H2Sガスを吹き込み、水浴上で10分加熱したあと、15分放置した理由は何でしょうか？

H2Sガスを吹き込み、水浴上で10分加熱したあと、15分放置した理由は何でしょうか？

No.1 回答者： doc_somday 回答日時： 2016/11/15 21:31

ちょうど五十年前に受験で出ました、この件ではありませんが。

加熱するのは反応を完結させるためですね、すると対流が起きてしまいます、その後遠心に掛けていますが、その前に空冷放置は対流を終了させ、遠心にかけたときの効率（効果）を高めるためだと考えるのが良いでしょう、溶液中に何か浮かんでいたら、遠心する意味が薄くなる、もちろん本来の場所に浮かんでいるなら、遠心に掛けてもそこに残るでしょう。蛇足ですが受験の出題はものすごくイヤラシく絶対誰も思いつかなさそうな件が着いていました、後に院に行ってあれはなんだったんだと言ったら恩師があれは俺が出したんだよ、面白かっただろうと言う。なるほど、無機の出題は有機の教授が、有機の出題は無機の教授がやるのだ。