シリア難民に対する素朴な疑問

シリア内戦で多くの難民が発生しているのですが、トルコやギリシアで足止めをくらって苦労しているそうです。このニュースを見て素朴に疑問に感じたことがあります。

その１

難民の多くがドイツに行きたいと言っているようですが、メルケル首相も人道の立場から「無制限」の受け入れを表明していますし、事実、去年1年間に１００万人の受け入れをしたと聞いています。

だったら大型ジェットを数機チャーターするとか、客船数隻を手配して、難民の全部をドイツまで一気に運んだら問題が解決するのに、どうしてしないのでしょうか？ それくらいの金ならどこかが出すと思うのですが、一体誰が止めているのでしょうか？

その２

どうして難民たちは、宗教も文化も言葉も違うし、しかも言われなき差別も受けるヨーロッパを目指すのでしょうか？ 苦労するのが分かっているのに。

クエートやUAEなど、金があり余っていて、しかも（宗派の違いはあるにしても）宗教も文化も生活習慣も同じような国が湾岸諸国にいくらでもあるのに、なぜあんなヨーロッパに？

その３

シリアって、ロシアが政府側を、アメリカやEUが反体制派を支援しているのですよね。それで国内で戦争状態になっているわけだと思うのですが、テレビでは政府側を悪役、反体制派を正義として報道しているような印象を受けています。

それはともかく、例えばアサド政権側が今までどおり国を支配すれば戦争は終結するし、今のように命からがらシリアから逃げてくる難民はいなくなるのではないでしょうか？

だって、今までアサド政権下で（強権政治だとしても）戦争もなく普通に暮らしていたわけでしょう？

となると、難民が発生する責任はアサド政権側だけではなく、その半分はアメリカとEUにあるように思うし、彼らが手を引けば解決するように思うのですが、違うでしょうか？

No.11 回答者： w_katuo 回答日時： 2017/01/05 18:10

ベトナムです。

オランダの会社とお付き合いが有ります。
駐在員の子供が通っている学校は７割がイスラムだそうです。
元々は国外逃亡（難民）は裕福な方が先行です。
結構優秀な方が多いそうです。
元々が少数派のアサド政権の強権が祟った訳ですから、
簡単に行きません。