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すいません、DIYでエアコンを設置しているのですが、真空引きを長時間やる意味があまり良く理解できません。

デジタルメータで測っているので-0.1Mpaまで引けたのは確認していますが、真空引きを15分とか一時間とかやる意味ってあるのでしょうか?

真空引きをした後、一時間放置などの理由は良くわかります。気密試験なのでしょう。長い時間放置して空気漏れなどが無いか調べる・・これは分かります。


しかし-0.1Mpaまでは10秒もあれば引けます。これ以上真空ポンプを作動させる意味ってなんなのでしょうか?誰かがフレア管内の水分を蒸発させるため・・と言っていましたがそれも意味不明です。

フレア管内はすでにポンプの限界圧力(-0.1Mpaから動かない状態)であって内部の気体は一切動いていません。
その状態から水分がどのように蒸発するのでしょうか?フレア管は水分を通しませんし・・。

ポンプを長い間動作させる意味って何かあるのでしょうか・・?

A 回答 (4件)

ANo.1 です。



その真空計では表示できる範囲を引き切ると、それ以上表示できないという意味です。その場合、メーターは動かなくて当然です。更に、上の真空度を表示したければ、様々な真空計があります。

https://www.ulvac-es.co.jp/component-guide/selec …

一般的には 「ピラニ真空計」 等を使って、「0.4~2,700 Pa」 を表示できます。更に高真空では、電離真空計(5×10-8~9.9 Pa)があります。

その真空計のメーターでは表示できないレベルでの真空引きも表示可能です。

"メータに現れないとは、メータで測れないぐらいの微量な分子という意味でしょうか。でも結局それってほとんど意味ないって事じゃないんですか?"
→ それは、エアコンがどれくらいの真空度を要求しているのか、そのポンプがどの程度の真空引きができるかどうか決まります。残留物は少ない方が良いのはお判りだと思います。

"長い時間ポンプを動かしてもメータが動かなければなんにも意味が無いと思うんですよ。これを科学的に反証できますでしょうか・・?"
→ それは簡単です。もっと高い真空度を測定できる真空計を用意して、更に真空度が上昇するのか見れば良いのです。簡易的な真空計は、測ることにできる真空度には限度がありますから、更に高精度の真空計で測定すれば、まだ空気の分子が残っているのが判るでしょう。

勿論、エアコン用の真空ポンプで到達できる真空度には限界がありますので、ある一定に時間以上は引いても時間の無駄にはなりますが、もの 10 秒では引き切ることは不可能でしょう。

真空計は、真空度を配管の中を全て均一化して測定している訳ではありません。測定可能なのは、センサーの周辺だけです。真空度がある程度高くなると、空気の分子は自由運動を始めます。遠方の配管の中までは引き切っていない可能性もあります。そういった、部分まで十分引くために時間をかけるようになっているのではないでしょうか。

余談:
極めて高い真空度の場合、ターボ分子ポンプを使います。これは、開口部にジェット機のエンジンのようなブレードの付いた羽が何枚も連なっていて、それが回転して空気の分子を叩き落して、真空度を上げてゆきます。この場合は、電離真空計を用いて真空度を測定します。

イオンゲージ(熱陰極電離真空計)M-311HG(真空計)
https://anelva.canon/products/component/vacuum/v …

圧力測定範囲:1×10-7~10Pa  ※1×10^-7 と言う真空度です。
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この回答へのお礼

丁寧に説明頂いて納得しました。
もっと良いメータで見れば真空度は上がるのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2022/08/16 22:53

真空引きは、内部の水分や空気を完全に追い出して、冷却能力を最大限高める為にします。



もしきちんと真空引きをせず、水分やホコリなどが残っている状態のままでエアコンを稼働すると、冷媒の循環を妨げてしまうため冷房や暖房が効きづらくなります。また水分がパイプを傷つける恐れもあり、漏電などの故障の原因になることある。
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ANo.1 です。



変換ミスがありました。訂正してお詫びいたします。済みません。

誤 これは、チャンバー内にほぼ期待の分子が数個しかないレベルです。
正 これは、チャンバー内にほぼ気体の分子が数個しかないレベルです。
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真空メーターを見ているだけでは、そうなのでしょう。

これは真空ポンプの性能にもよりますが、半導体装置のチャンバーを真空引きするような真空ポンプなら、モノの数分でほぼ真空にすることができます。これは、チャンバー内にほぼ期待の分子が数個しかないレベルです。

https://www.ebara.co.jp/products/details/EST.html

※半導体装置の場合、メカニカルブースタポンプやターボ分子ポンプとドライポンプを組み合わせて、高真空を作ります。半導体装置は、一般的には必要のない真空度を要求しますので。

恐らくその真空ポンプの能力からしたら、-0.1Mps 程度なのでしょうが、真空度は時間とともに徐々に上がって行きます。それが、真空メーターに表れない部分ですね。勿論、真空引きする限界がありますので、それ以下にはなりませんが、恐らく 15 分や 1 時間引く理由は、少しでも空気の分子を減らす目的ではないでしょうか?

エアコンの配管中に空気の分子が残っていると、それが熱交換効率を下げてしまいますので、極力真空度を高めたいからだと思います。
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この回答へのお礼

>>それが、真空メーターに表れない部分ですね。

すみません意味が分かりません。メータに現れない部分とはなんでしょうか。メータが正確であると仮定して、メータが動いていなければ内部の気体は動いていません。(エアコンの内部が完全密封と仮定して)
つまりポンプの限界値まで真空引きした場合、それ以上分子だろうがなんだろうが外には出ません。もちろん水の分子もです(HとかOとか)

メータに現れないとは、メータで測れないぐらいの微量な分子という意味でしょうか。でも結局それってほとんど意味ないって事じゃないんですか?


真空度を高めるのが有効なのは理解しています。だから少しでもパワーのあるポンプを使ったほうが良いとは思います。しかしすでに持っているポンプのパワーは決まっているのです。10秒もしない内にメータが動かなくなり内部の気体は固定されます。これ以上吸い上げられないからメータが止まるのです。

長い時間ポンプを動かしてもメータが動かなければなんにも意味が無いと思うんですよ。これを科学的に反証できますでしょうか・・?

お礼日時:2022/08/16 21:11

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