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ホログラム宇宙論は多くの専門家に支持されている仮説でしょうか?

A 回答 (2件)

新説ですしね、数学的にそれが正しくても、現実的にそれが起きているのか(前提条件が違っていたりしないか)っていうところがあります。


そもそもブラックホール表面での話で出てきたものであり、そのような解釈もできるかもねってところは多くの人が認めるかも知れませんが(物理学者の大半がブラックホールの専門家ではないのですw)、それを全宇宙に拡張して云々っていうのは、どうせまた数学遊びか(超ひも理論)って感じではないでしょうか。
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何をもって多くのかを言わないと、答えようはないでしょうね。

加えて、研究テーマや、その学説の指示は、ブームや流行や、権威者の動向に左右されたりするので、それも含めると、質問がすこし曖昧かなと。ただ、それらを含めても、まだ、新しい考えなので、理解も支持も、これから徐々にかもしれません。

今のところ、素粒子を記述するモデルとして、もっとも進んだものは、標準モデルと言われるもので、場の量子論などを駆使し、重力をのぞく3つの力と、すべての素粒子の、立ちふるまいを、正しく説明することが出来るわけです。しかし、

・ 重力が説明できない。
・ 素粒子の種類が、根源というには多すぎる。
・ 相互作用の数値など、多くのパラメータが実験からしかわからず、根源理論から導けない。

などから、この世の仕組みを説明する、究極の理論を追い求めているのが現状です。
ところで、超弦理論って知ってますか?

・ 素粒子を弦の振動と考え
・ 光子が質量を持たないことから、9次元が必要で(次元の数値の要請が基礎理論から導かれるだけ革新的)
・ 重力も説明できる可能性があり、
・ 現実は3次元だとすると、6次元は折りたたまれて隠れている
・ また、他の標準モデルのパラメータが、理論的に計算できる

ってな、常人には理解が難しい話です。ただ、標準モデルの現象を矛盾なく説明出来てきた上に、標準モデルでは、与件として受け入れていた幾つかのことを、理論的に討議出来るようになったのですから、進歩ですね。

ホログラム宇宙論は、重力と素粒子論を考える上で、ブラックホールの限界点での矛盾(ブラックホールに取り込まれると、3次元が、ブラックホールの表面の2次元になり、系の状態が再現できない)を考える中で出てきた話からはじまって、ブラックホールでそうなら、一般的にも成り立つのでは??という考え方です。

一方、超弦理論でも、本当は3次元、でも実際は9次元、重力考えると+α、時間を入れて+1・・・とかやっているうちに、ある次元での物理法則が、別次元のもっとシンプルな法則によって記述され計算される・・・事例が多く出てくるなかで、ある次元は、別次元の投影である・・・との考え方は支持されつつあるのではと思います。

いずれにしても、・・・・論というほど、詳細の理屈や理論体系はまだないと思うので、考え方・・・という方が正しい気がします。
また、超弦理論もふくめ、現代科学では、実験によって検証できないため、仮説を、いくら積み上げても仮説。そんなの物理じゃない・・・という批判も一方ではあります。
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