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土佐金ですけど転覆病になってしまいどうすればいいですか

A 回答 (2件)

餌のこれからの時期の与え方について書きます。



 どうしても飼育する金魚が可愛くて餌を過剰に与えがちになりますが、反り尾と呼ばれる私が飼育するアワキン、貴方が飼育するトサキン、ここには名前がでていないチョウビ、クジャク尾のロクリンは転覆したり、腸満と呼ばれる私の専門の疾患の患畜になり易い個体です。下記の内容は食育と呼ばれて金魚の種類等で異なり、間違えると個体を殺す要因にもなります。

 餌の与え方ですが春、夏に関しては1日2回程高蛋白質、高脂肪等の浮上するタイプの餌を与え、増体、色揚に重点を置きます。秋、冬に関しては1日2回程低蛋白質、低脂肪等の浮上するタイプの餌を与え、色揚、育成に重点を置きます。沈下するタイプはランチュウ、ハナフサの様な特殊なタイプに与える餌であり、僅かの量を食べれない個体に与える程度にしてください。

 前回私が回答をした青水で飼育されている場合でしたら春、夏、秋にはプランクトンの育成が好ましく、これをキープする事で転覆を防ぐ事はできます。問題は冬であり、プランクトンが育たず死に絶える事がありますので水を管理しないと翌年以降の飼育に影響が出ます。この代表例が私の専門の腸満であり、これは生殖器の癌です。春以降の産卵繁殖を中心に影響が出ますし、管理が悪いとステージ3以上の癌に罹患している事に繋がります。

 塩水浴に関しては必ず水の水量に対して0.5の濃度の塩水で行い、高過ぎると滑りが出て個体の体力を失わせる要因になり、低過ぎると過呼吸になって肺に負担を掛けて呼吸不全を起こす要因になります。本来の塩水浴は応急処置ですので連続では対処ができませんし、安静にする時間を設けて行わないと駄目です。
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どの環境で飼育をしていましたか?飼育の仕方を間違うと反り尾の個体は死にますし、青水でないと育たない個体が多く、ランクが同じ系統でも上級者向けの個体ですからビギナーには向きません。



 私はトサキンではなく、同じ反り尾のアワキンと呼ばれる金魚を飼育しており、オオサカランチュウを掛け合わせた相手がリュウキンならトサキン、オランダシシガシラならばアワキンになります。どちらも内臓が弱いタイプですが、どの様に餌を与えていましたか?デメキン系統のチョウビも含めた個体は沈下する餌を与え、餌を可愛い等で与え過ぎると転覆病以外にも内臓疾患になり、リスクがあります。リュウキン系とのトサキンは内臓に肉が付き易く転覆をしますが、オランダ系統のアワキンは肉瘤に脂肪がいきますので転覆をする事は殆どありません。

 転覆病は脾臓に負担が掛かり鰾(ヒョウと呼び、浮き袋の補助をする)に脂肪が付く症例が多く、これが私の診断した個体に多く見られた症状です。転覆病はダイエットで改善できる疾患ではなく、鰾の筋肉を削ぎ落としますので腎臓、肝臓等の疾患を招き、腸を捻転させる等で転覆をする事もあります。これ等は司法解剖ではありませんが、死亡した個体を解剖しないと判断ができません。

 脂肪肝等の肝臓に関した場合、腎肥大等の腎臓に関した場合は温度を30℃近くまで上げ、脂肪を燃焼させる治療もありますが、これは金魚が暴れる場合もあります。サーモが外れるとヒーターは確実に50℃近くまで上昇し、金魚は煮魚になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました餌を控えたところ元気になってきました塩浴もさせました

お礼日時:2016/11/06 04:54

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