徳と宗教(信仰心)は別物なんだよ、と教えてあげると、ようやく6割ぐらい分るようです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
日本に対しては、理解の程度により、見方が違う(変化する)のですね。
まず、一般には、
<日本は仏教国>
と見られるのですね。理解が進むと、
<神道もある仏教と神道の国である>
ことがわかるのですね。そして、
<「なぜ日本人は無宗教:no religiousと言うのか分らない」>
なるのですね。神や宗教について、厳しく身に付けている外国人にとては、
無宗教・無神論は、到底理解できないのですね。彼らは
<善悪を判断する基準>
を神なり宗教から得ているのですが、日本人はそれらとは違うものからですね(私にはうまく表現できませんが)。そして
<不思議の国日本>
と見られることもあるのですね。

お礼日時:2016/10/13 19:52

日本は仏教と神道の国だと言ってよいでしょう。


でも、宗教色は薄れつつありますので、無宗教の人が多いのは事実です。

宗教を文明社会における道徳や行動原理だとすると、日本人にとって宗教とは、「平和主義」と「資本主義」がそれに当たるのではないでしょうか。
戦争反対とか他人に迷惑をかけないといった思想は平和主義、そして資本主義は言うまでもないですよね。平和主義に変化はないですが、近年資本主義はグローバル資本主義に変容しつつあり、平和主義と対立関係になる日がいずれ来るかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<仏教と神道の国>
と、見られているのですね。
日本人にとって、宗教を規範としてとらえると、
<「平和主義」と「資本主義」>
になるのですね。

お礼日時:2016/10/16 08:40

現在は、日本では、無宗教と自任している人が、大半です。



そうでしょうか?確かに多くの日本人は「あなたの宗教は何ですか?」と尋ねられれば、「ありません。無宗教です。」と答えるでしょう。しかし本来の意味の無宗教ではありません。お正月には初詣に行きますし、七五三や合格祈願の天神さんはたまた安産祈願の水天宮と何かの折には詣でます。これは積極的な無信仰者とは違います。欧米のようなキリスト教信者やイスラム教信者またインドやタイなどの仏教徒とは宗教に対する向き合い方の違いです。これを無宗教者と呼べるでしょうか?そして、日曜日には必ず協会に礼拝に行くといったことだけが、正しい宗教との向き合い方だとは私は思わないのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<本来の意味の無宗教ではありません。>
ですね。ただし、答える人は、
<正しい宗教との向き合い方>
ではないと、自己を評価して、(適切ではないが)、無宗教と自認してしまうのですね。

お礼日時:2016/10/15 19:30

欧米から見た回答は出てたので日本に詳しくないアジア人からの視点を。



中国人-中国と同じでしょ。中国から宗教伝わっただし。
インド人-インド発祥の仏教です!
シンガポール人-宗教なんざ個人でバラバラが当然だろ。
インドネシア人-仏教でしょ?俺ら知らない。
ミャンマー人-フリーシンカーは理解できる。でもイスラム大嫌い。
    • good
    • 0

追進です。

明治時代以後の新興宗教には気をつけて下さいね。触らぬ神にたたり無しです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
歴史の試練に耐えていない
<明治時代以後の新興宗教>
には、玉石のうちの石もあるのですね。

お礼日時:2016/10/13 21:26

まず覚えておいてほしいのは、西欧諸国において一般人の日本の認識はほとんどありません。


日本に来た人や関わった人は別ですが、欧米の一般人ではほとんど知らないのです。
ほんの30-40年ほど前までフランスの教科書にはチョンマゲを結っていた日本人が描かれていました。
米国では本土では未だに第二次大戦すら理解していない人がいます。
そもそも第二次大戦というのは欧州つまりナチスとイタリアと米英などの対戦であり日本は入っていません。
日本が起こしたのは大東亜戦争で「極東の紛争」という認識が強いです。
日本を比較的認識しているのはたまたま日本に関りがある人だけ。都市部の一部の国民くらいです。大半は日本という認識も少ないです。

だからたとえ日本を仏教国と言っても少林寺と区別することもできないレベルです。そもそも達磨大師はインドの人で日本ではありませんし禅宗を開いたのは中国です。でも幾人かの僧がいるし、日本では日常生活まで禅を取り入れている(禅の心だと言っているだけ)から、日本=禅=仏教と考えているだけです。もともと中国と日本の違いはあまり理解していないのです。まして神道など知る由もないでしょう。神主の姿を知っていればかなり優秀です。

強いて言えば日本は無宗教ではなく宗教を持てない国という認識になります。これは国としての認識です。
宗教を持てない=誓うべき対象がない=心底から信じることのできない国という事になります。
日本の首相はコロコロ変わるし、それぞれの政治姿勢も安定しない、天皇を崇敬することもせずにいる。
つまり日本国が「誓う」対象がないのですからいつ裏切っても不思議ではないというのが外国の日本に対する考え方です。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<西欧諸国において一般人の日本の認識はほとんどありません。>
したがって、単純に
<日本=禅=仏教>
ぐらいなのですね。そして、
<宗教を持てない=誓うべき対象がない=心底から信じることのできない国と>
見られているのですね。
<つまり日本国が「誓う」対象がない>
になるわけですね。彼らから見ると、わからぬ国なのでしょうね。

お礼日時:2016/10/13 21:23

これはあくまでも主観ですが、日本人の宗教観は、多分にシャーマニズム的な要素が大きいと思います。

ですから、様々な宗教が混在している感じがあるのだと思います。が、これを外国の方にうまく説明するのは難しいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
古来の宗教に著しい
<シャーマニズム的な要素が大きい>く、
<様々な宗教が混在している感じ>
で見られているのですね。

お礼日時:2016/10/13 17:28

日本は、元来、神の国、神教の国です


・・・例えば、有名な神では、天照大御神・・・太陽、光、慈愛、真実、秩序を象徴する神です
そして、その後、インドから中国経由で伝わったのが、仏教です
その仏教も、数多くの宗派に別れています
これは、ブッタが、いくつもの経文を書いたのが原因でしょうね
人間の世界でも、幼稚園の教科書から小学校・・・中学校とだんだん高等化して来ますが
その全ての経文が、いろんな形で、いろんな人を通じて日本に入って来たからです
ですから、日本は神教と仏教が混ざり合った混合宗教の国と言えるでしょうね
キリスト教は本来の日本の宗教とは異なります
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<神教と仏教が混ざり合った混合宗教の国>
と見られているのですね。土着の宗教も、外来の各宗派も面倒見よく残しているからですね。

お礼日時:2016/10/13 17:22

エレメンタル(精霊宗教)シャーマニズム(神霊や祖先の霊などと、シャーマン(=みこ)を仲立ちとして心を通わせる宗教)だと思われていますし、神道とはそういう宗教です。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
例えがうまくないのですが、釈迦やキリストが出現して、精製されたような塩でなく、にがりなどを含んだ塩が、神道でしょうが、日本はそのように見られているのですね。

お礼日時:2016/10/13 17:01

日本人は無宗教と言いながら 平気で神社に初詣に行き クリスマスを祝い 除夜の鐘を聞く。


神棚がある家も多く おみくじやお守りも人気がある。
おまけに結婚式ではわざわざ牧師さんに「アーメン」なんて言ってもらったり 死んで戒名代に100万近く払ったり 墓石を自分で買ったりする。
無宗教と言うより ごった煮のなんでも教 あるいはこれも八百万の神と考えれば 神道になるのかもしれないが 「信じてるの」と聞かれれば「いいや なんとなく」と答える人が多いだろう。

まったく 自分の国ながら 宗教に関しては変な国だ。
「基本好きに信じて 好きにやって良いが 周りに合わせて自分なりに主張を」ってスタンスなんだな。
でも そういう目に見えないが尊いもの ってのには敬虔だ。
お地蔵様が在れば手を合わせ 神社に行っても手を合わせ ペットが死んでも手を合わせる。

祈りが主たる宗教 なのかも。

外国から一般に見れば 仏教かキリスト教かイスラム教がまあ大きな分類だけど 強制力という意味では仏教かもしれない。
費用が高いし 墓も仏式が多いからね。

でも「あの国は信じるということを知らない だから無宗教だ」というイメージも多いし そこは2分するかと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
実態は
<ごった煮のなんでも教>
なのでしょうが、外国人からみたら、
<まあ大きな分類>
では、仏教なのですね。しかし、おそらく日本を親しく知っている外国人には、
<あの国は信じるということを知らない だから無宗教だ」>
ともなるのですね。

お礼日時:2016/10/13 16:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!